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コラム

  • オフロードバイクのタイヤ選び!注意点・オススメタイヤについて専門店が徹底解説

    タイヤ選びに迷える人類の皆様、オフロードタイヤ神の寺尾ですこんにちは。今回はオフロードタイヤの選び方を解説させて頂きたいと思います。まずは、タイヤ選びの前に種類を把握しておきましょう。オフロードのタイヤ種類は4つ【モトクロスタイヤ】人工的に造成された、もしくは管理されたモトクロスコース向けの競技用タイヤ【エンデューロタイヤ】自然の地形を活かした特設コース向け・もしくは公道も考慮した競技用タイヤ【トライアルタイヤ】岩や人工的に配置されたヒューム管などを走破するトライアル競技専用タイヤ【トレールタイヤ】オフロード&オンロードの両方のバランスを取った公道走行可能なオールラウンドタイヤこのように、オフロードタイヤはざっくり4種類に分けられます。ここから自分の用途や目的に合わせて選ぶわけですね。でもその前に・・・一つ注意点です。オフロードタイヤは公道使用可能か要確認モトクロスタイヤというのは基本的に公道走行を前提としておらず、競技専用タイヤになっています。同様にエンデューロタイヤ・トライアルタイヤも競技専用のタイヤが多いため、公道で使用するバイクに装着する場合は確認が必要です。中にはIRCのツーリストの様にエンデューロタイヤ・トライアルタイヤであっても公道走行可能なものがあるので、それならば問題ありません。公道走行不可のタイヤはタイヤメーカーのWEBサイトにそのように記載されていますし、現物にも「NOT FOR HIGHWAY SERVICE」または「NOT FOR HIGHWAY USE」とタイヤの側面に書かれているので、それを見て確認することも可能です。オフロードタイヤの寿命は走行距離ではなく摩耗具合次にタイヤ選びで把握しておきたい事柄として、タイヤの寿命があります。タイヤの寿命はもちろん長い方が嬉しいと思いますが、その寿命の判断は通常のオンロードタイヤとは異なります。詳細はコチラの記事で詳しく解説しておりますのでご覧ください。オフロードバイクのタイヤ交換時期の目安から作業工賃まで~専門店の店員が解説~まだまだタイヤ選びで把握すべきことは続きます。次はタイヤサイズの調べ方です。ちょっと難しいですよ~。オフロードバイクのタイヤサイズの調べ方純正のサイズを把握しよう当然ながら、まずは純正のサイズを把握しなければいけません。ネットで検索すればすぐ出てきますし、スイングアームに指定サイズを記載したステッカーが貼り付けされている場合もありますが、わからない場合はパーツリストで調べるのが一番確実です。もしくは、新車であればタイヤの刻印を見れば一目瞭然ですね。ブリヂストンやダンロップのようなタイヤメーカーでは車種から適正サイズを確認出来るようになっています。とても便利に出来ているので是非活用してみて下さい。インチ表示とメトリック表示タイヤのサイズで良くユーザーを悩ませるのがコレで、インチとミリ(メトリック)の表示が混在しているパターン。具体例を挙げると、CRF250Lの前輪タイヤサイズは3.00-21で、3.00というのはインチ表示になります。一方で後輪はと言うと、120/80-18で120というのはミリ表示。(80というのは扁平率80%という意味)・・・ややこしいね!何故このような表記になっているのかはわかりませんが、トレールバイクを中心にインチ表示とメトリック表示が混在している場合がありますので、混乱しないように注意が必要ですね。因みに、前輪に多い3.00-21というサイズは、ミリ換算で76.2mm幅です。つまり、80/100-21のタイヤも履けるということですね。少し乱暴ですが、同じ表記とみなして差し支えありません。そして、後輪に多い4.60-18というサイズは4.60インチをミリ換算すると116.8mm。こちらも120/80-18と同じように扱ってOKということですね。タイヤによっては4.60-18と120/80-18の両方がラインナップされていますが、履き比べてもほぼ違いはわからないレベルだと思います。このように、インチ表示とミリ表示が混在していてややこしいタイヤサイズですが、互換サイズを知っておけばそれほど悩む必要は無いと言えます。タイヤのメーカーや銘柄によっては、ラインナップにミリ表示しか無い場合もありますが、その場合もこの考え方で対応可能です。具体的なタイヤ選びと言うわけで、選ぶサイズが決まったら具体的にタイヤを選んでみましょう。オフロードバイク専門店として当店がオススメするジャンル別オススメタイヤをピックアップしていきます。専門店がおすすめする【モトクロスタイヤ】BRIDGESTONE(ブリヂストン) BATTLECROSS X20[card_p : product_id=15518]ブリヂストンのX20は現在のモトクロスシーンで最も評価の高いタイヤと言ってしまっていいでしょう。他メーカーに比べ若干高い価格帯と、それに見合った若干高い性能を持つ、「大体コレでOK」なタイヤです。X20はメーカーの設定した対応路面はソフトで、砂っぽいコースや水分を含んで緩めのコンディションで最もパフォーマンスを発揮します。・・・が、これがハード路面でもミディアム路面でもシェアが高いのです。これは近年の傾向として、田んぼの様な極端なマディコンディションを除きほとんどの路面をソフト路面用タイヤで対応させる傾向があります。理由としては管理されているコースの場合、晴れであっても散水などで緩くなる場面が多々あることや、レース前に重機で整備してしまえば掘り返されてそれなりにソフト路面になること。タイヤが対応出来る路面のキャパシティ拡大などが挙げられます。上記のことから、モトクロスはもちろんエンデューロでも引き合いの多い傑作タイヤと言えるでしょう。注意点として、競技専用タイヤのため公道走行は出来ませんのでご注意ください。モトクロスタイヤの選び方については以下の動画でも詳しく解説しております。専門店がおすすめする【エンデューロタイヤ】IRC(井上ゴム工業) VE-33S GEKKOTA[card_p : product_id=25965]IRCが贈るエンデューロタイヤのド定番がこちらのVE33S GEKKOTAです。このタイヤは、元々は30年以上前から販売されていたVE33とタイヤがベースになっています。VE33はモトクロスタイヤに比べ柔らかめのコンパウンドと大きめのブロックで、ガレ場のような固い路面から腐葉土のような柔らかい路面までオールラウンドにこなせるタイヤとして人気のタイヤで、それを更に柔らかくアレンジしたのがこのタイヤです。柔らかく・・・と言ってもある程度ハイスピードセクションもこなせるギリギリの剛性を持たせているのでクロスカントリーレースからハードエンデューロまで高い人気とシェアを持っています。一部に特化させず、無難な選択としても間違いの無いタイヤです。こちらも公道走行は不可になっていますのでご注意を。エンデューロタイヤについても動画解説をご用意しておりますので、是非ご覧ください。専門店がおすすめする【トライアルタイヤ】IRC(井上ゴム工業) TR-011 TOURIST[card_p : product_id=6813]正直言ってトライアルタイヤは種類が少なく、かつエンデューロバイクやトレールバイクに対応したものはこのツーリストとSHINKOのSR246くらいしか見当たりません。中でも圧倒的な人気と実績があるのがこちらのツーリスト。(SR246には豊富なサイズが用意されているので、ミニサイズのバイクでは重宝されています。)このタイヤは元々はTY250Zスコティッシュというトライアルトレールバイクの専用タイヤとして用意されたものです。故に公道走行も問題なくこなせます。しかし、20年以上前にバイクは絶版となり、その後細々と販売されていましたが、15年程前からセローやエンデューロマシンでの需要が急増。競技専用のトライアルタイヤに比べ重量のあるバイクに剛性が最適化されているので、競技用のトライアルバイク意外には「これが良い」タイヤと言えます。メーカーもこうした需要はしっかり把握していて、細かな仕様変更を繰り返し今に至ります。路面を掘り返すのではなく掴んでグリップするという性質上、林道を荒らしにくいのも嬉しいところですね。専門店がおすすめする【トレールタイヤ】DUNLOP(ダンロップ)Buroro D605[card_p : product_id=817]ダンロップのトレールタイヤシリーズである「Buroro」の中間に位置するのがこのD605。オフロード寄りのD603・オンロード寄りのD604と合わせて3つのラインナップが用意されており、難しいことを考えずに選べるのがいいですね。中でもD605はTHEスタンダードと言える性能で、多くのトレールバイクの標準タイヤとして採用されてきました。オン/オフのバランスが良いので、林道に行きたいときも高速道路に乗ってツーリングしたいときもあらゆる用途に対応可能です。トレールタイヤに関しては下記の記事と動画でも解説しておりますので参考にしてみて下さい。トレールタイヤの選び方2025 以上、専門店がおすすめする(クドい)オフロードバイクのタイヤ選びでした。今回紹介したタイヤは本当に無難な選択であって、細かなニーズに対しては無数の選択肢があります。お悩みの場合は、是非ダートバイクプラスにお問合せ頂くか、ダートバイクプラス瀬戸店・ダートバイクプラス大阪店・ダートバイクプラス神戸店までご来店下さい。オフロードタイヤでお悩みの方はダートバイクプラスへ!

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  • バイクの塗装について~プロに頼む?DIY?~

    こんにちは!オンラインストア担当Sです。最近は90年代モトクロッサーを買ってキレイにするのがマイブームです。このくらいの年代の車両だと、大抵フレームに錆が浮いていたり、長年の使用で塗装が擦れて剥がれていたりします。トレール車だと塗装されたハブやフォークアウターは色がハゲてきたりしますね。メンテナンスでスイングアームやステムを外してグリスアップしたりするなら、もうひと手間加えてエンジンもおろして、フレームを塗ってしまうのが一番きれいになります!そんな時の選択肢の一つに、専門スタッフによる塗装サービス(パウダーコート)があります。プロの塗装「パウダーコート」とは?塗装といえば、スプレーで液体を吹き付けるもの・・・というのがまず頭に浮かぶと思います。当店で施工する「パウダーコート」は、水や有機溶剤を含まない、粉状の塗料を使用します。粉体塗料を帯電させて、塗料を塗装対象に付着させて塗装をします。厚く、比較的柔軟性のある塗膜のパウダーコートは、その特性からオフロードバイクのフレームやリムのような砂利や飛び石を受けるような部分の塗装に最適です。その塗装工程を簡単にご紹介します!塗装工程1・・・現在の塗装を剥がす。塗装をするには、まず現在の塗装をすべて綺麗に剥がす必要があります。取り外したパーツに剥離剤をかけ塗装を剥がしていきます。大物パーツも施工できるよう、当店では大型の桶を用意しその中で塗装剥がしを行っています。溶剤はかなり強力で危険ですので、こぼすわけにはいきません。こんな感じでじわじわと塗装が剥がれてきます。塗装を剥離剤で剥がし終えたあとは中性洗剤で洗浄、その後、水分と油分を飛ばすため、釜で190℃程度で「空焼き」をします。この工程をしっかりとすることで、塗装後のトラブルを未然に防ぎます。塗装工程2・・・塗装前処理サンドブラスト施工サンドブラストを使い、錆の除去、足付け作業をしていきます。その名の通り細かな砂を吹き付けることで、錆を落とし、塗料の密着をよくするための足付けが素早く可能です。バイクのフレームがすっぽりと入る機材を導入。殆どのバイクのフレームが施工可能です。オフロードバイクのフレームはもちろん、Z1のような旧車から、最新のオンロードバイクまで対応可能です。マスキング処理ステムレースの入る部分や、ネジ穴はマスキング。塗装がのらないように全て処理をします。マスキングの丁寧さで仕上がりに差が出ます。部品同士のはめ合い寸法が厳しい所もマスキングし、組立時に問題が出ないように注意を払います。塗装工程3・・・パウダーコーティング専用のエアガンに粉状の塗料を充填し、帯電させた塗料を塗布していきます。塗布といっても液体ではないので、じっさいには「まぶす」「振りかける」ような作業になります。溶剤塗装とは全く違う感覚です。奥まったところにもしっかりと塗料をのせていきます。全体の塗装が終わりました。パウダーコートは液体ではないので垂れません。一度の塗装で厚く塗る事ができ、施工が早く、耐久性のある(厚い)塗装が可能です。この状態では塗装対象に粉がのっているだけで、触ると簡単に塗装がとれてしまいます。塗装に触れないよう慎重に窯に入れ、180℃の温度で焼付します。パウダーコートは、焼き付けをすることで粉状の塗料が液体になり、常温まで冷却されると硬化するのです。完成!焼付の終わったフレームがこちら。新車のようなツヤツヤ・ツルツルのキレイな塗装に生まれ変わりました!常温まで冷却後、マスキングをはがして作業完了です!フレームはもちろん、ヘッドライトガードやスプリング、ホイールも塗装可能です。鉄・アルミ・ステンレス製パーツであれば施工可能で、フレーム・スプリングは特におススメ。こんなふうに綺麗になったら、気分はウキウキですね~~~!長年の雨風でヤレた塗装をリフレッシュ!という需要が多いですが、新車をそのまま「自分色にしたい!」とご依頼頂く事も。いろんなパーツに施工できますので、ぜひ施工例や価格表をご一読下さい!施工例はこちらhttps://dbp-store.jp/category/%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%93%e3%82%b9/%e3%83%91%e3%82%a6%e3%83%80%e3%83%bc%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0/価格表はこちらにございます。https://www.dirtbikeplus.jp/user_data/service_powdercoatingスプリングは一本¥5500から、フレームは¥44000からです!ご依頼・ご相談お待ちしております!

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  • 冬のオフロードライドに最適なグローブを検証する

    冬のぼやき冬です・・・寒いです・・・。でも、オフロードで走り出せば暑くなるんです。暑くなるまでは辛いというのがオフロードライダー共通のお悩みだと思います。以前のコラムでハンドルカバーのお話をしましたが、本格的なオフロードライドでは流石にハンドルカバーは厳しいですからね。グローブ単体での対処が必要です。とは言え、一般的な冬用のモコモコしたグローブでは操作性に難があるのでオフロードでは実用的ではありません。動きやすさを極力スポイルせず、それなりの暖かさを持ったグローブが望ましいと言えます。当店で販売しているオフロードに使えそうなグローブを5つ集めて比較してみました。と、言うわけで今回のお題です。各メーカー、各モデルそれぞれに特徴があるので、写真を交えて細かく解説していこうと思います。5つのグローブを暖かさと操作性から比較FOXディフェンドサーモ オフロードグローブ スティールグレー[card_p : product_id=35146]比較的手のひらは薄手になっており、甲の部分が保温性の高いウレタンフォームを使用しており厚手になっています。裏地には起毛生地を採用し寒さから手を守ります。手首は長めになっているので、袖口からの風をシャットアウトしてくれます。ALPINESTARS/サーモシールダー グローブ ブラック[card_p : product_id=33307]快適性、保護性、軽量性を追求したモトクロス/オフロード用ウインターグローブで保温性に優れるフルネオプレーン製になっております。掌に耐久力の高い合成スエード生地を使用。さらに摩耗の激しい箇所には2レイヤー処理されております。ショートカフデザインによる優れたフィット感が感じられます!DFG/ウィンターライド グローブ [card_p : product_id=36230]寒くても操作性を諦めない、あったかMXグローブ!ウィンターシーズンのオフロードライディングに必須のアイテム!MXグローブとして必要な操作性を損なわずに、体温を逃さず、手を冷えから守る。走り始めの体が温まっていないウォーミングアップ時や小雨、雪が降るシチュエーションなど、厳冬期の様々なライディングシーンをサポート。DFGはユースサイズのラインナップもあります![card_p : product_id=35045]どの要素を優先すべきか動きやすさ・暖かさ・プロテクションと、全ての要素が完璧だったら理想なのですが、現実はそうもいかないので、自分の優先すべき要素を決めて選んで頂くのがよいのではないかと思います。オフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!

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  • 冬のライドに必須な手を寒さから手を守る三種の神器

    三種の神器とはこんにちは。ハンドガード神の寺尾です。これを書いているのは11月下旬頃ですが、すっかり寒くなってきましたね。皆さんは防寒対策三種の神器というものをご存じでしょうか。それはハンドガードハンドルカバーグリップヒーターこの3つです。どれか欠けても成立はするのですが、三種の神器と言った方が雰囲気出るので3つセットとして扱います。そしてこの三種の神器を揃えることによって、冬のツーリングや通勤通学はとても快適になるのです・・・順を追って解説しましょう。ハンドガードまずはこれでしょう。オフロードバイク定番の装備ですが、オンロード用も無くは無いので可能な限り付けた方が良いですね。これで風防効果が得られるので秋や春の夜だったらこれだけでもOKでしょう。風を当てないっていうのはとても大切です。おススメなのはクローズドタイプと呼ばれるハンドルをグルっと囲うタイプ。大型のシールドが取付可能なのと、後述しますがハンドルカバーの骨格となるのでカバーの保持力が大幅にアップします。ZETAアーマーハンドガードやアドベンチャーアーマーハンドガードが取付しやすく使い勝手が良いですね。[card_p : product_id=3355][card_p : product_id=27840]ハンドルカバーハンドルカバーと言えばスクーターなどの実用車に着いているイメージがありますが、見た目で侮ってはいけません.防風防寒効果は絶大です。なにせ熱が外へ逃げないので効果がダンチなのです。ただし、ボクシンググローブ型などはスイッチ操作をカバー越しにするものが多く、固定も甘いので操作性がイマイチ。手の出し入れもしにくいのでこの手のタイプはあまりおススメしておりません。ラフ&ロード HOTハンドウォーマーはオフロードバイクのハンドガードにバッチリ対応しているので相性抜群です。またカラーも豊富なのでバイクにあった色を選べます![card_p : product_id=5554]グリップヒーター上記二つは寒さを防ぐというものなので、気温や速度によってはどうしても徐々に手が冷たくなっていくものですがグリップヒーターは熱源なのでしっかりと手を温めてくれます。感覚としては缶コーヒーを握っているよう。しかし、この熱源も単体では外気に熱を奪われてしまうので、熱を逃さないためにハンドルカバーとの組み合わせるとベター。構造的にコタツと同じ状態になるので、快適そのものです。顔が寒くても、足が寒くてもお手手だけはコタツの中(天国)です。最近はこのようなスイッチ一体型が普及しており、配線のシンプルさや故障率の低さ、省スペース化に優れているので人気が高い傾向にあります。デイトナのHOT GRIP ヘビーデューティー ビルトイン4Snは配線も簡単で故障率も低く、価格も比較的リーズナブルなので今期大人気のモデルになっています。[card_p : product_id=31776][card_p : product_id=14223][card_p : product_id=28733]組み合わせで進化を発揮これら三種の神器を組み合わせることにより、熱源(グリップヒーター)で手を温め、ハンドルカバーで熱を逃さず閉じ込め、更にハンドガードでハンドルカバーを風圧から保護ししっかり固定するという最強の組み合わせが完成します。骨があると超快適前述でお話しましたが、ハンドガードの上からハンドルカバーを重ねるのってとても調子が良いんですよ。高速道路などではハンドルカバーって強い風圧を受けるので、カバーが後方に押されてレバーを圧迫します。流石にブレーキが掛かるほどの力は掛かりませんが、カバーが押し込まれると手元が狭くなって操作の邪魔になってしまうのです。しかし、ハンドガードがあれば風圧に負けず、手元の空間を常に確保してくれるんですね。これがハンドガードを神器の一つとしてカウントしている理由です。結論三種の神器があれば寒さに負けず、グローブも薄手のものでOKなので操作性も良いですし(モコモコのグローブってしんどいでしょ)手の出し入れもしやすいのでストレスフリー。これで冬の対策はバッチリです。暖かくなったらハンドルカバーだけ外せばOK。ハンドガードの取り付けや選び方に関してははコラムの記事と動画を参考にしてみて下さい。コラム記事

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  • 綺麗に仕上げるバイク洗車に必要な道具とやり方を解説!

    「洗車は整備のひとつ!」と言うバイク屋さんもあるほど、洗車は重要です。バイク洗車のメリット「定期的に自分のバイクをくまなく見る事で、異変(故障や破損など)に気付く事が出来る」泥でコーティングされていてはパーツの状態は分かりませんし、目視しないと気付かない故障はたくさんあります。これがマメに洗車する事のメリットです。バイク洗車のデメリットまた、洗車の方法を間違えれば、バイクを壊してしまうこともあります。高圧洗浄機は強力なので洗う時には気を付けましょう。バイクを洗車する際の注意点・磨く際の注意点バイクを磨く際には磨き傷をつけないように部位ごとに道具をしっかり使い分けましょう。・水をかける際の注意点水をかける際は上から下方向・前から後ろ方向に洗いましょう。またオフロード車などはエアクリーナーの通気口などがあるためエアクリーナー部に水が侵入しないように気を付けましょう。後ろから前にかけるときはマフラーの中にも水を入れないように注意しましょう。・高圧洗車機を使う際の注意点高圧洗車機はよく落ちるため便利ですが逆に壊してしまったり傷つけてしまう場合があるので高圧洗浄機で洗う時には気を付けましょう。特に電装部やラジエターなどは特に注意しましょう。洗車に必要な道具と、その方法についてご説明します。必要な道具とは・・・?バイクの洗車の場合、まず泥を落とし(洗車)、そのあとキレイにする(仕上げ)の2つの工程でバイクを綺麗にするのですが、それぞれの工程で必要な道具を紹介します。洗車道具はこれを揃えよう(洗車編)まず洗車道具が無ければはじまりません。水道、洗剤、ブラシ。最低限この3つが必要になります。まず洗剤を用意しましょう・・・Flat-LAB BIKE WASH 1L スプレーガンボトル[card_p : product_id=32412]洗車用洗剤はかなり多くの種類がありますが、とりあえずのおススメがこちら。オフロード走行での泥汚れに特化した強力洗浄剤。泥汚れに特化した成分を配合し、オフロードライダーの高い要求をクリアした強力洗浄剤泥、オイル、グリス、金属粉等の頑固な汚れを分解しパワフルに落とします。他にもTK1、ダートスコート、muc-offなどいろいろありますので、自分の好みにあうものを探してみて下さい。Flat-LAB BIKE WASH 4L詰め替え用[card_p : product_id=32413]詰め替えのご用意もあります!原液を薄めて使うタイプのものは、コストパフォーマンスに優れます。泥落としにはコレ・・・モトスペード[card_p : product_id=19060]固まって落としにくい泥を綺麗に落とすには、こういったヘラのついた道具が必要です。オフロードバイク・ツールといえばの「MOTION PRO(モーションプロ)」から、丁度よい商品が出ているので、一つ持っておくと重宝します。しゃもじ等でも代用が可能ですが、スポークの間の狭いところや、フェンダー裏などから泥をかきだしやすいのは「モトスペード」で、さすが専用品だなーと感心します。なんとなくカッコイイのもいい所の一つです。空冷のフィンにちょうどいいモヒカンブラシ[card_p : product_id=30643]ブラシは大・中・小があると使いやすいですが、こちらは(中)です。大きいブラシでは空冷エンジンのフィンを掃除しにくいですが、このブラシは丁度良いサイズ。フィンの間に入りやすく、泥をかき落とせます。洗車のクオリティをあげるならメンテナンスブラシセット[card_p : product_id=30642]大・中・小のうちの(小)サイズのブラシです。このサイズのブラシは細かいところを洗いやすく、ボルト周りを洗うのにおススメです。大雑把に洗ったあと、洗剤をつけてボルトをゴシゴシ・・・目に付くボルトを全て仕上げてみて下さい。かな~り、バイクの印象が変わるはずです。バイクを傷めないためにサイレンサープラグ[card_p : product_id=657]サイレンサーの中に水が入らないようにするためのフタです。養生テープなどでも代用できますが、都度用意するのは面倒だったり、張り付かなかったり、洗車中に剥がれることも。専用品があれば安心です。洗車道具はこれを揃えよう(仕上げ編)仕上げの拭き上げに・・・マイクロファイバークロス[card_p : product_id=29071]バイクを乾かしたあとの仕上げに最適なクロス。仕上げ材(カークリームなど)を使って、外装を荒ぶきをするのにちょうどいいキメの細かさ。ツヤ出しにはこれ・・・マキシマ SC1[card_p : product_id=19316]つやのあるフェンダーを、さらにツヤツヤにしたい・・。そんなときにはSC1。スプレーして吹き上げるだけで、プラスチックパーツのツヤが増します。黒いプラスチックパーツにスプレーすると、一層「黒感」が出、引き締まった外観に。フェンダー裏に塗布すれば泥が付きにくくなる効果も。若干甘い匂いがします。コスパ最強!ユニコン カークリーム[card_p : product_id=131]界面活性剤により汚れを浮かし、車のワックスなどでも使われる天然カルナバロウの効果でほどよいツヤのある美しい仕上がりに。大容量の400mlがお得でおススメです。(車にも使えますので、多くても困らないはず!)使用法ですが、布に適量をつけ、綺麗にしたい所(外装など)に伸ばし、汚れの有る所は軽くこすって汚れを落とし、最後にからぶきする、という流れです。ツヤ出しだけではなく、汚れ取りにも使えるのでかな~~~~り便利です。パーツクリーナー・レグラス[card_p : product_id=16196]プラスチック・ゴム部品にも使用可能な速乾性ブレーキ&パーツクリーナー。オイルやグリスなど洗剤では落ちにくい部分にパーツクリーナーを使って汚れを落とします。チェーンオイル・Flat-LABチェーンクリーナー[card_p : product_id=34548]汚れたチェーンルブをしっかり落とす、チェーン専用クリーナー。洗浄剤と防錆剤を配合し、汚れを落としながらも保護効果が得られる。ゴムや塗装面を傷めないのでシールチェーンにも使用可能。Flat-lab.チェーンルブとの併用がおすすめ。・Flat-LABチェーンルブ[card_p : product_id=34549]優れた潤滑性能を持つフッ素樹脂配合の化学合成チェーンルブ。浸透しやすく、飛び散りにくい半透明のグリースタイプ。ゴムを傷めないのでシールチェーンにも使用可能。防錆性、耐水性に優れ、チェーンを長持ちさせる。洗車後や走行前にしっかり塗布しましょう。具体的な洗車と仕上げの方法について道具が揃ったところで、具体的な洗車の方法についての説明に入りたいと思いますが、洗車をする前に、重要な注意事項があります。 バイクには水に弱い箇所があるので洗車時は注意が必要です。バイクは屋外を走るためのものですから、雨の中で走行しても問題無いように作られています。ですが、水が入ると問題のある場所は存在します。養生テープを用意し、洗車前にキーシリンダー、マフラー、エアクリーナーボックスの穴などを塞いでおきましょう。特にレーサーですが、シートのスキマに水が入るとエアクリーナーボックスが水浸しになることも。 マフラーは専用の「サイレンサープラグ」を使うのがツウです!↑サイレンサープラグ。アフターマーケットのサイレンサーや、レーサーのサイレンサーでは中にグラスウールという消音材が入っていますが、水が入ると消音効果が落ちることも。 ↑キーシリンダー。洗剤が入ったり、中がさびたりすると・・・キーの抜き差しが困難になることも。↑ジェネレーターカバーの配線部。車種によってはここから内部に水が浸入し、トラブルになることも。こういった場所には強い水圧で水をかけないのがベターです。家庭での洗車の方法その1・・・水をかけて大まかに汚れを落とす。濡らしたくない場所を塞いだら、バイクに水をかけていきます。 泥がこびりついている所はあるていど水圧を強くして泥を飛ばすと良いですが、その場所が水圧に耐える場所かどうかを気にしながら調整してください。たとえば、スイッチボックス周りやマフラーのジョイント周り。水が入ると問題がある場所は、少し濡らしたあと、ブラシなどで泥を落としましょう。 その2・・・洗剤を使って洗う。水だけですべての汚れが落ちればいいのですが、なかなかそうも行きません。バイクの汚れには「マキシマ バイオウォッシュ」などの洗剤を使用する事が一番です。 洗剤によっても使用方法が異なりますが、マキシマ バイオウォッシュの場合は、車両を濡らしたあと汚れにたいして洗剤を吹き付け、1~3分程度待った後に洗い流してください。(汚れの強さによってはブラシやタオルを使って汚れを落としてください)このとき、洗うのは高い場所にあるパーツから行ってください。低い場所から洗ってしまうと、高い場所を洗った際の泥などがせっかく洗った場所についてしまいます。 一通り洗車が終わったら、必ずウェスなどを使って車両についた水分をとってください。金属表面に水滴があれば、錆の原因になってしまいます。 洗車後の仕上げについて綺麗に洗ったバイクですが、さらに綺麗になると気分がいい!おススメの仕上げ剤は、「マキシマ SC-1」「ユニコン カークリーム」の2つ。フェンダーやサイドパネルなどは、「マキシマ SC-1」がおすすめ。シリコンが含まれるので、ツヤが出るだけでなく泥の付着を防ぐ効果も。※シートやグリップなど、滑ってはいけない場所には使用しないでください。「ユニコン カークリーム」は、安くて大容量がいい所。コストパフォーマンス抜群です。汚れ落としの効果もあるので、そんなに汚れていないバイクであれば、水をかけずにカークリームのみでメンテナンスを終える事も可能です。 SC-1の使い方振る塗って30秒程度放置拭き上げる ユニコン カークリームの使い方振る汚れた場所を適量をつけた布で拭き上げる。綺麗にしたい所に適量をつけて拭き上げる。 これであなたのバイクもピカピカに!今回ご紹介した道具以外にも、便利な商品を多数取り揃えておりますので、「もっときれいにしたい」「もっと楽に洗車したい」そんなときはオンラインストアをのぞいてみて下さい!オフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!

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  • 【ヨツバモト】電動バイクWOOF(ウーフ)デビュー!どんな商品?どこで遊ぶ?

    電動バイクWOOF(ウーフ)!どんな商品?どうやって遊ぶ?ヨツバモトってなに?~はじまり~ヨツバモト 「ミャウ」”3歳からのれる電動バイク”として、2018年に「ヨツバモト ミャウ」が発売されました。電動バイクなので、まだ自転車がこげない子供も、エンジンバイクの音が怖い子供も乗れる。他にも、「チェーンやスプロケットが無く、巻き込み時の危険性が低い」「転倒センサーで、転倒時にはモーターが停止」「軽量で怪我をしにくい」「スピードが遅く、安全」など、入門に最適な性能を備えています。日本最大のクロスカントリーレース「JNCC」では、ヨツバモト「ミャウ」の専用クラスが設けられるなど、「電動バイクあそび」は今広がりを見せています。WOOF(ウーフ)の特徴は?ミャウからのステップアップに最適!各部がグレードアップヨツバモト WOOF(ウーフ)は、対象年齢を7歳~(20インチは9歳から~)とし、より本格的なライディングに対応できるようになりました。よりパワフルなモーターを搭載。ミャウの出力250W・最大20km/hに比べ、WOOFは750W・最大40km/hにパワーアップ。パワフルになったことで、モトクロス的なコースでのライディングが楽しめるようになりました。軽量なアルミフレームで、子供にも扱いやすい。7歳の子供とほぼ同じ、車体重量24.5kg。エンジンつきバイクと比べても10kg以上軽量です。転びそうになっても子供の力でなんとかできる事で、遊びたい心の後押しをします。モトクロス←→トライアルポジションに変更可能。チェーンとスプロケットが存在しないことで実現した新機構、「可変ディメンション」。スイングアーム・フットペグの取付位置を変更し、シートを着脱することで、「モトクロスモード」から「トライアルモード」への変更が可能です。コースでの走行にはモトクロスモード。ホイールベースが長く、キャスターが寝たディメンションは、ハイスピードでの走行に適しています。自宅のお庭ではトライアルモード。ホイールベースが短く、キャスターが起きたディメンションは、フロントアップして遊んだり、低速での小回りに適しています。一台でいろんな遊び方が出来て面白いですね。他にも・・・・・ミャウには無かった前後サスペンションで、より「バイク的」な乗り味をゲット。・パワー調整ダイヤルで、初心者にも配慮。・晴れモード・雨モードの2種類のトラクションモードを搭載・専用設計スロットルで、子供の小さな手にフィット。大人も乗れる?今後のオプション開発に期待!開発中の2021年には、開発担当の伊藤氏が、三重県のいなべスポーツランドをライディングするシーンがありました。「大人も乗れるのか?」の声もあってか、今後の大人向けオプションの開発も検討中だとか。プロモーションムービー内でも、FMXライダーのGONTAくんが走行するシーンがありますね。※製品は子供向けとなります。想定範囲外の使用となりますので、製品保証の対象外です。どこで乗れるの?ヨツバモト オフィシャルサイトにパークリストが掲載されていますので、近くのパークを探してみましょう!https://www.yotsubakids.jp/parklist必要なものは?万が一の怪我をを防ぐために、必ず装備したいのが、ヘルメット・グローブ・プロテクター・ブーツなどの安全装備。また、年齢・体格にあったサイズのものを使用することが、操作のしやすさ=楽しさに直結します。子供の成長にあわせて、ちょうどよいサイズのものを選びましょう。小さいこどもは「ヨツバキッズ」ブランドのものがおススメです。[card_p : product_id=34274][card_p : product_id=20013][card_p : product_id=34612]体の大きな子供や、本格的なアクションをする場合は、モトクロス用のものを選択するのがおススメです。遊びのレベルに応じて、装備はグレードアップしてください。[card_p : product_id=25804][card_p : product_id=34611]イベントに出てみよう!ヨツバモトは、JNCCのヨツバモトクラスでレースがあるほか、各地でイベントが開催中。購入後は、ぜひヨツバモト公式アカウントhttps://twitter.com/yotsubamotoをチェックしてみてください!通信販売はこちら[card_p : product_id=33749]推奨年齢:7歳~[card_p : product_id=33750]推奨年齢:9歳~

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  • オフロードバイクのタイヤ交換時期の目安から作業工賃まで~専門店の店員が解説~

    オフロードバイクのタイヤ交換時期はいつなのかオフロードバイクのタイヤ交換の目安ってわかりにくいというお声をよく耳にします。オンロードタイヤは溝が無くなったらとかスリップサインが出たらという表現を良くされますが、オフロードタイヤに関しては溝がありません・・・では、オフロードタイヤは何をもって交換時期とするのか?そうした疑問にお答えしましょう~タイヤの種類によって交換の時期や目安は違う公道走行を前提とした、トレールバイクのタイヤ=トレールタイヤとサーキット走行を前提としたモトクロッサーやエンデューロマシンの履くモトクロスタイヤやエンデューロタイヤでは交換時期の目安は大きく異なります。トレールタイヤの場合トレールタイヤのブロックは比較的高さが低めなので、ブロックが摩耗によって低くなり、ベースのタイヤが接地してしまう一歩前、が一つの目安です。具体例を挙げるとこんな感じです↓中心部のブロックがほぼなくなり、ベースのタイヤと一体化してしまうギリギリの状態。ここまで減ってきたら交換しましょう。こちらは交換時期を少し超えてしまった状態。これ以上走行するのは危険なので、早急な交換が必要です。モトクロスタイヤ/エンデューロタイヤの場合モトクロスタイヤやエンデューロタイヤの場合、ブロック高が高いためベースのタイヤと一体化するまで使用することはまずありません。また、競技用タイヤという特性上、角が丸くなっただけで交換とする方からブロック高が半分以下になるまで使用する方までさまざまです。ただ、基本的に角の鋭さやブロックの高さは路面を捉える(掘る力)に直結するため、性能を高くキープしたいなら早め早めの交換が望ましいでしょう。バイクのタイヤの寿命は3~5年タイヤの交換時期を判断する指標は摩耗度合いのほかに、使用してからの年数があります。一般的に、各メーカーや販売店で冷暗所で保管されているタイヤは製造後、3年程度は品質上の問題はないとされていますが、既に装着しているタイヤの場合はどうでしょうか。保管状況は家庭事情や使用頻度で大きく異なると思われますが、長く見ても3~5年程度が限度です。タイヤはゴム製品故に紫外線を受けることで劣化しますしあまり乗らない車両の場合、空気圧が低下した状態で放置されていると接地面に合わせてタイヤが変形してしまうことも。そして、5年以上も経過すると、ほとんどのタイヤでひび割れが発生します。ひび割れたタイヤは硬化して柔軟性を失っており、本来の性能は発揮できないばかりかブロックの破断やスリップにより事故の原因となることも。と言うわけで、販売店でタイヤを購入する際に製造日を細かく気にする必要はありませんが装着後3年以上経過しているような場合は、摩耗が少なくても交換してしまった方が安心です。走行距離はタイヤ交換の目安になる?なりません。排気量の差や走り方、で同じ走行距離でもタイヤの寿命は大きく変わるからです。目視でブロックの摩耗具合を判断するのが一番ですね。強いて言うならば、トレールタイヤの場合純正装着パターンのようなタイヤは、3000~5000km程度で限界を迎えます。オンロード寄りのパターンを持ったタイヤで10,000km前後は持つ傾向にあります。尖ったブロックパターンのタイヤはどうしても接地面が少なく、ブロック一つ辺りの負荷が大きいため減りは早い傾向にあります。逆に、オンロード寄りのパターンのタイヤは広い面で接地するため、長寿命となります専門店でのバイクのタイヤ交換の値段と所要時間オートバイ用品店の場合、オフロードバイクのタイヤ交換工賃の相場は平均5,000円ほど。ビードストッパーなどのオプションが絡む場合は若干追加費用が掛かることが多いようです。作業時間はバイクによって変動するものの、60分~100分程度でしょうか。[card_p : product_id=668]注意点として、ビードストッパーやチューブリスが装着されていると、専門店以外では作業を断られる場合もありますので、事前の確認をオススメします。習得すれば工賃不要!自分でタイヤ交換するなら必要な工具タイヤレバー(3本あると便利)エアバルブコアドライバー(虫回し)12~14mmのメガネレンチorコンビネーションレンチ(ビードストッパー・バルブナット用)ビードホルダー※ホイールの着脱に必要な工具は車種により異なるので省略しています。[card_p : product_id=719]タイヤレバーはタイヤをめくる道具として定番・かつ必須ですね。1本でも2本でも作業は可能ですが、3本あると効率が良いです。[card_p : product_id=722]虫回しとも呼ばれるエアバルブコアドライバーも必要です。チューブ内の空気を抜く際に使用します。 [card_p : product_id=1849] メガネレンチorコンビネーションレンチも大切です。バルブを固定しているナットは12mmが基本ですが、ビードストッパーのナットは13mmや14mmのパターンもあるので要確認ですね。[card_p : product_id=21216]なくても作業は出来るけど、あったらいいなと言うのがビードホルダー。タイヤをめくった箇所を名前の通りホールドしてくれるので、作業効率がとても良くなります。道具を揃えたら実際にやってみよう実際の作業工程はこちらの動画で解説しておりますので、是非参考にしてみて下さい。古タイヤを外す編と新しいタイヤの装着編の2本立てとなっております。結論とまとめオフロードバイクのタイヤ交換は慣れてしまえば簡単で、一度習得してしまえば以後の工賃の節約になりますし、林道でパンクした際の対処もしやすくなります。もちろん、自分でやるのはちょっと・・・という場合は当店にお任せ下さい。オフロードバイクのタイヤ交換工賃は前後交換で5,000円(税込み)となっております。自分でやってみたいけど細かいテクニックが知りたいなぁという場合も是非ダートバイクプラスまでご相談ください。タイヤ選びから作業のコツまでサポートさせて頂きます。

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  • ZETAハンドガードの種類と選び方 クローズドタイプ編

    ZETAのハンドガードと言えば、国内シェアNo.1で取り付け事例もとても多いのですが、 はてさて自分のバイクにはどれが付くんだい?とお困りのお声も沢山あると伺っております。  そんなお声にお応えして、今回はZETAハンドガードの選び方と特徴の解説を致しましょう~。 多分アクセス数の伸びる記事だと思います。(邪心) まず、オフロードバイクのハンドガードには大きく二つの種類があります。   オープンタイプ  一つはオープンタイプと呼ばれる、主に純正ハンドガードとして採用されていたり、 モトクロスで使用されるタイプ。 その名前の通り、グリップ周りが解放されているからオープンタイプってこと。  特徴と言えば装着が簡単であることと、 ほとんどのパーツがプラスチック製なので軽量であることですね。 一方で、レバーを破損から守ったりするような強度は持っていないので注意が必要です。[card_p : product_id=24993]クローズドタイプ 次に、今回取り上げるクローズドタイプのハンドガードがこちら。 名前の通りグリップ周りを囲う形になっているので、クローズドタイプと呼ばれます。 素材はアルミ製からプラスチック製までさまざまですが、 その構造上オープンタイプよりは重くなってしまいます。 その分強度があるので、転倒したり、激しく木にぶつかったりしても手やレバーをしっかりと守ってくれます。  そして、このクローズドタイプのハンドガードは種類が多く、 オプションパーツとの組みわせによって使い方や取り付け条件もさまざま。 故に非常に奥深く、選び方が難しくなってしまいがち・・・ そんなわけで、こうした疑問やお悩みをここからの本題で解決します! [card_p : product_id=3355]  ZETA クローズドタイプハンドガードの種類ZETAのクローズドタイプハンドガードには大きく3つのラインナップがあります。アーマーハンドガードシリーズ     1:アーマーハンドガードべンド  ZETAハンドガードシリーズの始祖となる商品がこちら。 一番基本的なモデルになっています。  対象車種は125~450ccクラスのフルサイズオフロードバイク全般。 強固なアルミのガード本体と、3つのパーツで構成される3ピースクランプのセットです。  汎用性が高く、比較的取り付けが簡単ということもあって爆発的にヒットした商品です。  一番普通のハンドガードがこれ、という認識でOKです。 特殊な取り付け条件の無いオフロードバイクならこれを選べば間違いありません。 名前のベンドと言うのは曲がっているという意味で、 手元のガードを下方に曲げることでアクセル操作の邪魔にならないように・ そして転倒時に手首がハンドガードに巻き込まれたりせず抜けやすいようにという配慮です。  3ピースクランプにはノーマル径のハンドルに対応する22.2mm仕様と 大径ハンドルに対応する28.6mm仕様の2つがラインナップされています。 [card_p : product_id=3355]   2:アーマーハンドガードストレート  上記のベンドと異なり、手元まで真っすぐな形状になっているのがこちら。 ストレートであるメリットは、側方部からの衝撃に強いということ。 木と木の間をぬって走る=ウッズセクションを走るような状況や、ライバルとの接触時にも 手の真横までガードしているのでお手手を負傷しにくくなっています。 その他の使用はベンドと同様ですね。 [card_p : product_id=3354]   3:アーマーハンドガードU-クランプ  通常のアーマーハンドガードの3ピースクランプを強度で勝るU-クランプ(28.6mm)に変更したタイプ。U-クランプは取り付けの自由度では3ピースクランプに劣りますが、 固定強度は圧倒的にこちらが上。  U-クランプは主にKTMやハスクバーナに相性が良いので 販売もKTM・ハスクバーナオーナーの方に多くご購入頂いている傾向です。 [card_p : product_id=19356]   プロ アーマーハンドガード  プロということで、サイド部にプラスチックバンパーを装着してバーエンドアンカーの固定強度を向上させたのがこちら。 クランプパーツは入っておらず、別途用意する必要があります。 つまり、これ単体の商品ではハンドガードとして成立しないのでご注意下さい。  バーエンドアダプターは凸と凹を嵌め合う形で固定しているため、通常のタイプよりもズレに強い構造になっています。 ただし、このバーエンドアダプターはアルミハンドル専用になっているため、アルミに比べ内径が広い鉄ハンドルにはスカスカで取り付け出来ません。  このハンドガードは後述するサイドマウントやU-クランプとの組みわせで進化を発揮します。 [card_p : product_id=15528] アーマーハンドガードオプションパーツ ここからはアーマーハンドガードの取り付け自由度を上げたり、固定強度をアップさせるオプションパーツの紹介です。 特に前述の通り、プロアーマーハンドガードにはクランプパーツが付属していないため、オプションパーツの中から対応するものを選びましょう。  ハンドガードマウント サイドタイプ/フロントタイプ  ハンドガードの固定強度を大幅アップさせるパーツとして、大人気製品がこのサイドマウントとフロントマウントです。  このパーツは、トップブリッジのフォークを締め付けるボルト=フォークピンチボルトの部分に割り込むように取り付ける形で、トップブリッジとハンドガードを直接連結するというもの。  通常の3ピースクランプやU-クランプは、ハンドルという丸いものを掴んでいるだけなので、どうしても回転方向の衝撃に耐えきれない場面があります。 しかし、この構造ならばフォークピンチボルトが破断したり、 サイド/フロントマウントが砕けない限りはハンドガードがズレることがありません。  強度面では最強クラスに位置します。 しかしながら、ハンドル自体を間接的にガッチリ固定する構造故に ハンドルのしなりというのは完全に失われます。ハード路面で攻めるような場面では手に伝わる振動が辛い場面もあるでしょう。 [card_p : product_id=3368][card_p : product_id=28527]ハンドガードマウント バークランプタイプ 前述のサイド/フロントマウントはハンドガードの固定強度アップに非常に有効ですが、 KTM/ハスクバーナ/GASGASにはフォークピンチボルトの位置が異なるため使用できません。 そこで、別の固定方法として用意されているのがバークランプタイプのハンドガードマウントです。  ハンドルクランプをこの触覚付きクランプに交換することで ハンドガードとの連結を可能にしています。 固定強度の面ではサイド/フロントマウントと遜色ありません。   また、こちらのタイプだとハンドルクランプの位置が バーライズキットなどで上下しても影響を受けないというメリットがあります。 サイド/フロントマウントの場合、ハンドル位置が高いとハンドガードが届かなくなっちゃいますからね。 [card_p : product_id=29065]   ハンドガードマウント U-クランプタイプ  ハンドガード本体の解説でも登場したUクランプです。 ハンドガードとセット販売されているのは28.6mm仕様のみですが、 別売オプションとしては22.2mm仕様も用意されています。 4本のボルトでハンドルをしっかり締め付けてくれるので、 3ピースマウントよりも固定強度に優れます。 また、名前の由来であるU型の形状は配線やワイヤーをかわす形状になっています。  固定強度ではサイド/フロントマウントに一歩譲りますが、 ハンドルバーの上で全てが完結するため、 激しいクラッシュでトップブリッジ側にダメージを与えないと言う点は着目すべきポイントですね。 また、U-クランプにはロングタイプもラインナップされています。(28.6mmのみ) ロングタイプが用意されている理由として、ヤマハのYZシリーズを中心に マスターシリンダーのバンジョーボルトがハンドガードと干渉しやすいという問題があったため。 このロングタイプなら、干渉の問題もクリアになります。  以上がアーマーハンドガードシリーズのオプションパーツとなります。 それぞれのパーツに取り付け条件やメリット・デメリットがあるので、 ご自身のバイクと照らし合わせて最適の組みわせを見つけてください。 [card_p : product_id=17853][card_p : product_id=31304]   アドベンチャーアーマーハンドガードシリーズ   アドベンチャーアーマーハンドガード  近年盛り上がりを見せるアドベンチャーバイク(以下ADVバイクに)対応するクローズドタイプのハンドガードとして ラインナップされているのがアドベンチャーアーマーハンドガードシリーズ(以下ADVハンドガード)です。 ADVバイクは一般的なオフロードバイクと基本設計やディメンションが異なるため、 ハンドルの角度や長さも大きく違います。 故に、通常のアーマーハンドガードでは対応出来ないケースが多くありました。  そこで、ADVバイクにも対応する短めのガード本体と、ロングタイプのクランプ。 そしてスペーサーの組みわせで高い汎用性を持つ バーエンドアダプターをセットにしたのがADVハンドガードです。  ハンドガード本体がハンドルのストレート部の長さとほぼ同じです。 このことから全長が通常のアーマーハンドガードより ADVハンドガードの方が全長短めなことがわかりますね。 これは、ハンドルの曲げ角が急なADVバイクやカブのようなバイクにも対応出来るようにするため。  更に、クランプとの連結穴も2ヶ所用意されています。 こういう点で汎用性が非常に高いのが特徴ですね。 ADVバイク用とは言うものの、通常のトレールバイクにも対応可能です。 [card_p : product_id=27840]   アドベンチャーアーマーハンドガード・車種専用モデル  高い汎用性を持つADVハンドガードですが、 それでも取り付けが難しい車種に関しては専用設計されたものがラインナップされています。 2021年10月現在のラインナップとしては、以下のものが用意されています。[card_p : product_id=29126][card_p : product_id=30001][card_p : product_id=29350][card_p : product_id=30779][card_p : product_id=31303] 上記の車種はいずれも車種専用に設計されているため、ほぼボルトオンで簡単取り付けが可能です。 加工が必要なのはグリップの貫通加工程度ですね。 アドベンチャーアーマーハンドガードオプションパーツ ADVハンドガードのオプションも2種類ラインナップされています。無くてもハンドガードとしては正立しますが、傷防止に是非オススメしたいアイテムです。オプションバンパー 転倒時に本体が削れたり、傷ついてしまわないように装着する シリコンゴム製のバンパーです。 このバンパーが傷ついてしまっても、低コストで交換が出来るので非常に便利。 [card_p : product_id=29983]   オプションスライダー このスライダーはADVハンドガードのバーエンド部を保護するためのもの。 POM製で軽いのに結構丈夫、というスライダーとして理想的な性質を持っています。 以上がADVハンドガードシリーズのオプションパーツとなります。 種類は2種と少なく、取り付けるだけでハンドガード本体の破損が軽減されるので、軽量化に拘らなければ取り付けしておいた方がハンドガードを綺麗に保てますね。 [card_p : product_id=29976]     アントラーハンドガード これまでご紹介していたのは全てアルミ製のハンドガードでしたが、 こちらは柔軟なプラスチック製となっています。  見よ、この驚きの柔軟性を! プラスチック製故に軽量、かつハンドルの補強効果が少ないのでハンドルのしなりを活かしたままハンドガードを装着できます。アルミ製ガードがその強さで衝撃をはね返すという発想で出来ているのに対し、このプラスチック製ガードは衝撃を吸収・いなすという発想で出来ています。もちろん激しい衝撃は受け止めきれない場合もありますし、 厳冬期などは素材の柔軟性が失われて破損率が上がるというデメリットもありますが、使いどころを間違わなければ、全てのハンドガードの良いとこ取りの選択になるでしょう。[card_p : product_id=26822]   ZETA ハンドガード用プロテクター各種  以上、大きく3つの種類があるZETAのハンドガードの解説でした。そしてこれらのハンドガードには様々な種類のプロテクターが装着可能になっています。  プロテクターの役目は泥除け・草木を掻き分けて走る際に手を傷つけないように・風防としてなど色々。 大きさによってその効果も変わりますので、デザインの好みと用途に合わせて選びましょう。XCプロテクター 永遠の一番人気がこちらです。 シュッとしたシャープなデザインでカッコ良いですよね。大きさは中間的なところで無難な選択と言えるでしょう。 また、LEDウインカーを別途装着することも可能。 一部のカラーでは最初からセットされた仕様も用意されています。[card_p : product_id=3359][card_p : product_id=3358]   X2プロテクター  小振りなので空気抵抗が少なく、スッキリとした見た目で モタードライダーから人気を得ているのがこちら。泥除けや風防としての効果はやや弱いですが、モタードなら問題ありませんね。[card_p : product_id=6019] X3プロテクター  表面積はXCプロテクターと同程度ですが、こちらはマスターシリンダー部分のガードが大型で、かつ取り外し可能になっているのが特徴。飛び石が多い状況でハンドガードをしっかり守りたい場合はこのプロテクターがオススメです。[card_p : product_id=24992]   XC-PROプロテクター  XCプロテクターを大型化したアレンジ仕様。 泥除け効果と風防効果を強化したタイプで、マディコンディションや冬期の使用に向いていると言えます。こちらもオプションでLEDウインカーの後付けが可能です。[card_p : product_id=3357][card_p : product_id=3360]   スクードプロテクター  超大型のツーリング向けプロテクターがこちら。大きすぎて流石にレースには向きませんが、風防としての効果は最強です。  このプロテクターは上下を反転させて取り付けることが可能で、スタンディング(立ち乗り)しやすい取り付けと 風防効果を重視した取り付けを選択して使用します。  [card_p : product_id=28526] まとめ以上、ZETAのクローズドタイプハンドガードの種類と機能の解説でした。こうして全部取り上げると、実に沢山の種類があることがわかりますね。それ故に選び方で迷ってしまわれることもあるかと思いますが、そんなときはこの記事を見返して頂ければと思います。   動画でも解説しておりますので、よろしければご覧ください。それでもわからないけどがありましたら・・・お電話下さい! 丁寧にご説明させて頂きます。→0561-86-8295  ZETA ハンドガードの通販はコチラオフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!

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  • オフロードバイクのオイル交換はとっても重要!交換頻度・費用・作業手順を紹介します

    バイクのオイル交換が必須な理由とオイルの種類についてなぜエンジンオイルが必要なのか?役割とは?エンジンオイルは定期的に交換しないといけない!交換しないと壊れてしまう!…という事は、バイク乗りであれば漠然と理解されていると思います。オイルには大まかに6つの役割があり、その必要に迫られてオイルを使用しています。・潤滑エンジン内部のパーツどうしが触れ合う部分にオイルがある事で、摩擦力を低減しています。摩擦が多いと、部品が焼き付いたりする原因になります。・密封エンジン内部の部品のどうしのスキマを密封し、爆発の力が逃げないようにします。・冷却エンジン内部で発生する熱を吸収し、冷却します。・防錆錆を防止します。・清浄エンジン内部で発生する汚れを取り込んで、オイル交換の際に一緒に排出される事で清浄さを保ちます。オイル交換を怠ると、バイクの故障に繋がります。バイクのユーザーマニュアルを見ると、3000キロに一回や半年に一回など、オイル交換の指定があります。また、レーサーの場合は「x時間ごとに交換」など、時間ごとに交換指定がされていますね。定期的に交換する事には下記のような理由があります。・清浄する過程でオイルが汚れてしまう・ギアなどを潤滑する際の剪断(せんだん)による劣化・熱の影響による劣化・ブローバイガスの混入による劣化・酸化による劣化劣化した状態では潤滑などに必要な性能が維持できず、また、エンジン内に汚れが溜まってしまうと、オイルラインに汚れがつまり、必要な場所にオイルが行き届かない場合も・・・。こうなると、ピストンやコンロッドの焼き付き、カムシャフトのカジリなど、高額パーツの交換につながる重大な故障が発生してしまいます。これらの場合、いわゆる「腰上」「腰下」のオーバーホールと呼ばれる作業が必要になり、工賃だけでも数万円かかる事も。オイル交換は、転ばぬ先の杖・・・ちゃんとやっておくことが大切です。オイルの種類とは?ベースオイルって?粘度とは?各社のカタログを見比べると、オイルには「化学合成油」「部分合成油」「鉱物油」の3種類がある事がわかります。これら3種類のオイルをベースに、残りに添加剤を配合して最終的な商品を作っています。ベースオイルの違いとは?全て石油を精製する際に作られるものですが、その中でも「化学合成油」は科学的に精製・反応処理されたもの、「部分合成油」は化学合成油と後述する鉱物油をまぜたもの、「鉱物油」は科学的な精製・反応処理をされていないものを指します。化学合成油は(高価なだけあって)過酷な状況でも潤滑性能を失いません。鉱物油は化学合成という工程を経ない分、価格が安めになります。オイルメーカーは、細かく性質の異なる複数のオイルや添加剤を調合し、市場に必要とされる製品を作り上げています。オイルの粘度とは?エンジンオイルには、「粘度」と呼ばれる規格があり、低温時及び高温時のオイルの硬さを示しています。例えば、「5W30」の場合は、「5W」が低温時の硬さを、「30」が高温時の硬さを示しています。低温時の硬さは、数字が小さいほど寒さに強く、抵抗が少ない事を示します。高温時の硬さは、数字が大きいほど熱に強い事を示しています。低温時に抵抗がある(硬すぎる)と、オイルポンプがオイルを吸い上げる事が出来ず、必要な場所にオイルを届ける事が出来ないために、エンジンにダメージを与えてしまいます。高温に弱いと、オイルの油膜が維持できず、パーツ同士の接触がおこり、焼き付きをおこします。外気温や使用環境とマッチしたオイルを選択しなければ、低温時または高温時にエンジンにダメージを与える事になってしまいます。冬場は10W-30(低温につよいもの)、夏場は20W-40を使う・・・など、適切な選択を心がけましょう。おススメの「化学合成油」高性能なオイルオンラインストアスタッフS愛用。ツーリングバイクからモトクロスまで、この1本で済ませています。お得で使いやすい3.784Lサイズのラインナップがあるのもポイント。[card_p : product_id=1916]おススメの「部分合成油」性能と安さをバランスよく。鉱物油に化学合成油を配合し、両方の長所を活かした部分合成油一般的な2輪車に使用されている粘度。バランスのよい性能を発揮。ツーリング・ユースにおススメです。[card_p : product_id=24511]バイクのオイル交換品度の目安はどのくらい?交換品度はバイク・乗り方によって大幅に異なります!トレールバイクは3000キロくらいが推奨です。WR250R、KLX250では、メーカーの推奨交換頻度は1年または6000キロです。空冷のバイクであれば、3000キロ程度がメーカー推奨頻度です。※空冷は冷却条件が水冷よりも厳しいためです。一度の走行距離が程よく長い、週末ツーリングライダー・・・のような使い方であれば、ほぼこの交換頻度で問題無いと思います。ただ、「スポーツ走行をする」「短距離の通勤でも使う」という場合は、オイルの劣化が進みやすいため、早めの交換が必要です。劣化したオイルで走行する事=エンジンにダメージが蓄積する事ですので、バイクの寿命を延ばすためには、「少し早かったかな?」くらいの頻度での交換をおすすめします。モトクロスバイクの交換頻度は・・・例えば、YZ250F(~13)では5回走行に1回が目安としてマニュアルに記載されています。基本的にはこの頻度を守って交換すればよいと考えらればよいのですが、大切なのは「オイルが必要な性能を保っているか?」という点です。10回走行してもオイルに劣化が無ければ問題ありませんし、1回の走行でダメになれば、すぐに交換すべきです。使用するオイル・使用方法(走り方)などによって、オイルの劣化速度は大きく異なります。ギアの入りの悪さや、クラッチフィーリングの悪化を感じたら、走行回数に関係なく交換しましょう。※特にマディのレースでは、クラッチを酷使したり、ラジエターが土で塞がれ、スピードも出ないので走行風もあたらず・・・オイルにとってかなり厳しい状況になります。※最もよいのは、「オイルが劣化する前に交換すること」です。エンジンにダメージを与えない事が、不具合を減らす事に繋がります。メーカーが発表しているオイル交換の目安はこちらホンダ バイクの点検整備についてオフロードバイクに多い空冷車については3000キロごとの交換を、水冷車については6000キロ毎の交換を目安としています。https://www.honda.co.jp/maintenance-motor/exchange/exchange.htmlヤマハ 定期メンテナンスについて一般的なオイル交換頻度は、走行距離7000/13000/19000キロ・・・と、6000キロ毎の交換を目安としています。https://www.yamaha-motor.co.jp/parts-search/genuine/oil/0007/スズキ 定期交換部品についてオフロードバイクに多い空冷車については3000キロごとの交換を、水冷車については6000キロ毎の交換を目安としています。https://www1.suzuki.co.jp/motor/support/inspect/parts/オイル交換を自分でやってみたい方はこちらをどうぞ恐らくこちらの記事を見ている方は、オイル交換を自分でやってみたい!という方だと思います。必要なものは下記の道具とサービスマニュアル。特に!初心者の方は、サービスマニュアルの規定トルクや、作業手順を守る事が肝心ですよ~~。必要なものは最低でも5つオイル車両の推奨番手や、使い方にあったものを選んでください。オイルジョッキオイルの計量に。オフロードバイクだと、2L程度計れれば十分です。[card_p : product_id=24960]レンチドレンボルトを緩めるために使用します。ボルトの頭をなめないために、スパナではなくレンチの使用をおすすめします。[card_p : product_id=1852]また、規定トルクでボルトを締める必要があるので、初心者ほどトルクレンチの使用をオススメします。(バイクのエンジンはアルミ、ドレンボルトは鉄ですので、オーバートルクで締め付けをするとエンジン側のネジが崩壊します。)まずは5~40N/mのものを購入し、整備したい幅が広がってきたら、20-140を購入する・・・という流れがおススメです。[card_p : product_id=15161]ドレンガスケットガスケットは再使用厳禁!純正と同じサイズのものを選んでください。[card_p : product_id=10847]オイル受け車体の下で、排出されたオイルを受けるためのもの。廃油は廃油処理パックなどを使用して処理をするか、ガソリンスタンドなど廃油処理を受け入れしている施設に処理を依頼する必要があります。[card_p : product_id=30610][card_p : product_id=35500]サービスマニュアル初心者の方ほど持っておきたいサービスマニュアル。どれくらいのトルクで締めたらいいのか?作業手順は?休憩時間の読み物としても楽しめますので、一冊あると楽しめますよ!(オンラインストアでも販売しています)作業手順車両によって異なりますが、おおよその作業手順は以下の通りです。一部の車両では、特殊な工程を踏む必要がある場合があります。下記の手順は参考程度に考えて下さい。まずは数分間暖機をする。冷間ではエンジンオイルが抜けきらないためです。オイル受けをおき、オイルを抜く。車両の下にオイル受けをおき、オイルフィラーキャップを外し、オイルドレンボルトを外します。この時に、必ずドレンガスケットも一緒に外した事を確認して下さい。ドレンボルトをしめる。新品のドレンガスケットを準備し、指定のトルクで締め付けを行ってください。エンジンオイルを入れる。エンジンオイルを規定量注入し、オイルフィラーキャップをしめて下さい。暖機後、エンジンオイル量を点検する。オイルレベルゲージを確認し、規定量に過不足が無いかを確認します。この時に、ドレンガスケットやフィラーキャップ付近からの漏れが無いかもチェックして下さい。以上、オイル交換についてのお話でした! オフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!

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  • おすすめリアボックスと取り付け方法のご紹介!

    リアボックスの魅力バイクの後ろに取り付けて、荷物を収納することができるリアボックス(パニアケース)積載性に乏しいオフロードバイクでは貴重品を入れたり、雨の日はヘルメットを収納したりとなにかと重宝します。小型のものから大型のものまでさまざまなリアボックスが販売されていますが、しっかりとしたメーカー品だと小さくても一万円前後はします。自作?専用品は価格がなぁ・・・と言うわけで、自分で作ろうという方もいらっしゃいます。木箱を積んだり、ホームセンターのプラスチックケースなど。もちろんメーカー品には質で及びませんが、荷物が収納出来て落下さえしなければありっちゃありでしょう。プラスチックケースは底面の強度を考慮しないと、バイクと固定しているボルト周辺の面が割れて落下する可能性があるのでご注意くださいね。もう一つ注意点としては、荷物を積む前に必ず確認しておきたいのがバイクに搭載できる荷物量の法規です。道路交通法第二十三条では、バイクに積める荷物の大きさを・重さ60kg未満・長さ+30cm未満・幅が左右に+15cm未満・高さ2m未満に定めています。リアボックスを自作する際には、必ずこの法規を遵守するようにしましょう。バイク専用リアボックスGIVIここからはバイク専用リアボックスのご紹介です。まずはド定番・No.1ブランドのGIVI。イタリアのメーカーです。GIVIはプラスチック製のリヤボックスであるモノロックケースが車種を選ばず取り付け可能な小型の汎用品として、同じプラスチック製でも大型のモノキーケースとアルミ製のモノキーケース・TREKKER OUTBACKシリーズが車種専用のマウントキットを使用した大型ケースとして用意されています。モノロックケースは大抵の車種に取り付け可能な汎用性の高さとリアボックス単品で成立する導入コストの安さが魅力です。モノキーケースは別途マウントキットが必要になりますが、より強固な作りで積載量と耐久性に優れています。[card_p : product_id=26448]KAPPAGIVIと並んでイタリアの老舗ブランドであるKAPPA。創業が1956年と60年以上の長い歴史を持っています。ラインナップされているケースはモノロックケースとモノキーケースとGIVIと基本的に共通。しかしながら、GIVIよりも若干安い価格設定が魅力で、品質面もGIVIと遜色ありません。見た目もそっくりですね。[card_p : product_id=36100]装着方法でリアボックスを選ぼうGIVIやKAPPAのリアボックスの装着方式は、純正キャリアや市販キャリアにベースプレートを装着する方式=モノロックケースと車種専用のマウントキットを使用して装着する方式=モノキーケースの二つがあります。前述の通り、モノロックケースは取り付けの手軽さと初期導入のコストに優れており、モノキーケースは積載量と強度の高さに優れています。どちらを取り付けするかは想定される荷物の量や、リアボックスを取り付けたままオフロードを走るか否か、という点で選べはOKです。リアボックスの取り付け方法ここでは一番シェアが高いと思われる・モノロックケースの取り付け方法について紹介します。今回はKAPPAを例にしていますが、GIVIでも取り付け方法はほぼ同一です。バイクのキャリアの確認リアボックスを付けるにはかならずキャリアが必要です。オフロードバイクの場合、純正ではキャリアが付いていないことも多いのでその場合はまずキャリアの取り付けからとなります。キャリアはメーカーにもよりますが、平均一万円前後で入手可能です。リアボックスを取り付けする前提なら、スチール製のキャリアが強度面で最適です。アルミ製キャリアはリアボックスを装着した場合、ひび割れの原因になる可能性があるので注意。バイクにベースを取り付けようキャリアの確認が出来たらベースプレートを取り付けます。画像左のステーとボルトでキャリアをサンドイッチするように挟むことで固定します。ベースプレートの裏側は沢山の穴が開いており、どこにでもボルトが挿せるようになっています。それ故に取り付けの自由度はとても高いのでほとんどのキャリアに取り付け上の問題はないでしょう。これで下準備は完了です。リアボックスをベースプレートに固定最後に、リアボックスをベースプレートに合体させて完了です。車体前方側のツメをベースプレートの穴に差し込むようにして、ベースプレートに軽く押し込むと「ガチャ」という音と共にしっかりロックされます。固定作業はこれだけ。なので、状況に応じて取り外すことも簡単です。モノロックタイプのリアボックスの取り付けはこんな感じでとっても簡単です。リアボックスの同じ用途のモジュールモトパック自由に組み合わせて容量カスタム! 高機能ツーリングバッグ !大きなものや、たくさんの荷物を運びたい時に最適な30Lサイズの防水ツーリングバッグ。サイズが3種類あるモジュールモトパック同士を組み合わせたり、アタッチメントを用いることによって合計容量を好みにカスタマイズできるシステムを採用。バッグ同士を連結させることでシチュエーションに合わせた使い方が可能。取り付け取り外しも簡単となっております。[card_p : product_id=32071][card_p : product_id=32070][card_p : product_id=32072]リアボックスの購入ならダートバイクプラスへ!今回紹介したGIVIやKAPPAは非常に沢山のリアボックスをラインナップしており、ダートバイクプラスでは一通り取り扱いをしております。お取り寄せも大歓迎ですよ。取り付けの際には上記の通り、キャリアとの同時購入が必要な場合もありますので、わからない点があればお気軽にお問合せ下さいね。もちろんツーリングキャリアも多数在庫しておりますので、こちらも是非ご利用ください。オフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!

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  • 2025年オフロードバイクで使うおすすめのゴーグルを紹介!

    2025年11月19日更新ダートバイクプラスTIPS・今回はおすすめのゴーグルについてお話したいと思います。 シールドじゃなくて?そもそもオフロードでゴーグルを使う理由とは   オフロードバイクのヘルメットには、シールドが付いたものと、シールドが無くゴーグルと組み合わせて使用するものがあります。 一般的にオフロードヘルメットと言うのはゴーグルと組み合わせて使用するのが通常のタイプで、 シールド付きのモデルがツーリング向けになっています。 どうしてオフロードではゴーグル仕様になっているのか? 一見するとシールド付きの方が便利そうに見えますが、 オフロードにおいてゴーグルを着用する理由は大きく3つあります。 シールドだと息が苦しいので、呼吸がしやすいように開口部を作りたい ゴーグル仕様なら口元が開いているので、運動量が多いモトクロス・エンデューロでも呼吸は快適です。 泥や曇り対策のためにゴーグルとしてヘルメットから独立させたい オフロードゴーグルには悪天候などでレンズに付着する泥対策として、ティアオフやロールオフというオプションがあります。 こうしたオプションを装備するためにはヘルメットから独立したゴーグルが何かと便利なんですね。 オプション・リペアパーツの豊富さと入手性 シールドに比べると安価にレンズ交換が可能な点。 シールドは大抵4,000円以上するものですが、ゴーグルレンズは安価なものなら1,500円程度で手に入ります。 どうしても石や砂が当たって傷が付きやすいものなので、こうしたリペアが容易なのもオフロードゴーグルならではのメリットです。 ゴーグルを選ぶ際のポイント ここからゴーグルの選び方についてお話しましょう。 ゴーグルのメーカーも色々ありまして、メーカーごとに特徴や価格帯もさまざまです。 なので、各メーカーのポイントを押さえたうえで、自分にマッチするものを選びましょう。 メガネに対応してるかどうか まずこれが大前提・メガネを着用するか否かでゴーグル選びが変わります。 普段メガネを着用していても、バイクに乗るときはコンタクトという方もいらっしゃるので 先に自分の方針を決めておくと良いですね。 メガネに対応しているオフロードゴーグルは、メガネ越しにゴーグルを着用出来るよう、 横幅が一般的なゴーグルに比べて広く、奥行きもやや深めでゆとりのあるフレーム形状になっています。  また、一部のメーカーではメガネのツルが納めやすいように スポンジに切り欠きを付けているものも。  このように、メガネ対応ゴーグルはメガネに合わせた特徴を持っていますが、 幅広タイプのツルや大きなレンズのメガネ(勉三さんメガネ)は収まらないこともあります。 そうでなくともブランド物のメガネに破損や傷が付いてしまうと大変なので、 オフロードバイク用に小振りなメガネを用意してもいいかもしれません。今どきは5,000円程度で安価にメガネが作れますしね。 実店舗で購入される際には実際に試着して、装着感を確認して決めましょう。  こうした点がメガネ対応ゴーグルの特徴ですが、裸眼やコンタクト着用でバイクに乗るという方は メガネ対応ゴーグルを選ぶ必要はありません。通常の裸眼用モデルを選べばOK。 後述しますが裸眼用モデルの方が本体・オプション共に種類は豊富です。 レンズ・オプションパーツの豊富さ オプションレンズ レンズ交換がしやすいのがゴーグルの魅力の一つですが、 それもレンズが供給されていればこそです。 メーカー・モデルによってはクリア・スモークしか出ていないものもありますが、 それよりはファッション性もあるミラーレンズなど色々選べた方が楽しめるでしょう。 スイス発の老舗ゴーグルブランド・SCOTTのゴーグルレンズを例に挙げると、 クリアやスモークレンズはもちろんのこと、 各色ミラーレンズに曇り対策に効果を発揮するダブルレンズや、 紫外線に反応してレンズの色が変化するライトセンシティブレンズなど、とても豊富なラインナップがあります。 中でもダブルレンズは寒冷地の二重サッシと同じ理屈で、 2枚のレンズの間に空気の層を設けることでレンズの結露=曇りを強力に防ぐ効果があります。 雨の日や激しいエンデューロなどでは非常に有効です。 オンロードバイクでもピンロックシールドという二重レンズが一般的になりましたしね。 ティアオフ・ロールオフ オフロード走行ではあちこちから泥や砂が飛んでくるので、 跳ねた泥などで視界を遮られることもしばしば。 そうした場合に視界を回復してくれるのがティアオフやロールオフというゴーグルオプションです。 ティアオフというのはゴーグルレンズ表面に固定する透明のフィルムです。 雨天のレースではこれを数枚重ねてゴーグルに装着し、泥が付着する度にこのフィルムを剥がしていきます。 これによって視界を回復させるのがティアオフの役目。  ティアオフはモトクロスライダーにとって唯一暇な場所・空中で剥がすのが基本。こんな風に剥がせるとカッコいいですね。 ティアオフは軽量かつ、ゴーグルレンズ全面を覆っているのでとても使いやすい反面、一度のレースで装着出来る枚数は5枚程度という制限があります。 理由は透明のフィルムであっても、重ねることで透明度が下がってしまうから。その対策として、7枚程度のフィルムを熱処理によって半分程度の厚みに加工することで、 透明度を下げずに重ねた「ラミネートティアオフ」というものもあります。これなら最大21枚程度のティアオフを装着することが可能です。 ロールオフはティアオフでは対応しきれないほど泥が繰り返し飛んでくる状況や、 環境保全のためティアオフの使用が禁止されているレースにおいて使用される装備です。 ゴーグルのレンズ左右にフィルムを巻き取るためのユニットを装着し、 ゴーグル左にあるゼンマイのついた紐をギーコギーコと引っ張ることで、 新しいフィルムが右から左へとレンズ表面に移動します。これにより常にクリアな視界がキープ出来るという仕掛け。 レンズの全面を覆っているわけではないため、回復出来る視界は全てではありませんが、ティアオフに比べ30回以上の視界回復が可能です。 このように、それぞれに特徴があるので、 天候や路面の状況・レースのレギュレーションに合わせてティアオフとロールオフを使いわけて使用します。 ティアオフもロールオフも基本的にレースで使用するアイテムなので、 林道ツーリング主体の方であればこうしたオプションはまず必要ありませんが、 逆に言うとこの辺りが充実していないとレースでは困ってしまいます。ゴーグルの選び際には重要なポイントと言えますね。 メーカー・ブランド重視で選びましょう 前述の話と繋がる話ですが、有名メーカー・ブランドであればオプションレンズ・パーツ共に ラインナップや供給はしっかりしているのでゴーグルの維持管理もしやすいでしょう。 品質ももちろん保証されているので、基本的に悪いゴーグルというのはありません。 視界の良さは勿論のこと、UVカットやフィット感を高める細かな工夫など、 各メーカー良く考えられた製品作りをしています。 ゴーグルは目を保護する大切な装具なので、安いからと言って正体不明のコピー商品を使ってしまうと 思わぬ怪我をしてしまう可能性があります。傾向としてフリマアプリや大手通販サイトでコピー商品は多く出回っているので、 販売元やメーカーをよく確認して購入した方が安心ですね。 オフロードバイクで使うおすすめのゴーグル6選 オフロードバイクのゴーグルの必要性や選び方を説明したところで、 ここからはおすすめしたいゴーグルの紹介に移りましょう。 以下、順不同となります。 SCOTT(スコット)  SCOTTは1958年にアメリカ・アイダホ州でスキーポールの会社として設立。1970年にはモトクロス市場に参入し世界初のモトクロス専用ゴーグルをはじめ、MXブーツやグリップ等数々の画期的な商品を世に送り出しました。その後、スイスに本社を構える総合スポーツメーカーに発展し、モーターサイクル用品から自転車の車体からスキー用品まで広く手掛けています。SCOTT・FURYゴーグル SCOTTのラインナップの中でも、ミドルライン(中間グレード)に位置しているのがFURYゴーグル。 FURYと言うのはフューリーと読みます。 SCOTTのラインナップ内では更に上級モデルのPROSPECTや、エントリーモデルのPRIMALがありますが、 コストパフォーマンスと性能のバランスが最も良いと言えるのがこのFURY。 レンズはPROSPECTと共通の大型タイプで、視界を広く確保。レンズカラーも豊富に揃っています。 また、オプションのロールオフシステムも50mmの幅広タイプになっていて、悪天候のレースでも通常の35mm幅に比べ広い視界を回復出来ます。 顔にフレームは日本人にも比較的フィットしやすい湾曲の少ない形状で、三層構造のスポンジとの組み合わせでフィット感に優れます。  独特のレンズ着脱機構により、一般的なゴーグルに比べレンズ交換が比較的容易になっています。 これは出先でのレンズ交換もストレスフリーで行えるので便利ですね。 このように機能とオプションが充実していながら、価格がノーマルレンズ仕様で税込み定価9,900円。 ミラーレンズ仕様で12,100円と比較的リーズナブルなのが嬉しいポイントです。 [card_p : product_id=31287][card_p : product_id=36074]FOX RACING(フォックスレーシング) FOX RACINGは1974年に創業した、モトクロスを発祥とするスポーツメーカーです。 モトクロスとMTBギア全般を製造しており、特にモトクロスにおいては常にNo.1ブランドとしての地位に君臨しています。 ヘルメットからブーツまで全ての用品をラインナップしているため、勿論ゴーグルも押さえています。 FOX・VUEゴーグル FOXーグルの中でもハイエンドモデルに位置するVUEゴーグルは、他メーカーとは異なる独自のレンズロックシステムによって、 飛び石などのレンズを突き破りかねない威力の高い衝撃にも強い耐性を持っています。 具体的には、通常のゴーグルがレンズの縁を挟むように固定しているのに対し、VUEゴーグルではレンズを本体に被せるように固定しています。 そのため、対貫通性能が非常に高く、450ccなどのハイパワーマシンの巻き上げる強烈な飛び石にも耐える強さを持っています。 更に、そのレンズは通常のゴーグルより厚みがあり、カーブが付いた状態で成型されているため 丈夫で歪みの少ない視界を確保しています。そのためより実戦向きと言えるでしょう。[card_p : product_id=35854]↓↓サイクル用↓↓[card_p : product_id=36102] PROGRIP(プログリップ) ヨーロッパを代表する、その名の通りハンドルグリップで定番のメーカーですが、 ゴーグルやモトクロスウェアなどの用品も充実しています。 その中でもオフロードゴーグルはコストパフォーマンスに優れた無難な選択として人気があります。 PROGRIP・3201レースラインゴーグル PROGRIPのエントリーモデルであるレースラインゴーグルですが、 入門用と侮るなかれ、価格と品質が良い意味で釣り合っていません。 税込み定価が4,180円でありながら、作りにコストダウンを感じる妥協点が見当たらないのです。 中でも顔に当たるスポンジフォームは三層構造。 顔の汗が目に入らないよう、極厚のスポンジでしっかりと吸収してくれます。   また、フレームとスポンジにはメガネのツルを避ける加工がされているので、メガネにも対応可能です。 因みに、商品名の3201というのはフレームの型番を意味しており、 3201対応とあればスペアレンズなどの各種オプションが対応致します。 ミラーレンズからティアオフ・ロールオフまで一通り揃っているのでレースユースにも安心ですね。 [card_p : product_id=30977] OAKLEY(オークリー) アメリカのカルフォルニア発のアイウェアブランドであるOAKLEYは サングラスやスキー・ゴルフ用品でもおなじみのブランドですね。 昔はオークレーと呼んでいましたが、近年はオークリーと呼ぶのが正しいと言われています。 呼び方で世代がわかるのが面白いところですね。 OAKLEYの始まりはモトクロス用グリップだったのは意外と知られていないことですが、 それ故か、オフロードゴーグルにおいても定番のトップブランドの一角となっています。 現在はメーカーの供給が不安定で、オプションパーツの入手性にやや難がありますが、 品質はアイウェアブランドということで確かです。 OAKLEY・O-FRAME2.0 PRO MX OAKLEYで30年以上に渡り販売されてきたO-FRAMEの後継・発展モデルがこのO-FRAME2.0 PROです。 特徴なのはメガネ対応でありつつ、裸眼用でもある兼用タイプであるということ。 フレームのサイド部分がカットされた形状のため、メガネのツルを圧迫することなく顔にフィットします。 鼻・口周りに泥が付着することを防ぐノーズガードが標準装備。任意で取り外しも可能。 メガネ対応ゴーグルは各メーカーにラインナップされているものですが、 カラーバリエーションの豊富さではOAKLEYは他の追従を許しません。 人気モトクロスブランド・TroyleeDesignsとのコラボモデルも定期的に発売され、人気を博しています。 [card_p : product_id=35964][card_p : product_id=35970] 100% かつてデカールブランドとして存在した100%。 一度はその存在を消してしまいましたが、2012年にゴーグルブランドとして再始動。 現在はオフロードゴーグルにおいてトップクラスの人気を得ており、歴史は浅いながらもすっかり定着しました。 RACECRAFT2(レースクラフト2 100%ゴーグルの中でもハイエンドモデルに位置するのがRACECRAFT2。 現在は更にフラッグシップとして上位モデルのARMEGA(アルメガ)が登場していますが、RACECRAFT2も業界トップクラスのクオリティを確保しています。 特徴的な形状とは裏腹に、細部まで堅実な作り。 フィット感に優れる三層構造のスポンジに、アウトリガー付きフレームで顔への着圧を適切に保ちます。 アウトリガーというのはゴーグル本体から伸びた、ストラップが接続されいてるアームのこと。 比較的高グレードのゴーグルに採用されている構造で、 ゴーグルを掛ける際、ヘルメットに干渉せず真っすぐ顔へとフィットさせられる効果があります。 オプションレンズ・ロールオフなども充実しています。 特にカラーリングの豊富さとデザイン性の高さが人気のポイントです。 [card_p : product_id=36582][card_p : product_id=36583] SWANS(スワンズ) 海外ブランドの多いオフロードゴーグルの中では珍しい国内メーカーで、山本光学という会社のブランドです。 そのため、比較的彫りの浅いとされる日本人の顔にフィットしやすいフレーム形状が特徴。 海外ブランドでは頬骨が圧迫される・鼻が浮くという方でもSWANSなら違和感なくフィットするでしょう。SWANS MX-TALON SWANSゴーグルの中でハイエンドモデルに位置するMX-TALON。 特徴的なのは、顔に当たるスポンジ部分とストラップの交換が可能な点。 通常、この2点は消耗品ではあるものの交換できるゴーグルはほぼ存在せず、劣化したら本体ごと買い替えというのが常識でした。 それが低コストで交換可能ということで、リペア次第で長く使えるゴーグルになっています。 もちろんジャパンフィット・アウトリガー装備なので着け心地も抜群です。 [card_p : product_id=33543] まとめ 以上、ゴーグルの機能解説と選び方のお話でした。 近年ゴーグルは価格の上限が無くなってきており、2~3万円するものも多々ありますが、 しっかりとした有名ブランドのものであれば、5,000円以下のものでも全く問題ありません。 価格よりも重要なのは 用途に適しているかどうか(レース・ツーリング・裸眼・メガネなど) オプションパーツが充実しているか カッコいいデザインかどうか 自分にフィットしているか こうした点を押さえて選べば、自分にあった最適なゴーグルが見つかると思います。オフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!

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  • 【初心者向け】オフロードバイクコースを体験してみよう!

    オフロードに興味があるけど、コースってどんなところなんだろう...と悩んでいる方へ、とっておきのガイドを用意しました! オフロードバイクコースの基本から、気をつけるべきことなど、オフロードコース体験への一歩をサポートする情報教えます。  オフロードコースを走ってみたいなら  オフロードバイク用のコースは、走り方にあわせて選ぶべし   当然、オフロードのコースなんですが、実はその内容は様々。一般的なのはモトクロスコースですが、エンデューロ向けに作られたコースや、縦横無尽に走り回れるフリーライド的なコース、トライアル用のコースなど多種多様なのです。自分が挑戦したいジャンルのコースに通えば、どんどん上達すること間違いなし!   オフロードバイクコースを走るのに、必要なもの   現在、初心者の方に向けたスクールやイベント、レンタルが行われているオフロードバイクコースが多くあります。そのため、コースによっては手ぶらで行くこともできます。バイクを持参する場合、ほとんどの人は軽自動車やキャラバンなどにバイクを積んで移動をします。移動のみならず、車は休憩場所にもなるので便利です。トレールバイクを走らせて自走でコースに行くのももちろんあり。ただし、とても疲れるので、帰り道は注意が必要です。装備は、ヘルメット・ゴーグル・ネックブレース・エルボガード・グローブ・プロテクター・ウエストベルト・ニーブレース・ブーツ…が理想です。こんなに! と驚かれるかもしれませんが、転倒が大きな怪我につながるオフロードバイクでは、装備をしっかりつけることが安全に楽しくバイクに乗るために必要なのです。最後にウェアです。ウェアは普段着とは異なり、オフロードで走ることを前提に作られているため、砂や石、転倒にも負けない耐久性を備えています。また、ライディング時の姿勢に合わせた作りになっているため、動きやすく快適。ロングスリーブのトップス、フルレングスのパンツであれば普段着でバイクに乗ることも可能ですが、機能面を考えるとウェアの着用をおすすめします。見た目もクールにキマるため、気分も上がりますよ。       オフロードコース初心者が気をつけるべきこと   1.コースの走り方オフロードコースは一般の公道とは異なり交通規則がない代わりに、スポーツとしてのルールがあります。特にモトクロスコースは、死亡事故に直結することもありますよ。たとえば、後続車から見えないジャンプの着地で停車してはダメ。周りのスピードに焦ってアクセルを開けたりすると返って転倒の元になるため、周りに充分注意しながら走ることを心がけるべきです。クラス分けをされているコースも多いので、自分の速さに合ったクラスで走ることをおすすめします。フリーライディングできるコースは、移動路は徐行です。対向車もいますからね!2.バイクの整備確認オフロードバイクは、オフロードという過酷な路面で走る乗り物です。整備をすることで突然のマシントラブルを防ぐことができます。ブレーキが効くかどうか、ガソリンの量やタイヤの空気圧など、乗る前の整備や点検をするよう心がけましょう。3.コース状況の確認(コースウォークや他の人の走りを見る)コースを走る前に、コースの状況を把握しておきましょう。主に、路面の荒れ具合やわだちを確認しておくことで、自分が走りやすいラインを見つけることができます。朝やお昼休みに下見をしたり、走行の1周目に確認したり、他の人の走りを見て確認することができます。4.もし転んでしまったら?コース上で転んでしまったら、安全確保が大事です。まずは手を上げて、後続車に転倒を知らせましょう。1に書いたとおり、停車しては危ない場所もあります。こういう場所では、自分の安全を確保してください。ダートバイクプラスサポートライダーの河村広志選手によるコース走行についての解説動画です。非常にわかりやすく走行上の注意や手続きなどが解説されていますので、是非ご覧ください。                   全国のオフロードコースを見てみよう! オフロードコース:関東 オフロードヴィレッジ住所:埼玉県川越市中老袋295-5TEL:049-226-4141WEB:www.westpoint.co.jp/offroadvillage 関東の中でも都心から程近く、アクセスしやすい位置にあるのが埼玉県にあるオフロードヴィレッジ。AコースとBコースがあり、Bコースでは毎年全日本モトクロス選手権が開催されます。細かなコーナーやリズムセクションが特徴のコースです。AコースはBコースよりもなだらかで距離が短く、初心者向けとなっています。バイクやウェアのレンタルもあり、通いやすさ抜群のコースです。   オフロードコース:関西 プラザ阪下住所:大阪府河内長野市末広町4−1TEL:0721-65-1981WEB:www.plazasakashita.com プラザ阪下は広大な土地の中に4つのコースが併設されています。アップダウンが激しい中上級者向けのモトクロスコース、上達に向けてのトレーニングコース、ミニモトクロッサー専用のミニモトクロスコース、そして自然の地形を楽しむエンデューロコースと、目的に合わせた楽しみ方が可能です。   オフロードコース:東海 スラムパーク瀬戸住所:愛知県瀬戸市余床町618TEL:090-6087-6747WEB:srampark.com 名古屋中心部から車で約1時間とアクセスがよく、コースの種類が豊富なスラムパーク瀬戸。オフロードバイクエリア、マウンテンバイクエリア、ヨツバモトエリアの3つのエリアに分かれており、オフロードバイクエリアにはビギナーコース、MX(モトクロス)コース、トレールコース、キッズコースと、バイクやレベル別にコースが分かれているため安心して楽しむことができます。近くにはダートバイクプラス瀬戸店もあるので、帰りに立ち寄ることもできますよ。   オフロードコース:九州 HSR九州住所:熊本県菊池郡大津町平川1500TEL:096-293-1370WEB:www.rms.co.jp/kumamoto/motor_sports/offroad_course 熊本県にあるHSR九州。サーキットコース、ドリームコース、オフロードコースの3つがあり、オンロードもオフロードも楽しめる場所となっています。オフロードコースは、コース幅の広さとストレートの長さが特徴的。スピードがのるコースなので、アクセルを開ける楽しさを掴むことができるかも。番外:コースMAPや最新オフロード情報をゲットするなら   全国モトクロスコースMAP【モトクロnet】 http://mx-danshi.com/map全日本モトクロス選手権に参戦しているライダーやレースレポートなど、モトクロスの情報に特化した「モトクロnet」。こちらからは全国にあるモトクロスコースを一覧で見ることができます。モトクロスコースが地方ごとにリストアップされており、地域別に探しやすくなっています。   オフロードにまつわる情報が満載【Off1.jp】 https://www.off1.jp新しいウェアやパーツ、イベント情報にお店やレースのレポートなど、オフロードバイクについて様々な情報を発信している「Off1.jp」。初心者向けからコアなものまで扱う情報量の多さと最新のニュースをいち早く届けてくれるスピードが魅力です。   ダートバイクプラスでパーツやアイテムをゲットして、オフロードコースを体験しよう! アジア最大級規模で多くの商品を取り扱っているダートバイクプラス。店舗とオンラインショップがあり、ダートフリークの商品をほぼ取り揃えています。品揃え充実のダートバイクプラスなら、オフロードバイクのウェアからパーツまで全て揃えることができますよ!オフロードバイクへの一歩に、ぜひ立ち寄ってみてください。オフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!

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  • 2025年 オフロードバイクで使うおすすめのブーツを紹介

    オフロードバイクに乗るにあたって必須なのがオフロードブーツです。この記事では2025年現在のオフロードブーツのご紹介をしています。早速参りましょう~オフロードでブーツを履く理由とその役目未舗装の林道や荒地などを走ることになるオフロードでは、それだけ転倒の可能性が高いものです。万が一、転倒してしまった場合でも専用のオフロードブーツを履いていれば、足首がサポートされ、怪我を防ぐことができます。デコボコした、不安定な道を走るときほどオフロードブーツを着用したほうが良いでしょう。また、オフロードブーツは路面からの衝撃を緩和するため、靴底が厚めになっているという特徴もあり、ライダーの足つき性を良くしてくれる副次的な効果も期待できます。 ブーツを選ぶ際のポイントオフロードブーツを調べてみると、種類の多さに驚かされます。何を基準に選べばいいのかわからないという人も多いと思いますが、以下のポイントを重視して選んで頂ければ大丈夫です。それがコチラ↓・サイズ・用途・ソール形状・素材サイズまずサイズですが、基本的に海外メーカーの製品であるため日本人との足形の違いから、普段使いのスニーカーと同じサイズで選んでしまうと横幅や甲の高さできつめに感じられることが多くあります。また、オフロードブーツには厚手の靴下を合わせるのが一般的ですので、店舗で購入するときには厚手の靴下を持参して試着することをおすすめします。(ダートバイクプラス瀬戸店では試着用の靴下もご用意しております)サイズが適切かどうかの判断基準は、靴下込みでのサイズ感に少しゆとりがあることです。足の指で「グーパー」出来るくらいのゆとりがありつつ、歩くときにも踵が浮かない程度のサイズ感がベスト。通信販売の場合は少し難しくなりますが、統計的には普段使いのスニーカーから0.5cm~1.0cmアップのサイズがフィットします。(もし通販でご購入時にサイズが合わない場合は交換対応も承っておりますのでお気軽にどうぞ。)用途用途については、初心者の方でも履きやすいエントリーモデルやエンデューロブーツの他、大ジャンプなどにも耐えるプロテクション性能を持ったモトクロスブーツ。足首周りが柔らかく細かな操作のしやすさを重視したトライアルブーツ。ビッグオフロードバイクでのツーリングに向けたアドベンチャーブーツなど、多種多様です。(細かな違いについては次章以降で解説致します)バイクを購入されたばかりの初心者の方の場合、まだ用途が定まっていないことも多いでしょう。そのような場合は是非ショップに相談してみて下さい。相談しているうちに、自分がオフロードバイクでやってみたいビジョンが見えてきます。スピードを出してジャンプを飛んでみたいのか?獣道を走破してみたいのか?用途が見えてくると、欲しいブーツもおのずと決まってきます。もちろん「全部やりたい!」って言う欲張りプランもアリです。 ソールソールについては、バイクのステップへの引っかかりを抑えてハイスピードでの走行に適したフラットソールが基本。大多数のブーツはこうしたフラットソールになっています。高低差のある斜面や岩場でバイクを支えたり歩くことにも適したブロックソール(エンデューロソール・タンク底)の2種類があります。見た目の通り、タイヤの様に配置されたブロックが路面をとらえて足が滑らないようになっています。素材ブーツの素材もさまざまですが、現代のブーツはレース向けモデルでは合皮とプラスチックの組み合わせが主流。トライアルブーツやアドベンチャーブーツは本革とプラスチックの組みわせが多い傾向です。合皮とプラスチックのブーツはメンテナンスが楽チンです。バイクと一緒にジャブジャブと水を掛けて洗って、日陰で干すだけでOKです。天日干しは素材を劣化させてしまうので避けましょう。本革のブーツは洗うまでは合皮と共通ですが、洗った後は革製品用のクリームを薄く塗ってあげましょう。適切なケアをすれば長く使えるのが本革のブーツです。どうしても柔らかいブーツが欲しいなら先にも触れましたが、大半のオフロードブーツは合皮とプラスチックで作られています。足首を守る装具なので、ある程度固いのは当然なのですが、どうしても馴染めないという方もいらっしゃるとは思います。少しでも柔らかいブーツが欲しい!という場合には、トライアルブーツやアドベンチャーブーツがオススメです。詳細は後述しますが、操作性や快適さを重視しているのでプロテクション性能では劣るものの、足首の動かしやすさは抜群です。 オフロードブーツの寿命オフロードブーツは合皮とプラスチックの組み合わせで出来ているため、加水分解という劣化現象からは避けられません。通常使用で3~5年で素材の限界を迎え、各部にひび割れなどが発生します。そうなると一か所を修理しても別の箇所が・・・というイタチごっこなので、その場合はブーツの寿命となります。一方でトライアルブーツやアドベンチャーブーツは本革を主体にした構造のため、プラスチックが割れても革などである程度機能を損なわない程度には補修が可能です。本革故に日々のメンテナンスは必要ですが、大切に扱えば長く長く使えるのはメリットです。王道のメーカー・ブランドは間違いない素材と言う観点から見るとオフロードブーツの寿命は上記のような話になりますが、パーツ供給という見方もあります。これは、マイナーブランドや極端に安いブーツの場合、パーツ供給がままらないことも。ブーツのストラップやバックルは各メーカー専用のものが使用されているため、岩などにヒットさせて破損した場合、パーツ供給が無いとそれだけで履けなくなる可能性があります。一足数万円するオフロードブーツを長く使用するためには、王道のメーカーやブランドを選んだほうが、初期費用はかかったとしても、長い目で見ればコストパフォーマンスはかえって良いといえます。オフロードブーツの種類ここからは5種類のオフロードブーツについて説明します。いずれも用途が異なりますので、それぞれの違いを理解して、自分に合うものを選びましょう。 モトクロスブーツオフロードブーツの基本となるのがモトクロスブーツです。基本的にはオフロードブーツ=モトクロスブーツと言う認識でOK。ソールはフラットで、ステップとの引っ掛かりを抑えて荷重移動をしやすく。足首はしっかりとしたプロテクション性能(防御力)を持ち、大ジャンプやそれに伴う転倒からも、足をしっかりと守ってくれます。近年の上級モデルはこのプロテクション性能と足首の操作性を両立させるため、足首に可動軸を設けた構造のモデルが主流です。ブレーキやシフト操作に必要なのは縦方向の動きのみなので、横方向の動きを制限するこの可動軸構造はとても理にかなった作りです。エントリーモデルとして、モトクロスブーツの中でも3万円前後の価格に抑えたラインナップもあります。FOXRACINGで言えばCOMPブーツ。alipinestarsでいえばTECH3が該当します。エントリーモデルと名前の通り、初心者の方に向けて設計されているので、プロテクション性能よりも足首の動かしやすさや重量の軽さに優れています。何を選べば良いのかわからないな~?と言う方はこれを選んでおけば大半の用途に対応出来ますよ。 エンデューロブーツモトクロスブーツをブロックソール仕様に変更したものがエンデューロブーツです。そのため、基本性能はモトクロスブーツと同じ。唯一異なるソールによって、路面状況が悪くても足が滑りにくい特性を持っています。エントリーモデルのモトクロスブーツをベースにしたFOX COMP-Xのようなエンデューロブーツは足首の動かしやすさとブロックソールのグリップ性能で、林道ツーリングには最適な選択と言えるでしょう。 トライアルブーツオフロードブーツのなかでもトライアルブーツは本革のものが多く、全体的に柔らかな作りになっています。モトクロスブーツの様にプラスチックを縫い付けると補強になり剛性が上がってしまうためプラスチックの割合は低め。こうした作りによって、非常に足首は動かしやすくなっています。繊細な操作を要求されるトライアルという競技ならではですね。吸盤のようなブロックソールは滑りやすい岩場でもしっかりグリップ。トライアル用という肩書のブーツではありますが、その特性上、林道ツーリングに使用されるケースも多くあります。[card_p : product_id=19779] アドベンチャーブーツ今流行のアドベンチャーバイクに向けたブーツです。BMWのGSやアフリカツインなどのアドベンチャーバイクはダイナミックにジャンプを飛んだり、著しく険しいダートを走るよりはオンロード主体で軽く林道を通過するような使い方が一般的。そういった用途に合わせて、プロテクション性能を最小限とし防水加工を施したのがアドベンチャーブーツです。[card_p : product_id=35622] オフロードバイクで使うおすすめのブーツオフロードブーツの種類を説明したところで、ここからは実際におすすめのブーツを紹介していきます。どれも信頼と実績のあるブランドで、快適な履き心地と高い機能性を実感できるはずです。FOX RACINGキツネのマークで有名なFOX RACING(フォックスレーシング)は、1974年にジェフ・フォックスによって立ち上げられた企業で、モトクロスブランドでは常にNo.1の地位に君臨し続けています。モトクロスが起源のブランドですが、MTB(自転車)においても高いシェアを持っています。モトクロスウェアで有名なFOX RACINGですが、20年ほど前からブーツ開発にも力を入れており、現在はブーツカテゴリーにおいても最先端の技術を有しています。 COMPブーツエントリーモデルのCOMPブーツは軽量で、初めて購入する人にもおすすめです。足首周りが柔らかく、操作性に優れていて履きやすいところも特徴です。ブーツの中にはレースがついていて、ほどよく締め付けることでフィット感が向上します。コストパフォーマンスも良く、手に取りやすいと言えるでしょう。[card_p : product_id=33234]DFGDFGとはダートフリークオリジナルブランドで独自開発された商品になります。フレックスブーツ2.0ブーツオフロード初心者〜中級者に最適な、フラットソール モトクロスブーツ。ブーツ本体は操作性を損なわずに高い強度を確保し、障害物や転倒した際にしっかり足を保護する。軽くて柔らかいため、これからオフロードを始める初心者でも使いやすい。本格的なモトクロスコースから林道ツーリングまで幅広く使用可能。日本人の幅広・甲高な足の形状に合わせたジャパンフィット設計により、快適なフィット感を実現。[card_p : product_id=36529]AlpinestarsAlpinestars(アルパインスターズ)は、1963年にイタリア北東部の町で、登山用ブーツメーカーとして生まれたブランドです。1970年代にはモトクロスブーツが大きな注目を集め、現在も多くのトップライダーが愛用しています。FOXとは逆にブーツが先行して名をあげたメーカーですが、こちらも同じくウェアの開発に積極的に取り組み続けた結果、他のトップブランドと対等以上の機能性を持っています。近年は自社ヘルメットの生産も始めました。(国内未導入) TECH5ブーツ AlpinestarsのTECHシリーズには、TECH3・TECH5・TECH7・TECH10の4種がありますが、初心者の方にはTECH3・・・と言いたいところですが、こちらのTECH5ブーツもオススメ。TECH3をより補強する形の構造で、より激しい走りにも対応出来るため、ライダーがオフロード走行に慣れてきても、その走りを受け止める器があります。このように少し奮発して1ランク上のブーツを選ぶのも、先を見据えると良い選択ではないかと思います。[card_p : product_id=31159]まとめ以上、オフロードブーツの種類と選び方の解説でした。一口にオフロードと言っても使い方もブーツの機能もさまざま。初めてブーツを購入される際には、”今”だけのことでは無く慣れてきたときの“先”のことも考慮して選んで頂くことが大切だと考えます。もしお悩みの際はお気軽にお電話頂いてもOKです!オフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!

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  • オフロードバイク ハンドルバーの選び方と種類の解説

    オフロードバイクのハンドルバーについてオフロードバイクのカスタムで定番なのがハンドルの交換です。トレールバイクであれば多くの車両がスチール製のハンドルであるために転倒時に曲がりやすいことや、自分の体格や乗り方に必ずしも合っているとは限らないためです。一方で社外ハンドルバはアルミ製で軽量・かつスチール製に比べ強度も高く多くのラインナップから自分に合ったものを選択出来るようになっています。今回は数あるアルミ製の社外ハンドルの選び方と、種類の解説を致します。  スチール製ハンドルバー(純正ハンドルバー)まず、社外ハンドルを語る前にトレールバイクの純正ハンドルを知るところから始めましょう。こちらのハンドルはCRF250LとSEROW250の純正ハンドルです。共にスチール製で重量は900-800g。CRFはウェイトが内蔵されているのと、補強のブレースがあるのでSEROWよりも重くなっています。強度はどちらも低いです。(キッパリ)立ちごけ程度であれば耐えられるかもしれませんが、オフロードで頻繁に転ぶような使い方だとすぐに曲がってしまうでしょう。特に補強であるブレースが無いSEROWは転倒に弱いです。ハンドルの全幅や高さ、引きの具合はそれぞれ異なっていますが、傾向としてはどちらも楽に乗れる・疲れにくいというところに重点を置いています。共に公道仕様車ですから、この志向はごもっともなところですね。  各部寸法の見かたここでハンドルの傾向というお話をしましたが、沢山あるハンドルがそれぞれどういう傾向・性格を持っているのかは、各部の寸法を見ることで把握できます。メーカーの公式サイトを見ると、各社このようなサイズ表を公開しています。各部のサイズの中でも重要なのは幅・高さ・引きの3つ。他はそれほど意識しなくてもOKです。 ハンドル幅ハンドルの幅はそのままハンドルを握る左右の手の距離(手幅)になります。広いハンドルならこの手幅は広くなり、狭ければその逆となります。標準的な寸法では800mmが基準となり、780や770mmだと結構短め・810mm以上だと広めの寸法となります。CRF250Lの場合、純正は798mmなのでほぼ標準。SEROW250では760mmなのでかなり短めですね。通常、乗りやすい手幅というのは体格や身長に影響されるので、大柄な方であれば広い方がしっくりくるでしょう。昔はハンドル幅は腕立て伏せの幅だと言う理論がありましたが、腕たせ伏せも身長で手幅は変わるので、その理論はぼちぼち正しいと言えるでしょう。(必ずしも正解ではありませんが) 高さ次に把握したいのが高さです。この寸法によって手を置く位置が高くなったり低くなったりします。ここは身長やシート高・ハンドルポストの位置に強く影響を受けるため、ハンドル単体で評価しづらいところがありますが、基準となる数値で言うと90-95mm辺りが標準です。80mm台なら低め、100mmを超えてくると高めと言って良いでしょう。低めのハンドルの場合、手の位置が下がるのでツーリングでは姿勢が楽なので疲れにくいでしょう。モトクロスなどのスポーツ走行においてはコーナリングが決まる・ズバっと曲がるには具合が良いのが特徴です。ライダーを含めた重心位置が下がる分、ガレ場でも左右に振られにくい特性があります。ただ、上半身の前傾が強くなる分スタンディング(立ち乗り)は少し辛いのはデメリットですね。一方、高めのハンドルは上記と逆でスタンディングが楽に決まるので、オフロードでは長時間疲労を押さえて走るような場面で優位性があります。身長が高い方・ハイシート化している方の場合ですと、相対的にハンドル位置が低くなっているため、高めのハンドルを装着するとしっくりくることも多くあります。特にハイシートは20mmくらい着座位置が上がるので、ハンドル位置も合わせて変更したいところです。 引き最後に意識したい寸法が引きで、絞りとも言われる寸法です。ハンドルを上から見て、どの程度手前に曲がっているか?というところが引きです。これは60mmが基準で、50mm台の引きなら弱めでモトクロスなどのスポーツ走行向き、70mmを超えてくるとツーリング向きと言えるでしょう。引きでハンドルの性格が変わる理由としては、ママチャリのハンドルを思い浮かべて頂くとわかりやすいのですが、手前に強く引いていると、自然と肘が下がります。肘が下がれば肩の力も抜けて・脇も閉じるので楽に乗れるんですね。故に引きの強いハンドルはツーリング向きとなります。逆に、モトクロスなどのスポーツ走行では肘を張ってハンドルを押したり抑え込んだりするので、引きの強いハンドルではそうした動作がしにくくなってきます。こういう場面においては引きの弱いハンドルが断然乗りやすくなってきます。また、ドアノブ握りと呼ばれる手を横から添える握り方も引きの弱いハンドルが向いています。 ハンドルバーの太さ次にハンドル選びで重要になってくるのが、太さのお話です。ハンドルには2種類の太さの規格があり、一つは標準的な22.2mmの規格。こちらはハンドル径は全て一定で22.2mm。もう一つは28.6mmの規格です。こちらはグリップ部は22.2mmですが、ハンドルが曲がり出す部分から徐々に太くなり、クランプ部分では28.6mmまで太くなっています。22.2mmは標準、ということもありノーマル径と称されます。28.6mmはより太い規格なので、ファットバーとかテーパーバーと称されます。(テーパーっていうのはハンドル中心部に向かって太くなっている形状が由来)厳密にはファットバーと言うのはRENTHALの商品名ですが、ほぼ一般名詞化しているので他メーカーでもファットバーと呼んで差し支えないでしょう。22.2mm(ノーマル径)ノーマル径のハンドルは、補強のためにブレースバーが装着されているのが基本です。転倒時にクッションとなるバーパッドもこのブレースバーに取り付けます。補強という形で強度を確保しているため、カッチリとした乗り味で路面からの衝撃も比較的ダイレクトに伝わります。端から中心まで太さが一定なので、トレールバイクの場合スマホホルダーや充電ソケットなどのオプションが取り付けしやすいことがメリットです。28.6mm(ファットバー・テーパーバー)28.6mm系のハンドル(以下ファットバー)はハンドルの太さそのもので強度を確保しているため、剛性(変形のしにくさ)を低く設定することが出来ます。それ故にジャンプの着地や急ブレーキなど、衝撃や負荷が掛かる状況ではハンドルが積極的にしなります。このしなりと言うのはサスペンションのように衝撃を吸収する効果があり、ライダーの疲労軽減に大きな効果があります。ただし、トレールバイクに取り付けする場合にはクランプ部分の太さが違うことからそのままでは装着出来ないことがほとんど。そのため、ハンドルポストやトップブリッジの変更・もしくはアダプターの装着が前提となります。近年の450/250ccモトクロッサーやエンデューロバイクはファットバーが標準になっているので、アダプター無しでそのまま装着可能です。トレールバイクではDR-Z400SMが例外的にRENTHALのファットバーを標準装備していて、サスペンションなどを含めた豪華装備っぷりが発売当時話題になりました。   ここからは実際に商品を例に挙げて紹介していきましょう。ZETA COMPハンドルバー・CXハンドルバー・SX3ハンドルバーダートフリーク発のオフロードパーツブランド・ZETAのハンドルには3種のシリーズがあります。22.2mm径のハンドルに2つのシリーズと、28.6mm径のハンドルの3種ですね。COMPハンドルバーまずは22.2mm径のCOMPハンドルバーですが、これは主にトレールバイクを対象としており、ややスポーツ走行向けのMOTARD系とツーリング向けのDUAL-SPORTS系をご用意。それぞれに高さ違いのMIDとLOWがあり、お好みで選べるようになっています。また、Mini-Trailという幅を抑えつつ高さを高く設定した独特のハンドルもあります。高さが106mmで特別な高めにしたい方には唯一の選択がこれ。幅が抑えられている分、高くてもクラッチ・アクセルワイヤーの長さが不足しないようになっています。その他、クロスカブ用などの特殊なラインナップが用意されているのもこのシリーズです。トレールバイクのハンドル選びで迷ったら、まずはCOMPハンドルバーで良いかな?というところです。価格も比較的リーズナブルで購入しやすいのもポイントですね。[card_p : product_id=6357]CXハンドルバーそして、COMPハンドルバーの強度を向上させてバーパッドを標準装着としたのがCOMP-Xこと、CXハンドルバーです。勿論こちらも22.2mm径強度があるのでオフロードで転倒しても容易に変形することはなく、ハードに使えます。ラインナップはCOMPにあったようなトレールバイク向けのものから、モトクロッサー向けの実戦向けを幅広くラインナップ。85ccクラスのミニモトクロッサー用も用意されています。林道ツーリング・エンデューロ・モトクロスでの使用なら、攻めた使い方にも対応するこのシリーズがおススメです。注意点としては、ミニモトクロッサー用ハンドルバーはグリップ部分の長さが短く設定されているため、トレールバイクには取り付け不可となっています。スイッチ類を収めるスペースが無いからですね。[card_p : product_id=6358]SX3ハンドルバー最後に紹介するのがファットバーのSX3です。先に説明した通り、しなる特性を持ったハンドルで、激しいオフロード走行では手元にくる衝撃をかなり軽減してくれます。特に固く締まった路面ではその効果が実感しやすいでしょう。その特性上、ツーリング向けのラインナップは少なく、大半のラインナップがモトクロッサーを始めとした競技用車両向けの設定になっています。近年の売れ線では、SUPER-LOWと言う極端に高さを抑えたモデルが人気です。コーナーリングが決まりやすいのはもちろんのこと、斜度の強烈なヒルクライムで身体を被せやすい(ひっくり返りにくい)のでモトクロスからエンデューロまで幅広く支持されています。[card_p : product_id=3301]注意点としては、このしなり特性はクローズドタイプのハンドガードを装着すると失われます。ハンドガードが補強となり、剛性を著しくアップさせてしまうからですね。手やレバーの保護を重視するか、しなり特性による疲労軽減を優先するか・・・エンデューロにおいては常に議論の分かれるところです。折中案として強度は落ちますがプラスチックタイプのクローズドタイプハンドガードであればガード自体が柔軟なことと、しなるポイントを保持していないのでしなり特性が失われにくくなっています。[card_p : product_id=26822]まとめと言うわけで、オフロードバイクのハンドルバーについての解説でした。ハンドル選びに必要な幅・高さ・引きの3つの寸法と、ハンドルの太さと特性。これらのポイントを押さえておくと、自分に合ったハンドル選びがしやすくなると思います。YOUTUBEチャンネルにて、動画でも解説しておりますので、合わせてご覧いただきますと幸いです。当店ことダートバイクプラスでは、ZETAの他にRENTHAL・PROTEPAR・ISAなど様々なブランドのハンドルバーと種類をラインナップしています。不明な点などございましたら遠慮なくお問い合わせください。貴方にあった一本をお探しいたします!オフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!

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  • オフロードバイク タイヤの空気圧のお話

    オフロードバイク・タイヤの空気圧のお話今回はオフロードバイクのタイヤ空気圧はどう設定すればいいのか?ビードストッパーってなに?ハードチューブ?ムース?よくわかんない~という疑問を全て解決しようと思います。大変タメになる記事です。空気圧とは?空気圧とは、タイヤの中の空気の圧力のことを差します。オフロードバイクであればチューブホイールが一般的なので、チューブの中に入れる空気の量=空気圧となります。セローやトライアルバイクのリアホイールはチューブレスホイールなので、こちらはそのままタイヤ内の空気の量=空気圧ですね。で、この空気圧というのは高ければ高いほど燃費は良くなり、軽くバイクを動かせるようになります。自転車もそうですよね。タイヤの空気が抜けた自転車を漕ぐのは凄くしんどいはずです。ロードバイク(自転車)とか10kgくらい入れたりしますよね。しかし、空気圧は高ければ良いと言うものではありません。空気圧を高めすぎると、タイヤがカチカチになってしまいグリップ力が悪くなります。(滑りやすくなってしまいます)動力を路面に伝えることがタイヤの役目ですから、高すぎず、低すぎず、適度に路面を捉えられる空気圧の管理が必要になるということです。適切な空気圧管理のためにはしっかりとした品質のエアゲージが必須です。DRCのG102エアゲージはオフロードにおける低圧専用ゲージを採用しているため、1.0kg以下の低圧でも精度の高い管理が可能になっています。[card_p : product_id=25338]  具体的な空気圧設定は?以上が空気圧の基本的な考え方ですが、オンロードで走る場合はメーカーの指定空気圧で基本的に問題はありません。定期的に空気圧が下がっていないか確認して、必要に応じて補充してあげれば良いのですが、オフロードではよりシビアな空気圧管理が求められます。オフロードというのは文字通り未舗装路なので、固く締まった路面からぬかるんだ路面、岩や木の根と路面の固さからデコボコ具合まで多種多様です。こうした路面をタイヤが捉えて動力を伝えるためには、タイヤを積極的に変形させる(たわませる)必要があります。どのくらいの空気圧かと言うと、固く締まった路面で0.8-1.2kg程度。ぬかるんだ路面や岩・木の根の多い路面では0.2kg-0.5kg程度です。この数字はオンロードでは考えられないような低圧です。1.0kgを下回ると、タイヤは手で押すと容易に変形させられるような柔らかさになります。その柔らかさによって、路面を掴み・グリップしてエンジンの力を推進力として進むわけですね。では、空気圧を低くすればするほどグリップが増していいんじゃないのか?という疑問が出てきます。実際低圧にすればドンドングリップは増すのは事実です。しかし、タイヤが柔らかくなればなるほど踏ん張りが効かなくなってしまうと言う副作用が出てきます。モトクロス・ハイスピード走行における空気圧設定スピードを出して走る場合、つまりモトクロス的な走り方をする場合にはハイスピードに耐える踏ん張りが必要となります。人間もダッシュするときは足に力を入れるのと同じで、足がフニャフニャではダッシュ出来ないでしょ。 そんな訳で、空気圧は低圧であれば良いと言うわけでなく路面状況や走り方によって適時調節することが大切なんですね。上記に挙げたように、固く締まった路面をハイスピードで走るような場合には比較的高めの0.8-1.2kg程度に設定します。パンクのリスクも低く、タイヤの捩れも少ないので安心して攻めれる空気圧設定ですね。コンディションの良いモトクロスコースや、林道ツーリングで走る場合にはこのくらいの設定が無難と言えます。エンデューロ・難所における空気圧設定では、ぬかるんだ路面や岩・木の根の多い路面ではどうでしょう。このような荒れた路面ではハイスピードで攻めることは難しい・・・つまりスピードは出せないでしょう。そして路面をしっかり掴んで走るためタイヤも大きく変形させて走る必要があります。そこで、空気圧を0.2kg-0.5kg程度まで落とすわけです。ここまで落とすと、銘柄にもよりますが手でグニグニとタイヤが潰せる程に柔らかくなります。つまり、路面を掴む力は非常に強い。岩で滑らず、木の根に弾かれず、しっかりとバイクを前に進めてくれるようになります。空気圧を低くすることによるトラブルと対処法空気圧の設定についてはこのようなお話となります。では、空気圧の調整だけしっかりすればOKか?と言うとまだ終わりではありません。ただ空気を調整するだけではダメなのです・・・ここで問題になるのは、低圧で走るとパンクのリスクがある という点です。最初に紹介したように、オフロードバイクはチューブホイールが基本なので、チューブを損傷するとパンク=走行不能となってしまいます。何故低圧で走るとパンクのリスクがあるのか?理由は二つあります。一つはバルブのズレによるバルブもげという現象。もう一つはリム打ちパンクという現象です。順番に解説しましょう。バルブもげまず、バルブもげというのは、言葉の通りチューブのバルブ部分がもげて(千切れて)しまう現象です。何故こんなことが起こるのか?それは空気を抜いて低圧で走ると、タイヤ・チューブ・リムの3点の維持力が弱くなります。内圧が低いので押さえつける力も弱くなりますしね。そうなると、エンジンの力やブレーキの力に負けてタイヤがズレてしまう(空回りしてしまう)ことがあります。このとき、チューブのバルブがナットでしっかり固定されていると、力の逃げ場がなく根元からバルブがもげてしまうことに。バルブがもげると当然空気は全て抜けてしまい、パンクとなります。釘を踏んだパンクと異なり、パッチを貼っての修理は出来ません。チューブ交換が必須となりますが林道でチューブを携行しているとは限りません。バルブもげというのは恐ろしいトラブルです・・・。これがバルブもげの原因です。対策としては、バルブナットを締めない・もしくは付けないということが第一。そしてビードストッパーを装着することです。ビードストッパーとはビードストッパーというのは、言葉の通り「ビードを止める」というパーツ。メーカーによってはリムロックと名付けていますが、「リムを固定する」という意味で、どちらも同じことを視点を変えて名付けているだけの同一パーツです。目的はタイヤのリムと接触している部分であるビードがリムとズレないように、内部から押さえつけるというもの。ビードをストップさせる、もしくはリムをロックする、同じことですね。シンプルな構造ですが、バルブもげにはとても有効な対策で空気圧を1.0kpa以下にする場合には装着必須と言って良いでしょう。前後輪に1個ずつ装着するのが基本ですが、エンジンの力を直接受ける後輪には2つ以上装着することも。空気圧が0.6kpaを下回る辺りから2個装着しておくと良いかと思います。[card_p : product_id=668]ビードストッパーには重いが壊れない金属製(DUNLOP・DRC)と、軽いがたまに壊れるプラスチック製(MOTION-PRO)があります。[card_p : product_id=35466]金属製も使用に伴いゴムと金属と剥離が起こるので定期交換は必要ですが、一長一短なのでここはお好みでお選びください。リム打ちパンクリム打ちパンクというのは尖った石などの障害物・固い路面への激しい着地など大きくタイヤが変形する際に、リムとタイヤ(越しの障害物)にチューブが挟まれることで穴が開いてしまう現象です。これも低圧にすればするほど発生率の上がるトラブルですが、この対策というのはとてもシンプル。チューブの厚みを増やせば良いと言うことです。そこで登場するのがハードチューブ。ハードチューブとは通常のノーマルチューブの倍程度の厚みを持たせたチューブで、物理的に穴が開きにくくなっています。実に単純明快です。そして更に対パンク性能を向上させて、スーパーヘビーチューブというものもあります。[card_p : product_id=834]スーパーヘビーチューブとはこれはハードチューブが更に倍の厚みになったもので、梱包状態で並べてみるとこの通り。重さもしっかり増加していて、走りへのデメリットも無視できないレベルです。バネした重量の軽量化は効果が~なんて良く言いますが、それに完全に逆行する暴挙です。オフロードを楽しく走ろうと思うと、パンクしてはどうしようもないのでハードチューブは基本装備と言って良いでしょう。モトクロッサーなども標準で装着しています。スーパーヘビーチューブまで使用するかどうか?ここは走りの質とトラブル回避を天秤に掛けて検討する必要があります。難しいところですね。[card_p : product_id=832]今回は空気圧の話から逸脱するので除外しますが、パンク対策の究極形としてチューブの代わりに発泡体を詰め込むタイヤムースというものもあります。 まとめそんな訳で、空気圧を低圧にした場合の問題と対処はこのようなお話となっております。これらの対策さえしっかりと行っていれば、自身の思う空気圧設定でリスクを押さえて楽しく乗れると思います。人によって考え方が多様なテーマなので、実際に調整を試してトライ&エラーで丁度良い設定を見つけてくださいね。当店ことダートバイクプラスでは、タイヤの選び方はもちろんチューブやビードストッパーとの組み合わせや取り付け作業など、タイヤ全般幅広くサポートしております。不明な点などございましたら遠慮なくお問い合わせください。オフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!

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