オフロードバイクのタイヤ選び!注意点・オススメタイヤについて専門店が徹底解説

- オフロードのタイヤ種類は4つ
- 【モトクロスタイヤ】人工的に造成された、もしくは管理されたモトクロスコース向けの競技用タイヤ
- 【エンデューロタイヤ】自然の地形を活かした特設コース向け・もしくは公道も考慮した競技用タイヤ
- 【トライアルタイヤ】岩や人工的に配置されたヒューム管などを走破するトライアル競技専用タイヤ
- 【トレールタイヤ】オフロード&オンロードの両方のバランスを取った公道走行可能なオールラウンドタイヤ
- オフロードタイヤは公道使用可能か要確認
- オフロードタイヤの寿命は走行距離ではなく摩耗具合
- オフロードバイクのタイヤサイズの調べ方
- 純正のサイズを把握しよう
- インチ表示とメトリック表示
- 具体的なタイヤ選び
- 専門店がおすすめする【モトクロスタイヤ】
- 専門店がおすすめする【エンデューロタイヤ】
- 専門店がおすすめする【トライアルタイヤ】
- 専門店がおすすめする【トレールタイヤ】
- オフロードタイヤでお悩みの方はダートバイクプラスへ!
タイヤ選びに迷える人類の皆様、オフロードタイヤ神の寺尾ですこんにちは。
今回はオフロードタイヤの選び方を解説させて頂きたいと思います。
まずは、タイヤ選びの前に種類を把握しておきましょう。
オフロードのタイヤ種類は4つ
【モトクロスタイヤ】人工的に造成された、もしくは管理されたモトクロスコース向けの競技用タイヤ
【エンデューロタイヤ】自然の地形を活かした特設コース向け・もしくは公道も考慮した競技用タイヤ
【トライアルタイヤ】岩や人工的に配置されたヒューム管などを走破するトライアル競技専用タイヤ
【トレールタイヤ】オフロード&オンロードの両方のバランスを取った公道走行可能なオールラウンドタイヤ
このように、オフロードタイヤはざっくり4種類に分けられます。
ここから自分の用途や目的に合わせて選ぶわけですね。
でもその前に・・・一つ注意点です。
オフロードタイヤは公道使用可能か要確認
モトクロスタイヤというのは基本的に公道走行を前提としておらず、競技専用タイヤになっています。
同様にエンデューロタイヤ・トライアルタイヤも競技専用のタイヤが多いため、
公道で使用するバイクに装着する場合は確認が必要です。
中にはIRCのツーリストの様にエンデューロタイヤ・トライアルタイヤであっても
公道走行可能なものがあるので、それならば問題ありません。
公道走行不可のタイヤはタイヤメーカーのWEBサイトにそのように記載されていますし、
現物にも「NOT FOR HIGHWAY SERVICE」または「NOT FOR HIGHWAY USE」とタイヤの側面に書かれているので、それを見て確認することも可能です。
オフロードタイヤの寿命は走行距離ではなく摩耗具合
次にタイヤ選びで把握しておきたい事柄として、タイヤの寿命があります。
タイヤの寿命はもちろん長い方が嬉しいと思いますが、その寿命の判断は通常のオンロードタイヤとは異なります。
詳細はコチラの記事で詳しく解説しておりますのでご覧ください。
まだまだタイヤ選びで把握すべきことは続きます。
次はタイヤサイズの調べ方です。ちょっと難しいですよ~。
オフロードバイクのタイヤサイズの調べ方
純正のサイズを把握しよう
当然ながら、まずは純正のサイズを把握しなければいけません。
ネットで検索すればすぐ出てきますし、スイングアームに指定サイズを記載したステッカーが貼り付けされている場合もありますが、わからない場合はパーツリストで調べるのが一番確実です。
もしくは、新車であればタイヤの刻印を見れば一目瞭然ですね。
ブリヂストンやダンロップのようなタイヤメーカーでは車種から適正サイズを確認出来るようになっています。
とても便利に出来ているので是非活用してみて下さい。
インチ表示とメトリック表示
タイヤのサイズで良くユーザーを悩ませるのがコレで、インチとミリ(メトリック)の表示が混在しているパターン。
具体例を挙げると、CRF250Lの前輪タイヤサイズは3.00-21で、3.00というのはインチ表示になります。
一方で後輪はと言うと、120/80-18で120というのはミリ表示。(80というのは扁平率80%という意味)
・・・ややこしいね!
何故このような表記になっているのかはわかりませんが、
トレールバイクを中心にインチ表示とメトリック表示が混在している場合がありますので、混乱しないように注意が必要ですね。
因みに、前輪に多い3.00-21というサイズは、ミリ換算で76.2mm幅です。
つまり、80/100-21のタイヤも履けるということですね。少し乱暴ですが、同じ表記とみなして差し支えありません。
そして、後輪に多い4.60-18というサイズは4.60インチをミリ換算すると116.8mm。
こちらも120/80-18と同じように扱ってOKということですね。
タイヤによっては4.60-18と120/80-18の両方がラインナップされていますが、
履き比べてもほぼ違いはわからないレベルだと思います。
このように、インチ表示とミリ表示が混在していてややこしいタイヤサイズですが、
互換サイズを知っておけばそれほど悩む必要は無いと言えます。
タイヤのメーカーや銘柄によっては、ラインナップにミリ表示しか無い場合もありますが、
その場合もこの考え方で対応可能です。
具体的なタイヤ選び
と言うわけで、選ぶサイズが決まったら具体的にタイヤを選んでみましょう。
オフロードバイク専門店として当店がオススメするジャンル別オススメタイヤをピックアップしていきます。
専門店がおすすめする【モトクロスタイヤ】
BRIDGESTONE(ブリヂストン) BATTLECROSS X20 販売価格(税込)¥11,227 ~ ¥17,248 ◆レースの現場で開発され、更なる性能進化を遂げたハイパフォーマンスタイヤ。軟質路面対応のX20を新たにラインアップ。■Castle Block(凸ブロック)硬い土壌の上に土が浮いたような状態、またはレースインターバルの散水直後、路面は非常に滑りやすくなります。このような状況下でもしっかりとしたグリッ
BATTLE CROSS X20 ソフト
ブリヂストンのX20は現在のモトクロスシーンで最も評価の高いタイヤと言ってしまっていいでしょう。
他メーカーに比べ若干高い価格帯と、それに見合った若干高い性能を持つ、「大体コレでOK」なタイヤです。
X20はメーカーの設定した対応路面はソフトで、砂っぽいコースや水分を含んで緩めのコンディションで最もパフォーマンスを発揮します。
・・・が、これがハード路面でもミディアム路面でもシェアが高いのです。
これは近年の傾向として、田んぼの様な極端なマディコンディションを除きほとんどの路面をソフト路面用タイヤで対応させる傾向があります。
理由としては管理されているコースの場合、晴れであっても散水などで緩くなる場面が多々あることや、
レース前に重機で整備してしまえば掘り返されてそれなりにソフト路面になること。
タイヤが対応出来る路面のキャパシティ拡大などが挙げられます。
上記のことから、モトクロスはもちろんエンデューロでも引き合いの多い傑作タイヤと言えるでしょう。
注意点として、競技専用タイヤのため公道走行は出来ませんのでご注意ください。
モトクロスタイヤの選び方については以下の動画でも詳しく解説しております。
専門店がおすすめする【エンデューロタイヤ】
IRC(井上ゴム工業) VE-33S GEKKOTA 販売価格(税込)¥15,432 ~ ¥19,611 ハードエンデューロからクロスカントリーまで幅広く使用できるオールラウンドタイヤ
VE-33S GEKKOTA (ゲコタ)
IRCが贈るエンデューロタイヤのド定番がこちらのVE33S GEKKOTAです。
このタイヤは、元々は30年以上前から販売されていたVE33とタイヤがベースになっています。
VE33はモトクロスタイヤに比べ柔らかめのコンパウンドと大きめのブロックで、ガレ場のような固い路面から
腐葉土のような柔らかい路面までオールラウンドにこなせるタイヤとして人気のタイヤで、
それを更に柔らかくアレンジしたのがこのタイヤです。
柔らかく・・・と言ってもある程度ハイスピードセクションもこなせるギリギリの剛性を持たせているのでクロスカントリーレースからハードエンデューロまで高い人気とシェアを持っています。
一部に特化させず、無難な選択としても間違いの無いタイヤです。
こちらも公道走行は不可になっていますのでご注意を。
エンデューロタイヤについても動画解説をご用意しておりますので、是非ご覧ください。
専門店がおすすめする【トライアルタイヤ】
IRC(井上ゴム工業) TR-011 TOURIST 販売価格(税込)¥9,240 ~ ¥12,902 自分のトライアルマシンに乗ったままで山や川へ行くことができる公道走行可能モデル。ベースはコンペティションモデルのTR-011なので、さまざまなセクションを攻略する場合も信頼が持てます。
TR011 ツーリスト
正直言ってトライアルタイヤは種類が少なく、かつエンデューロバイクやトレールバイクに対応したものは
このツーリストとSHINKOのSR246くらいしか見当たりません。
中でも圧倒的な人気と実績があるのがこちらのツーリスト。
(SR246には豊富なサイズが用意されているので、ミニサイズのバイクでは重宝されています。)
このタイヤは元々はTY250Zスコティッシュというトライアルトレールバイクの専用タイヤとして用意されたものです。
故に公道走行も問題なくこなせます。
しかし、20年以上前にバイクは絶版となり、その後細々と販売されていましたが、
15年程前からセローやエンデューロマシンでの需要が急増。
競技専用のトライアルタイヤに比べ重量のあるバイクに剛性が最適化されているので、
競技用のトライアルバイク意外には「これが良い」タイヤと言えます。
メーカーもこうした需要はしっかり把握していて、細かな仕様変更を繰り返し今に至ります。
路面を掘り返すのではなく掴んでグリップするという性質上、林道を荒らしにくいのも嬉しいところですね。
専門店がおすすめする【トレールタイヤ】
DUNLOP(ダンロップ)Buroro D605 販売価格(税込)¥7,637 ~ ¥14,347 オン・オフで高い耐摩耗性と操縦安定性を確保したダンロップのベーシックトレールシリーズ ”Buroro”。D605はオフロードからオンロードまで安定した走行性能を発揮するオールラウンド指向のトレールタイヤ。
Buroro D605
ダンロップのトレールタイヤシリーズである「Buroro」の中間に位置するのがこのD605。
オフロード寄りのD603・オンロード寄りのD604と合わせて3つのラインナップが用意されており、
難しいことを考えずに選べるのがいいですね。
中でもD605はTHEスタンダードと言える性能で、多くのトレールバイクの標準タイヤとして採用されてきました。
オン/オフのバランスが良いので、林道に行きたいときも高速道路に乗ってツーリングしたいときもあらゆる用途に対応可能です。
トレールタイヤに関しては下記の記事と動画でも解説しておりますので参考にしてみて下さい。
以上、専門店がおすすめする(クドい)オフロードバイクのタイヤ選びでした。
今回紹介したタイヤは本当に無難な選択であって、細かなニーズに対しては無数の選択肢があります。
お悩みの場合は、是非ダートバイクプラスにお問合せ頂くか、ダートバイクプラス瀬戸店・ダートバイクプラス大阪店・ダートバイクプラス神戸店までご来店下さい。