• 5000円以上のご購入で送料無料

コラム

  • 最新オフロードヘルメット重量比較してみました!

    こんにちは。オンラインストア担当の鈴木です。普段はFOX V1(旧型)、モトクロス用にBELL MOTO9-FLEX、MOTO10を使用しています。さて!約2年の空白期間を経て、FOX RACINGの新型V1ヘルメットが入荷しました!比較をかねて、ダートダートバイクプラスオンラインストアと同敷地にあり一部在庫を共有する関係のダートバイクプラス瀬戸店内で販売中の現行ヘルメット全品の重量をチェックしてみました!時間の都合上重量等の掲載にとどめましたが、今後記事内容を少しずつ増やす予定です。詳しいヘルメットの選び方は詳しいヘルメットの選び方はこちらhttps://www.dirtbikeplus.jp/blog/blog_20210815の記事をご覧頂くとして、今回はよく話題になる「重量」「サイズ感」や、「公道可否」「レース可否」「快適性」を、実際に被りつつ簡単にレビューしていきます。簡単に説明すると「重量」・・・軽いほど良いですが、全体バランスやSNELLを取得しているかなども重要です。(SNELL対応ヘルメットは重めです。)SNELL規格は「世界で最も厳しい安全規格」と呼ばれており、、Araiヘルメット様の特設ページが詳しいです。計測誤差が数十グラムある可能性があります。あくまで参考値としてください。カラーモデルかどうかでも多少変化します。「サイズ感」・・・メーカーによって微妙にサイズ感が違うのがヘルメット選びの難しいところ。今回比較した鈴木は、完璧なMサイズ頭です(ダートバイクプラス瀬戸店のArai・SHOEI両方のフィッティング資格所有者に確認頂き、周長、幅、高さともにMサイズジャストでした。)「公道可否」・・・公道走行できる規格を通してあるかどうかです。「レース可否」・・・MFJ公認のレースに出場できるかどうかです。JNCCやWEXでは問われません。公認かどうかはMFJのサイトで確認できます。なお、SNELL規格をパスしたヘルメットはMFJサイト上で「特選」と表示されます。「快適性」・・・ベンチレーション有無など。レースで必要なベンチレーション機能が、ツーリングでは逆効果の場合もあります。メーカー:FOX世界的オフロードブランドのFOX。カリフォルニアに本拠地を構え、MXGPやAMAスーパークロスといったレースシーンからツーリングライダーまで支持される。V1ヘルメット「重量」(Mサイズ実測)約1240g「サイズ感」Arai、SHOEIと比較して少し小さく感じる。両社でMサイズならば、Lサイズを選択してもよいかも。「公道可否」可(SG規格取得)「レース可否」可(MFJレース公認)「快適性」ベンチレーションが多く快適。一言コメント:価格も安く最初のヘルメットに最適![card_p : product_id=34965]SCOTT プロスペクトゴーグルなどの大きめゴーグルにも対応します。メーカー:BELLMOTO-10レースのトップシーンで活躍するライダーたちが使用しているMOTO-10ヘルメット。AMAスーパークロスではイーライ・トマックやクーパー・ウェブが、FMXではアクセルホッジスが愛用。MIPSをより進化させた「スフェリカルテクノロジー」により、脳への衝撃を緩和。「重量」(Mサイズ実測)約1560g「サイズ感」完璧。インナーが頭の形にフィットしやすく、多くのライダーがフィット感が良いとインプレ。(Arai、SHOEIでMサイズの鈴木はMサイズを使用中です。)「公道可否」不可「レース可否」可(MFJレース公認)SNELL「快適性」ベンチレーションが特に多く快適。インナーは冷感素材を使用。また、チークパッドはマグネット取付で取り外ししやすく洗濯が楽ちん。一言コメント:安全性、快適性、フィット感すべてが高次元!レース用最高峰![card_p : product_id=35977]SCOTTプロスペクト、100%ARMEGAにも余裕で対応の広めアイポート。MOTO-9S FLEX「重量」(Mサイズ実測)約1520g「サイズ感」Arai、SHOEIと比較して少し小さく感じる。1サイズ上げるか少し迷います。(Arai、SHOEIでMサイズの鈴木はMサイズを使用中です。)「公道可否」不可「レース可否」可(MFJレース公認)SNELL「快適性」ベンチレーションが多く快適。チークパッドはマグネット取付で取り外ししやすく洗濯が楽ちん。一言コメント:モトクロスにおすすめ、安全性が高い![card_p : product_id=35978]大き目ゴーグルも問題なく装着可能。MX-9 MIPS「重量」(Mサイズ実測)約1480g「サイズ感」Arai、SHOEIでMサイズの鈴木はMサイズでちょうどよかったです。「公道可否」可「レース可否」可(MFJレース公認)一言コメント:公道にもレースにもどうぞ。ベーシックなヘルメット。[card_p : product_id=34790]大き目ゴーグルもまったく問題なく使用可能。MX-9 アドベンチャー MIPSツーリング向け、シールドありタイプのオフロードヘルメット。口元のエアインテークにはシャッターがあり、風をシャットアウトする事も可能。「重量」(Mサイズ実測)約1650g「サイズ感」Arai、SHOEIでMサイズの鈴木はMサイズでちょうどよかったです。「公道可否」可「レース可否」不可一言コメント:ツーリングにおすすめ![card_p : product_id=31767]メーカー:Arai日本初のオートバイ用ヘルメットを作ったアライヘルメット。「R75 SHAPE」という丸みを帯びた形状が特徴で、丸く滑らかな帽体で衝撃をかわすように作られています。内装パーツも多くの種類が発売されており、自分に合わせて変更できるのもポイント。オンラインストアと同敷地内にあるダートバイクプラス瀬戸店ではフィッティングサービスも行っております。V-CROSS4「帽体サイズ」「重量」(Mサイズ実測)約1550g「サイズ感」Mサイズでちょうどよい。「公道可否」可「レース可否」可(MFJレース公認)SNELL一言コメント:モトクロスにおすすめ、安全性が高い![card_p : product_id=13207]なお最近の大きめのゴーグル(SCOTT プロスペクトや100% ARMEGAなど)は少しはまりが悪く、この部分が浮き気味です。小さめのゴーグルを選ぶのがポイントです。TOUR CROSS3ツーリング向け、シールドありタイプのオフロードヘルメット。口元、ひたいのエアインテークにはシャッターがあり、風をシャットアウトする事も可能。雨天の際に使用することで、ヘルメット内への雨の新入が防げます。「重量」(Mサイズ実測)約1620g「サイズ感」Mサイズでちょうどよい。「公道可否」可「レース可否」可(MFJレース公認)SNELL一言コメント:ツーリングにお勧め!安全性が高い![card_p : product_id=34907]メーカー:SHOEIダートバイクプラス瀬戸店はSHOEIヘルメットのフィッティングサービスも可能なショップですが、オンラインストアではSHOEIヘルメットを販売しておりません。VFX-WR「重量」(Mサイズ実測)約1420g「サイズ感」Mサイズでちょうどよい。「公道可否」可「レース可否」可(MFJレース公認)HORNET ADVツーリング向け、シールドありタイプのオフロードヘルメット。口元、ひたいのエアインテークにはシャッターがあり、風をシャットアウトする事も可能。雨天の際に使用することで、ヘルメット内への雨の新入が防げます。他のシールドありタイプのモデルと違い、ゴーグルが使用しやすいバイザーデザイン。後付けのスピーカーを装着しやすい構造。「重量」(Mサイズ実測)約1500g「サイズ感」Mサイズでちょうどよい。「メガネの相性」良い。眼鏡の当たる部分のスポンジが柔らかく、痛みが少ない。「公道可否」可メーカー:WINSX-ROADツーリング向け、シールドありタイプのオフロードヘルメット。インナーバイザーを使う事で日差しを低減可能。口元のエアインテークにはシャッターがあり、風をシャットアウトする事も可能。後付けのスピーカーを装着しやすい構造。「重量」(Lサイズ実測)約1620G「サイズ感」Mサイズ展示品が無いためLサイズを被ったところ、すこし緩いもののツーリングにはよいサイズ。「公道可否」可「レース可否」不可一言コメント:ツーリングに使いやすいギミック搭載、ベーシックモデル。[card_p : product_id=32050]メーカー:HJC現時点で当店在庫が無く、入荷次第情報を追加予定です。i50 「重量」未計測「サイズ感」未計測「公道可否」可「レース可否」可[card_p : product_id=30930]CS-MX2 「重量」未計測「サイズ感」未計測「公道可否」可「レース可否」可)[card_p : product_id=30927]メーカー:SUOMYMrJUMP「重量」(Lサイズ実測)1190g「サイズ感」入り口がかなり狭く、頭の大きい人にはLサイズは厳しい。被ってみれば、Lサイズでちょうどよい。「公道可否」可「レース可否」可(MFJレース公認)一言コメント:とにかく軽い!軽さ重視ならおすすめヘルメット。[card_p : product_id=32797]アイポート(開口部)はすこし狭く、ゴーグルが浮き気味です。顔の形によっては小さめゴーグルが推奨。メーカー:NOLANN702xツーリング向け、シールドありタイプのオフロードヘルメット。インナーバイザーを使う事で日差しを低減可能。口元、ひたいのエアインテークにはシャッターがあり、風をシャットアウトする事も可能。雨天の際に使用することで、ヘルメット内への雨の新入が防げます。ゴーグルが使用しやすいバイザーデザイン。顎部分を外す事ができ、スタイル変更が可能。「重量」(Lサイズ実測)1950g「サイズ感」Lサイズではゆるい。(Mサイズは在庫が無く確認できませんでした)「公道可否」可「レース可否」不可一言コメント:超多機能!遊び心を楽しむヘルメット![card_p : product_id=27889]随時情報を追加の予定です。こんな情報が知りたい、ここが気になるといったことがございましたら、ぜひオンラインストアまでお問合せ下さい。

    もっと読む
  • 馬場亮太選手のレース攻略~JECチャンピオンコラム!編(1)~

    全日本エンデューロ選手権 シリーズチャンピオンを決めた馬場亮太選手によるコラム第3弾が届きました。前回のコラムはこちら。今回も目から鱗のお話をいただきました!お楽しみください!RBコラム第三弾の時間です。 まだ第一弾と二弾をお読みで無い方はぜひチェックしてみてください。 今回は、チャンピオンコラムと題し 今年JEC(全日本エンデューロ選手権)でチャンピオンになれたご報告(笑)と 自分や、チームメイト町田あさと選手のライディング改造などについてまとめて書こうと思います。 <今年度のJECについて> 今年はエンデューロレースに初めてフル参戦をした年にして 運やタイミングが良く チャンピオン獲得とJEC史上初の6連勝をすることが出来ました。 ざっくりのシーズンの流れでいくと 第1戦から第3戦は雨や雨上がりでのレースで、マディコンディションの中での攻めと守りのバランスが難しく、今回は絶対にマージンを取って転ばないように走るぞと思った周に激しく転んだりと上手にレースができていたかと思うと全然そんなことはありませんでした。 第4戦、第5戦で2日通して初めてのドライコンディションで、タイムを出すことだけに集中して走ることができ、その極限を攻めている感じがめちゃくちゃクセになりました。 第6戦は前回大会で掴んだつもりだった攻める感じが一切出せずに終わり、ラスト2戦は借り物バイクだったのでとにかくチャンピオンを取るために走り切っただけという感じでした。 <ライディング進化の転機> なぜモトクロス出身の自分がフル参戦一年目でも良い成績をおさめられたのか 色々な理由はあるかと思いますが、モトクロスで学んだ乗り方がエンデューロにもうまくハマっているのだと感じています。 JECの競技傾向的にはモトクロス出身ライダーが活躍しやすいという前提は確実にあります。 一番自分のライディングが変わった転機となったのは、 モトクロスIA四年目に入る年のオフシーズン、アメリカトレーニングに行きたいと当時のチームの母体であったRSTAICHIの吉村さんにお願いをし、お金を貸してもらい約一ヶ月半アメリカでバイク漬けの日々を送りました。 IA一年目はシーズン途中までランキングも6番前後にいましたが怪我で最終的には11番?前後。 二、三年目は度重なる怪我でシーズンをまともに闘うことができずにいたので、アメリカのトレーニングに行かせてもらって、結果も出なかったら四年目のその年でバイクをやめるくらいの覚悟でした。 アメリカでは下田丈選手やムスキャンなどを育てたヤニングトレーナーのもとで教わり そこで教わったほぼ全ての技術や練習方法が、今でもレースで好成績を収められている理由だと思ってます。 IA四年目のシーズンはライディングの調子は本当に良かったのですが開幕前のちょっとした怪我やマシンのトラブルなどで噛みあわないままシーズンが進み、レース中の内臓の怪我が原因でモトクロスを引退することとなりました。 <実際に学んできたこと> 何を学んできたか、、よく聞く、“スムーズ“です。 いつもの、よく言われている、スムーズですね。笑 想像するスムーズというのは、コーナー進入でスピードを落とし切らずに入ってコーナーを曲がっていくというのだと思うのですが、 学んできたのはそれを実現するための、練習方法などでした。 スムーズに走れと言われるのではなく、言われた練習をしてたら勝手にスムーズになっている感覚です。 こうしろというのは時々アドバイスされるのですが、それよりも今日はこういう練習をしながらタイムを測るぞとメニューを言われるだけ。 代表的なのがYouTubeなどでも言っている、クラッチを使わないとかリアブレーキを使わないという負荷をかけた状態でのタイムアタックです。 極論を言うとこれを、 頭を使って、 バイクの挙動を感じながら練習すれば、 スムーズになります。笑 多分!! <クラッチを使わない練習例>ブレーキング時は?具体例を挙げて、 クラッチを使わないでの練習が使いまくっている状態から、どんな進化が望めるかというと (クラッチなしでゆっくりペースではなくタイムアタックなど全開走行をする前提) まずブレーキングから、、、 クラッチを使えないので リアブレーキを強く踏めなくなります(強く踏むとエンストしやすくなる) 強く踏めないのでフロントブレーキをしっかり効率よく使わないとスピードを落とせなくなります。 強く踏めないことで、大きなブレーキングギャップにリアタイヤが当たった時のリアサスペンションの動きが小さくなります。 (ブレーキを強く踏む=リアタイヤが回転しようとせず前に転がらずに地面に対して抵抗になる=ギャップに当たった時もリアタイヤは前に転がろうとしないのでリアタイヤとリアサスペンションの抵抗になる=リアタイヤが跳ねる) コーナリングの時は?そしてコーナーリング、、、 スピードを落としすぎたりブレーキを長く引きずりすぎるとエンストしそうになるので早めにブレーキを離すようになる。(ライダーの感覚で、あ、エンストしそう、、てなる。) スピードを落とし切らずにコーナーに入るためには大きく外から入れば、落とさずに侵入ができる(アウトインアウト) 早めにブレーキを離すようになるので、コーナーの準備(足を出すなど)を早くできる。 クラッチを使えないので、急にアクセルだけがば開けしても付いてこない→アクセルの開け始めが穏やかになる。開け始めが穏やかになる分手前からアクセルを開けて行かないとエンジン回転も上がってこんない。 自分がこの練習をしながら考えていたことは、こんな感じでした。 「ブレーキ強く踏むと、エンストしそうになるな~ このスピードじゃあコーナー進入し切れないけどスピード落とすとタイムも落ちるし、、 もっと外から入ってみよう、、、」 というふうに“クラッチを使わない“という縛りの中でいかに速く走るかというのを 常に考えながら走ります。常に考えながら、がとても大事です。 上で書いたノークラッチで進化が望めることをブレーキングからコーナーで繋げると 大きなラインどりでハードなブレーキングをせずにスピードを維持しながらコーナーに進入し、 早め早めに穏やかにアクセルを開け始めていく と、なんとまあお手本のようなスムーズが手に入っています(笑) こんなにうまく行きはしないですけど(笑) 大切なのは挙動を感じる事よく外国人もクラッチを使わないで練習してるからノークラッチで練習しようと言いますが、 意識やバイクの挙動を感じながら練習しないと意味がないと思います。 そしてもう一つ大事なことが、ノークラッチで乗ることが1番いいということではないということです。 それをすることで様々な走り方の引き出しができ、バイクの挙動を感じることでがき クラッチを使える状態ではさらに自由に攻めて走れるようになるからです。 クラッチを使わないという選択肢を、使って走っている中に組み込めるということです。 さぁ~ 自分でも何を言っているのかわからなくなってきました(笑) 何回も読み直して、分かってくださいね! 一緒に練習に行く下田丈選手もアメリカの中ではオフシーズン? ぽい時期もあって30分ヒートもほぼしていなかったと思います。 ひたすらこういう練習ドリルをし続けます。 またこのドリルみたいなものが無数にあり、いかに今まで何も意識せずただ走っているだけだったかというのが痛感させられます。 こういった練習を続けていたら ギャップのいなし方や良いトラクションの掛け方なども勝手に習得していき 目に見えて成長することできました。 最後にJECは大体3分から10分未満のタイムアタックレースみたいなものなので この時の練習の貯金でまともにレースができていると思います。 もちろんモトクロスで1番効果は発揮されると思います。 なかなかマニアックな文章で伝わっていなかったらごめんなさい。 あのコラム見たんだけどどういうこと? て直接聞きにきてください。 なんなら走る人がうまくいかない気持ちもこう言った練習方法の引き出しもたくさんあるので モトクロススクールでもエンデューロスクールでも申し込んでください(笑) 実際にどのように町田選手のライディングを改造したかなども書く予定でしたが この記事では書ききれないのでまたの機会に見にきてください。。。写真提供:MFJ中部地区エンデューロ部会様

    もっと読む
  • 内山裕太郎選手のツーリングレポート~キャンピングカー(トランポ)で行く、北海道の旅~

    『北海道をキャンピングカーで旅もしたい、バイクでツーリングもしたい。』両方叶えるためキャンピングカー(トランポ)にバイクを積んで行く北海道の旅と題して、ダートバイクプラスの母体のオフロード用品卸売・販売「ダートフリーク」のサポートライダー内山裕太郎選手から、ツーリングレポートを頂きました!内山裕太郎選手とは?1978年12月22日生まれ、静岡県出身のエンデューロライダー。様々な路面状況のコースを、長時間走る競技「エンデューロ」で、国内シリーズチャンピオンや海外レース参戦等多くの実績を残しているライダーです。そんな内山選手ですが、レースだけでなくツーリング(オンロード、オフロード問わず)も楽しまれてます。今年は北海道にツーリングへ!ということで、その様子のレポートを頂きました。ツーリングライダーなら一度は北海道ツーリングに行ってみたいもの。見どころをたっぷりとご紹介頂きました!トランポ兼キャンピングカーで北海道入り。■色々荷物を積み込んで北海道へ。エンデューロレースでは毎年北海道へトランポを運転しフェリーで移動していましたがいつかはトランポ兼キャンピングカーやバイクでツーリングしたいと思っていたのでこの夏に両方楽しんでしまおうと思いキャンピングカーへ遊び道具積み込んで出発。バイク、SUP、キャンプ道具などいろいろ積み込めるトランポは偉大ですね■今回のツーリングの相棒は?マシン:YAMAHA テネレ700主な改造:・エンジンガード:AXPアドベンチャースキッドプレート・ハンドガード:ZETAアドベンチャーアーマーハンドガード[card_p : product_id=30001]・ブレーキレバーZETAブレーキレバー・クラッチレバー:ZETAクラッチレバー・フットペグ:ZETAアルミニウムフットペグ[card_p : product_id=21434]・チェーンガイド:ZETAデュラブルチェーンガイド・フロントフォーク:ZETAフォークトップブリーダー・ハンドル回り:ZETACOMPSXスタビライザー・サスペンション:ZETAサスペンションスプリング■ウエア(8月の北海道、外気温20℃~25℃)・ジャケット上:DFGナビゲータークールジャケット (ベンチレーション多く温度調整が簡単)[card_p : product_id=30259]・パンツ:DFGトラッカーパンツ・グローブ:DFGレンジャーグローブ・ブーツ:アルパインスター ベリーズドライスターブーツ オイルドレザー(防水のため雨日もブーツカバー不要)[card_p : product_id=31170]・インナー上:DFGネオフィットシャツベンテッドロングスリーブ・インナー下:DFGネオフィットパンツベンテッドタイプ・ソックス:DFGレーシングタビソックス(ショート)・バッグ:KAPPA WA402Sウォータープルーフバックパック[card_p : product_id=29516]バイクday1出発キャンプ地として3日間利用したオートキャンプ場【1】『オートキャンプ&摩周の森』を出発、予定では【2】釧路湿原→【3】根室方面→【4】納沙布岬→【1】キャンプ地へ戻るルートとした。途中、100名城スタンプ№1を押すために根室半島チャシ跡群を目指す。Map-It マップイット | 地図素材サイト■オートキャンプ&摩周の森レストラン併設のためレストランでは昼食や夕食が食べれます。キャンプなのに食事は外食もできてしまうところも最高です。■寄り道したお店納沙布岬にある『鈴木食堂』僕が食べたのはさんま丼 1400円その他にもホタテ丼1600円などもある。15時には周辺のお店は閉店してしまうので早めの昼食がおススメ。■『道の駅 厚岸グルメパーク』牡蠣が有名でこんなに身の大きな生ガキが600円で食べれます。■良い景色。キャンプ地から出発して1つめの釧路湿原、ここは北海道行ってみたかった場所の1つで実は10年ほど前の日高2DAYS参戦時に行こうとして時間がなくて断念した場所の1つ。この景色を見るためには駐車場から1時間ほど遊歩道を歩きこの絶景が見えます。ツーリング時は歩きやすいライディングブーツも必要ですね僕はアルパインスターのベリーズアルパインスターを履いてます。■納沙布岬でウニ丼納沙布岬にある『漁師の店』でウニ丼食べました。ウニイクラ丼 2000円とホタテを注文ホタテなどはテーブルにある焼き台で自分たちで焼きます。■おまけ、屈斜路でサップインフレータータイプのサップを積んでいきキャンプ場近くの屈斜路でサップを楽しむ。サップは大きいので僕はインフレータータイプをおススメします。車に積んでいたら気に入った場所ですぐにサップできます。■無事キャンプ場は帰宅1日の走行距離は420㎞帰りはすっかり暗くなってしまったがテネレ700の明るいヘッドライトに助けられました。燃費は平均29㎞/hと信号機の無い北海道では燃費がよい方向へ、無給油で400㎞以上走れるのは安心ですねバイクツーリングDAY2バイクツーリング2日目は稚内方面へ、北海道と言えば『最北端の宗谷岬』【1】天塩町をスタートし【2】宗谷岬を目指す約250㎞ほどのツーリング■夕日が綺麗利尻富士と夕日が綺麗だったので夕日の撮影そして毎日自炊のため夕日眺めながら晩御飯のごはんを炊きます。■オロロランのオトンルイ風力発電利尻富士を左手に見て走ると大きな風力発電が約3㎞にわたり28機も並びます。■白い道宗谷岬近くにある白い道、ホタテの貝殻を砕いて敷き詰めてできた道だそうです。貝殻と言っても路面は林道みたいな感じで滑るのでオンロードバイクの方は気を付けましょう。オフロードバイクなら問題なしですね・情報稚内市大字宗谷村字宗谷距離約3㎞近くまでいくと看板あります。■宗谷丘陵白い道から宗谷岬を目指す途中に『宗谷丘陵』があり、まるで日本ではないかのような景観を楽しみながらテネレ700を走らせます。途中には草を食べる鹿さんに遭遇することも■最後に林道18㎞、、、北海道の林道はストレートが長いGooglemapでナビしながら走っていたのですが帰路につくため最短距離でナビ開始、最短ルートは18Kmの未舗装路テネレ700はこう言ったフラット林道が似合いますね■次のツーリングは次のツーリングはバイクだけで行ってみよう。今回は9日間北海道に滞在、バイクに乗ったのは2日半のみでもトランポに積んでのツーリングも楽しいので皆さん是非行ってみてください!

    もっと読む
  • 通販鈴木のツーリングレポート~岐阜県「道の駅らっせいみさと」で蕎麦を食べよう~

    こんにちは!オンラインストア担当の鈴木です。簡単に自己紹介させていただきますと、土日はコースでモトクロス、たまにツーリング、数ヵ月に1度の楽しみは全日本モトクロス・エンデューロ観戦ついでに地元のおいしい食材を食べる事という中年中間管理職です。そろそろ紅葉シーズンになってきましたね~。愛知なら香嵐渓の紅葉!ということで、紅葉を見るツーリングレポートを投稿したいところですが、今回は10月中旬に行った岐阜県「道の駅らっせいみさと」へのツーリングのレポートです。10月某日晴れ、愛知県瀬戸市中の株式会社ダートフリーク(ダートバイクプラス瀬戸店、ダートバイクプラスオンラインストアはこの1階にあります!)駐車場に、ダートフリーク(非公式)ツーリング部メンバーが集まりました。20代の若手社員から50代のベテランまで、総勢8台の大所帯です。今回のツーリングルート(C)OpenStreetMap今回のツーリングの経由地は、土岐市の「旧車館」→「どんぶり会館」→恵那市「らっせいみさと」で蕎麦をたべ、もう少し東へ走った後に帰りましょうという流れです。通販鈴木は蕎麦が好きですので期待大です。[card_p : product_id=33465]新商品のタフロック スマートフォンマウントを取り付けて、準備万端。さあ、ツーリングに出発しましょう~~~~。第一のチェックポイント、「旧車館」へ・・・走行中に写真を撮るわけにもいかず、いきなり目的地へワープです。土岐市駄知町にある「駄知旧車館」さん。ツーリングリーダー曰く、「1950~70年くらいの旧車が色々あって面白いぞ!!」との事でしたが、、、、休館日でした。到着してみると・・・・休館日。開館日は不定期で、毎週やっているわけでは無いようでした。公式サイトを見てみるとスバル360やダイハツミゼット、歴代クラウン・・・など気になる車両の写真がズラリ。ああ、もったいない・・・・。屋外展示されている2台を横目にみつつ、休館日の施設に長居するわけにもいきませんので、そそくさと退散しました。ううーん、また次回。ちょっと休憩でどんぶり会館へ・・・そこそこに広い駐車場で、愛知から岐阜、長野方面へツーリングする時の中継休憩ポイントによく利用しています。よくくだもの市が開催されているので、通りがかりに覗いてみるといいかもしれません。建物内では名前の通り「どんぶり」がいっぱい。美濃焼の産地ですからね~。目的地の「らっせいみさと」へまた途中の写真は無く、飛びます。今回の目的地、「らっせいみさと」です。「かけそば」「そばの里」といったのぼりがひるがえっていて、そば好きのテンションを上げていきます。店内に入ると「30分まちで~~~す!!」との事。お昼前(到着は11時ごろ)なのに既にこの混みよう。お昼ちょうどになるともっと混むんだとか。ただ、実際のところは15分ほどで席につけました。回転ははやめです。うーん、「生蕎麦あります」の張り紙も期待値を高めていきます。これは本格的!天井は高くキレイで明るく、入りやすい雰囲気もいいですね~。実食します今回の注文は天ぷらそばをチョイス。事前情報無しで来ましたが、こちらのお蕎麦は二八そばだそうで、小麦粉が2、蕎麦粉を8の割合で打ったもの。すべて蕎麦粉で打った「十割そば」もいいですが、二八そばのしなやかでツルっとした舌触りもいいですよね。「そばがき」!そば粉をお湯でこねて団子状にしたものなのですが、手打ちそばのお店にしか置いていないのでなかなか目にしませんね。最後はそば湯で〆て、お蕎麦屋さんを満喫しました。蕎麦打ち体験もできる「らっせいみさと」さん、おススメです!美河ハムさんもいるよそばの後は・・・午後の行動を話し合っていると、いい匂いが・・・。美河ハムさんですね。らっせいみさとの他に、つくで手作り村や豊田上郷SAなどにも出店されている美河ハムさんの美河フランク。これがジューシーで、ツーリングの時はいつも食べているのですが・・・今回は松阪豚・豚串で。こちらもおいしい!公式twitterがオフロードネタを呟かれていて、親近感が沸くのもオフロード乗り的に大好きです。お腹がいっぱいになったところで、今回のツーリングレポートは一旦おしまいです。次回後編 馬籠宿(まごめじゅく)→農村景観日本一編へ続きます!

    もっと読む
  • 馬場亮太選手のレース攻略~レースデイ編~

    全日本エンデューロ選手権 シリーズチャンピオンを決めた馬場亮太選手によるコラム第2弾が届きました。前回のコラムはこちら。今回も目から鱗のお話をいただきました!お楽しみください!前回のコラム記事は見ていただきましたか? 今回も前回の続きでレースDAYの準備やレースが進行していく中で 自分が気をつけていた点やレース慣れしていない方々に何か参考になるようなお話をしていきたいと思います。 <レースDAYのサスペンションの話> 自分はレース当日サスペンションを大きくいじらないという話をしましたが、 雨の時や自分の中で原因がしっかりしていて間違わない自信があるときだけ、アジャスタをいじったり、フロントフォークの突き出し量を変えたり、リアサスのスプリングにイニシャルをかけたりします。 今までのモトクロスレースの経験で、自分がレースに出ている時はKYB(ホンダとヤマハ時代)、SHOWA(スズキ時代)のレース担当の方々がメンテナンスとセッティングをやってくれていました。 雨で泥がとても重くバイクについてしまうコンディションでは、COMP側(圧側)を強めたり、リアのスプリングを少し強める方向に回したりしていました。 これは普段よりもバイクの車重が重くなり、サスペンションもやや入った状態で使うようになるからです。普段よりも入る分、COMP側を強くして少しでも入りにくくする。 フロントよりもリアサスにかかる重量の方が多く、リアだけ多く沈んでフロントがチョッパー気味(フロントが高い)になるのを防ぐために、リアサスのスプリングを締める方向に回す。とリア周りの車高が上がり前後のバランスが取れる(泥が付着してきた時に)という感じです。 できるだけシンプルな説明ですがなんとなくイメージが沸いたでしょうか??? Photo by 楠堂亜希 様今IA1の町田選手のレースに帯同している限りでは、マディ時スプリングを締めてリアを持ち上げるというのは、今のところは見ていないので選手によって大きくフィーリングが変わるのを嫌ったり、別の方向で対策をしたりしているかもしれません。 あとは勝手な僕の偏見ですが、戻り側をいじるとコースの中でここよくなるけどここはなんかな~という時が多いのでレースの時は安全志向であまりいじりません。 こういった対策はモトクロスでもエンデューロでも変わらないです。 Photo by 楠堂亜希 様<レースまで> 当日は大体受付や車検があり、起床は6時前後なことが多いのではないでしょうか? レースによっては練習走行の時間が早くて起床も早くないといけないことがあると思いますが、 それが事前にわかっている場合は、せめて一週間前くらいからその時間くらいで起きるようにした方がいいです。 全日本のIBクラスに出ている時は朝7時過ぎから練習走行ということが多かった覚えがあり、5時半とかに起きてましたね、、 僕はできるだけそうしていましたが、まあまあの確率で自分に負けて二度寝をしていました。笑 当日に合わせて生活リズムを整えておくのは割と重要な気がします。 朝ごはんはしっかり食べます。 ご飯系の炭水化物が多いです。体がエネルギー切れにならないようにバナナなども食べます。 そして絶対に水分を枯渇させないようにするのでトイレはめちゃくちゃ近いです。 レースの時は集合時間ギリギリに一度トイレに行ってから集合に行きますが、そこから実際にレーススタートするまでの10分くらいでまたトイレに行きたくなるくらい近いです。笑 スタート裏の仮設トイレに行くと中に人が入っていて待っていると結構な確率で同じ人が出てくるんですが、富田俊樹選手がめちゃくちゃ多かった印象です。笑 多分同じように水分は多めに取って体調管理をしているんだと思います。 <モトクロスのスタートゲート選びのポイント> 大きく分けて3つです。 1、スタートゲートまでの轍  できるだけ真っ直ぐでリアタイヤ付近に石などが埋まっていない  もしリアタイヤ付近の地面が高いところがあるなら低いところよりは高いところ  土を盛れるところはいいですが下が硬くて土が盛れないところは、 轍とゲートの段差もできるだけ小さいところがいいです。 2、スタートゲート後の轍  まっすぐ。  蛇みたいな形になっていない  雨などの場合にゲートから少しいったところの泥が深くない、など 3、最悪の場合の抜け道  もしスタートが出られなかった時1コーナー後に前にいやすいところはどこか? 補足として 1、のリアタイヤ付近の地面の高さは スタートゲートに向かって下り坂になっているところを選びましょう ということです。 僕はもしかしたら結構重要ポイントとしてこれを見ますが、意外とみなさんは見ないポイントではないでしょうか? それか下り坂になっていなくても土などでリアタイヤ付近を高くできるのであれば それでいいでしょう。よくスタート前に踏み踏みして轍を綺麗にすると思いますがその時に、 ということです。 ゲート前までの区間で少しでも初速をつけることができればゲートに当たった時のバイクの挙動も上に、ではなく前に、進むようになりますので、気にしたことなかった方は気にしてみてください。 3、の最悪の場合の抜け道は もしスタートが出られなかった場合に1コーナーはどこを回ればその次のコーナーで前にいられるかな? というのを自分のレースの前のレースのスタートなどをみてなんとなく掴んでおくといいと思います。 Photo by 楠堂亜希 様スタートでられなかった時なんてネガティブなこと考えたくない と思いますが大事ですよねぇ~~。。。 <レース前後に監督(保護者)としてやっていること> 昨年から全日本モトクロス選手権のIA1クラス、町田アサト選手の保護者(一応監督)をしていますが、 選手として走っていた経験があるからこそできる立ち回り?はバイクを乗っていなかった親御さん方には参考になることもあるかもしれません。 選手として、ではなく保護者として心がけていることを二つ紹介します。 1、当日選手にできるだけストレスをかけない。(かけていたらごめん笑) 2、細かい技術的なアドバイスなどをたくさんしない。 どちらにも共通して言えることは、 レース上にきたらそれまでの練習の成果を出し切るだけなのでぐちぐちアドバイスをしてもあまり意味がないんじゃないか と思っているからです。 ストレスをかけないというのは選手の意見を完全に否定しないようにしたり、選手のやりたいように行動させる?感じです。 スタート位置こっちの方がいいんじゃない?という話もしますが、本人なりのイメージなどもあると思うので強要せずに最後は本人の選びたいようにやらせてあげる。。例を挙げるとこんな感じですがなんとなくわかりますか? あとはピリピリしているレースモードのライダーにイライラさせる要素も作らないようにはしています。 もう一つのアドバイスをたくさんしない に関しては本人の性格なども分かった上での話なのでとても難しいところです。 細かい技術的なアドバイスなんて、その場で、 しかもレースで周りにたくさんのライダーがいる中では絶対に修正できないので細かいのはしません。 普段もすごい意識して練習していることなどは、 あれも忘れるなよという感じで言いますが 普段練習していなくてアドバイスしたらレースでできる。なんてことあるわけないですもんね、、 レースの日で大事なことは物怖じせずとにかく思い切りの良い走り、元気のいい走りをすることだと思います。 なのでこれらを踏まえた名監督RBのレースの日のアドバイスは あのジャンプ全開で行って思い切り抜け(スクラブしろ) です、ほぼこれです。 Photo by 楠堂亜希 様名将っぷりが溢れ出ているアドバイスですね。 冗談みたいに思えるかもしれないですけどレース中の勢いとリズムってほんと大事ですからね笑 このおかげで????今年の町田選手は去年からも大幅にベストリザルトを更新して SUGOではIA1クラス5位を獲得しています。 Photo by 楠堂亜希 様今回の記事はレースにフォーカスし踏み込んだ内容になりましたが 参考になるところはありましたか? なんとなーく自分に置き換えてみて、盗めるところだけ盗んでいってください。 わからなかったら僕に直接聞きにきてくださいね。。 次回はライテクっぽいことを書きたいと思っていますが 気分で変わりますので、また覗きにきてください。

    もっと読む
  • 馬場亮太選手のレース攻略~レースウィークの過ごし方・準備編~

    モトクロス国際A級、今年は全日本エンデューロ選手権に参戦中でトップカテゴリの国際Aを現時点でシリーズランキングトップ快走中の馬場亮太選手から、レース攻略についてコラムを寄稿頂きました。今後連載の予定です。トップライダーの貴重な声を、皆さんにお届けします~~!2022年は「TEAM 887withYSP浜松」から 主にMFJ全日本エンデューロ選手権(JEC)に参戦している馬場亮太です。 Photo by JEC PROMOTION 様今回は様々なレースを経験してきてチーム監督もしている立場から オフロードバイク・レース初心者の方、趣味でレースを楽しんでいる方などに レースウィークや当日の準備などなど 参考にしてもらえるような話をしていきたいと思います。 の前に、DB(馬場大貴)の弟のRBとしていきなり今年レースに出てきた奴とざっっっっくり知っている方が多いかもしれないので まずはバイク関係の自己紹介をさせていただきます。 チャンネル登録者数9000人以上を誇る、日本オフロード界ではかなりの知名度を誇るDB。youtubeチャンネルは要チェック自己紹介浜松市生まれ浜松市在住。 小さい頃からモトクロス競技をやってきて 2014年、17歳の時に 全日本モトクロス選手権 国際B級 IB2 クラス 年間ランキング 1位  IBOPEN クラス 年間ランキング2位を獲得 翌2015年から全日本モトクロス選手権 国際A級クラスに昇格、参戦をしてきました。 A級1年目の最高成績はたぶん総合5位くらいを2回くらい。あまり覚えていない。笑 2、3年目は膝の怪我やあちこち怪我をして焦って乗ってまた怪我をしてまともに出場できず。 皆さんは怪我をしたらしっかり治してからバイクに乗ってください。バイクが楽しくなくなります。笑 4年目のオフシーズンにあのJO SHIMODAを育てたヤニングというコーチに モトクロステクニックを教えてもらいに行きました。 2018年全日本モトクロス IA2参戦時 Photo by 楠堂亜希 様2018年全日本モトクロス IA2参戦時 Photo by 楠堂亜希 様2018年全日本モトクロス IA2参戦時 Photo by 楠堂亜希 様この経験が今の自分を作っていると言っていいほど色々なことを学びました。 そして4年目の広島大会、予選のスタートで転倒し脾臓という臓器を摘出。 この怪我が原因でモトクロスレース活動を終わり、 約3年ほどバイクから遠ざかった後 2022年からオンタイムエンデューロ競技JECにフル出場を始めました。 また全日本モトクロス選手権にはIA1クラス町田選手のチーム監督として帯同して 平日はババナショックス(サスペンションメンテナンスショップ)に勤め、日々オートバイのサスペンションをメンテナンスしたりチューニングしたりしています。 サスペンションメンテナンスショップ ババナショックス町田選手(ゼッケン11番)と馬場亮太選手。全日本モトクロスでは監督として帯同している。 オンタイムエンデューロJECって何?JECを知らない方からすると、ややこしいルールがたくさんあるよくわからないレースって感じだと思います。 約30分から1時間の周回コースの中に、“テスト区間“と“ルート区間“というものがあり、 テストはタイムアタック。ルートはテスト間やパドックまでの移動というイメージです。どちらかといえばこのルートがエンデューロっぽい岩や難易度の高いセクションがあります。テスト区間はタイムアタックなので、THE全開。この全開のタイムアタックはお客さんにも気迫が伝わるのではないでしょうか。 周回コースを何周かしてテスト区間のタイムアタック合計が短い(速い)ライダーの勝利。と 簡易的に説明するとこんな感じです。 2022 JEC中日本2DAYSエンデューロ Photo by  中日本エンデューロ部会 様全日本モトクロス、エンデューロレースのレースウィークの過ごし方モトクロスのレースに出ている時は火曜日か水曜日に、心拍数が上がるようなものや瞬発系のトレーニングをして水曜か木曜日に強度の弱いトレーニングでストレッチなども混ぜながら体が疲れてしまわないようにしていました。普段からランニングや軽い全身の筋トレはしていました。 エンデューロレースにでてからはこれといってルーティーンにしているトレーニングはなく、体の水分は枯渇しないように気をつけているくらいです。 夏場のレース前おすすめのトレーニングここで1つ、夏場のレース前おすすめのトレーニングがあります。 “サウナトレーニング“です。夏のレース前恒例で多い時は2~3週間通います。熱いサウナで12分(サウナ内の時計一周が12分)を2セット。熱くなくて12分が余裕ならもっと伸ばしてもいいと思います。これはマジでおすすめです。エンデューロにしてもモトクロスにしても。 よっしゃー暑さに強くなったぜっていう実感はありませんが、どんだけ暑くなっても気持ち的に当日やレース中がめちゃくちゃ楽になります。 マイナスな事は一切考えないレースは、あー雨降ったら自分遅いから嫌だなとか荒れたら嫌だなとか、この嫌だなのメンタルがすごいダメだと勝手に考えてるので、マイナスなことは一切考えません。 モトクロスIA1(国内最高峰クラス)の町田選手の監督もしていますが、ネガティブワードはレース上で言わせないようにしてます。(モトクロス時代の監督の教え) 怪我をして痛いところがあってもダメです。 と、これは本気でレースをしているひとに向けてで、エンジョイの人はここが痛いからダメだとか練習できてないんだよな~って言いまくってください。笑それも楽しいですからね。 町田選手と馬場選手。 Photo by えかきやたま 様レースに向けての準備マシンの消耗品や装具に関してはできるだけもしもの時にも備え、多めに。 雨具や雨対策グッズなども抜かりなく。 降らないっしょ、で降ってしまったらスタート前からハンデを負ってしまいます。 具体的な雨対策ヘルメットのバイザーの先に使わなくなったゴーグルレンズなどで延長バイザーをつけて、雨が少しでもグーグルについてしまうのを防ぐ。 かんたんに出来て効果が高いテクニック。BELLからは専用のレインバイザーが発売されているので、こちらもおススメ。ゴーグルの上側のフレームにはガムテープを半分に切ったもので、軒下のようなスペースを作ります。エンデューロのFOXロールオフなどは初めからこれがありますが、モトクロスでは主にティアオフをつけます。ティアオフ間に雨水が入ってしまうと視界が歪んで、路面との距離感などもぐにゃぐにゃでよくわからなくなってしまいます。 そしてもう一つ全日本モトクロスのライダーが、ひどい雨のレースで実践するマル秘テクも紹介します。 ゴーグルのレンズにゴーグルフレームに沿うように細く薄い両面テープを貼ります。 そこに7枚で1セットのラミネートティアオフを貼ります。そこにまた同じようにテープを貼りティアオフを貼り、、とすると先ほど言ったようなティアオフ間への雨水の侵入を完全に防ぐことができます。 地方選でもやっている方は見るようになりましたが、もし知らなかった方は実践してみてください。 レースDAYの下見や準備今年JECに出場するようになってから下見の重要さに改めて気づきました。JNCC、WEXでも難所やラインがいくつかあるときは、メイン、メインが実際走ってイマイチだった時、そこも転倒者などで塞がれていた時、といくつかシュミレーションしてラインを選んでおきましょう。 JNCCの渡辺学選手もコースの下見は何度かされているみたいですね。。。 モトクロス系のレースでもヒート1が終わって元気があったら昼休みなどに荒れた箇所を見にいくのをお勧めします。自分はモトクロス時代はこれをあまりしていませんでしたが、下見をしていることで自信をもってラインを変えれるか変えられないか、という小さいことも同じようなレベルで競っているライバルには大きな差になると思います。 JECは初見の長いコースを2周目から全開でタイムアタックするので、オーバーランしたり逆に戻しすぎたりしてしまいます。僕はコース下見の時に間違えてしまいそうなところやラインがいくつかあるセクションは動画を撮ってその日の夜にコースの復習をしています。 大体一緒にコースの下見に行く人たちには下見が入念で長すぎて待たせてしまいます。笑 マシンのセッティングマシンのセッティングはレース会場で大きく変えることはあまりありません。 タイヤの空気圧やムースの硬さは、雨なら空気圧をやや落としムースはやや柔らかいものを選ぶ、という感じです。 Photo by JECPROMOTION 様サスペンションも基本は練習で乗っているものからは大きくいじりません。一本目を走ってアジャスタを1~2いじるくらいです。どちらかといえばレースの日は走りに集中した方がいいんじゃないかな~というのが考えです。ここをいじるとここでこう良くなるという、方法が自分の中であればレース中でも冒険してみていいかもしれないですね。 Photo by 中日本エンデューロ部会またそのために普段の練習でサスペンションで遊んでおくことも大事かと思います。 試しに大げさにアジャスタを抜いてみたりしめてみたり、、、 イメトレあとは自分が理想とする走りを頭の中で何回もイメトレしましょう。 A級1年目に6~7位でスタートを出て混戦の中でも、ここの下りは早めにギア上げて、ここは大きいギャップあるから一瞬壁乗って避けて、とイメトレ通りに自分の走りに集中してたらスルスルと4番手まで上がり3番手のライダーを抜こうとした時に膝を怪我してしまいました。 ルーキーイヤーに追い上げていってというレース展開は中々なかったので、イメトレやべ~ってなりました。そして絶好調の時に怪我をするのもモトクロスあるあるですね。 ハイドレーションをつけるときは、ポカリやアクエリなどを水と混ぜて入れます。ポカリだけだと甘すぎて口の中がベタつくし水だけだと汗で出た何かを補えない気がするので。 とにかく下見にしても雨対策にしても、少しでもいい順位を目指す方は余るくらい下準備をしていきましょう。 とお堅いことばかり書いてしまいましたが、ガサツなどエンジョイライダーは準備なんかせず行き当たりばったりでレースしてほしいです。僕はそういうのを見るのも大好きです。笑~次回に続く~Photo by JEC PROMOTION 様

    もっと読む
  • 何だか気になる『ミニバイぱにっく』とは?

    このごろみかける「#ミニバイぱにっく」って?ぱにっくぱにっくぱにっくみんなが慌ててる・・・DFシャチョーも夢中なようだ。(YouTubeはコチラ)大変そうなのに何だかみんな幸せそうな顔・・・何やらオフロードバイクで遊んでいる??YouTubeやTwitterをにぎわすこのイベント。いったい全体どんなイベントだ?(゜-゜)どうしたら出られるのかな?SNS等で見かける写真や動画はまさに「ぱにっく」そのものだけど大人も子供もシャチョさんも「みんなが」楽しそう!!URLそんな気になる「ミニバイぱにっく」について、「サカオニbotを許さない」で有名な!?「サカオニbot」さんと、ダートフリークのヨツバモトウーフ開発者「伊藤さん」に聞いてみました!ミニバイぱにっくに出場できる車両は?( イラストは@super_hogemiさん)サカオニさん<オープン、おひな、キッズクラスがあります車両の規定は、排気量4st 150cc/ 2st 112cc までホイールサイズがフロント19インチまで、リア17インチまでです。(MTX50/R、ベータRR2T50等の原チャリフルサイズは50ccまで出場可。その他記載のない車両はイベント開催時主催者様へお問い合わせ下さい。)びじぱにクラスって?びじぱにクラスは排気量4st 2st 150cc までフロント19インチまで リア17インチまで※びじばいぱにっくクラスはノーマルタイヤ、ノーマルに近いタイヤ、ロードタイヤ指定オフロード用ブロックタイヤ、スノータイヤ禁止です。ミニバイぱにっくってどんなレース?サカオニさん<ミニバイぱにっくはコースは必ずしも優しくは無いかもしれないけど、ビギナーからベテランまでが肩肘張らず、一緒になってワイワイ遊べる場を目指しています!マシンはレギュレーション内ならスクーターでもカブでもミニトレールでも!ラージホイールのモトクロッサーでも!なんでもオッケー。ちゃんとしたミニバイクを持ってきて本気で一周目指すもよし、周回する気が無いようなふざけた車両で「俺のバイクが一番登れないんだからカッコいい!」とかなんとか言ってめちゃくちゃになるもよし!とにかく遊んだやつが優勝なイベントです。※写真はイメージです()ミニバイぱにっくはどんなコースなの?サカオニさん<コースは所謂ハードエンデューロ…なのですが、、、90分クラスの方は諦めない心と体力さえあれば!スクーターやカブでも周回できるくらいの難易度で設定しています。コースコンディションが良ければ周回率は9割以上で。レースに出たことがなくても、オフロードバイクを持っていなくても気軽に出られるそんなクラスにしています。でも、簡単には走らせてもらえないグネグネ道やちょっとしたヒルクライムが行く手を阻みます!どうにかこうにか頑張ってゴールを目指す、ハードエンデューロの醍醐味を味わうことができますので、非日常を堪能したいビギナーさんはダートバイクプラスでプロテクター類を揃えてから、是非是非おこしください!(突然の宣伝ありがとうございます!!!(笑))120分クラスの方はベテランも大満足の難易度で、毎度完走率は2割以下になっています。かわいそう。こんなの、登れるの??って言っちゃうようなロックセクションや、おかしな斜度のヒルクライムに挑んで散る小さなバイクたち………観るだけで笑顔になれます。見るに見かねたギャラリーもヘルプに入ってその場の全員でコースと勝負。サカオニbot許さない。って空気が漂っており、とっても楽しいクラスです。とにかく!ミニバイクで遊びたい。な皆様をお待ち致しております!!どんな装備を用意すればいいの?ダープラスタッフ<オフロード遊びをすると心配なのが大小の怪我。サカオニbotさんの言うように各種プロテクター類は必須です!(プロテクターコラム)もちろんダートバイクプラスでは用途に合わせたプロテクター選びが可能です。イベント等出走経験も様々なスタッフがご相談に乗りますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!ヨツバモトWOOFも出走しているのを見たよ!やれるのか!?サカオニさん<レギュレーションの範囲内であれば出られるためもちろん可能です!WOOF開発者伊藤さん<WOOFは知ってのとおり、モトクロス的なディメンションとトライアル的なディメンションをコンバートできるがコンセプトのキッズ用電動バイクですが…誕生までの経緯は一筋縄ではいきませんでした。社長「ねえ、このバイク、50㏄エンジンバイクに勝てるの?」伊藤「スピード出るコースだと勝てないですねえ」社長「じゃ、トライアルは?」伊藤「専用のバイクのほうが、サスもブレーキも良いですし」社長「?? このバイク、どこを狙って作ってるの?」伊藤「あうあう」社長「いやー。そんなんじゃ、ハンコ押せんわ」伊藤「………は!……はあど!」社長「???????」伊藤「ハードエンデューロですよ。キッズの!」社長「なにそれ」伊藤「まあ、見ていてくださいよ(ニヤリ)」と、このような社内での葛藤を経て世に出たバイクなわけです。で、実際のトコロ、このバイクがドンピシャなイベントそれが「ミニバイぱにっく」90分クラスなら、小学校低学年くらいから出ても全然大丈夫(WOOFなら)ライダーとほぼ同じ車重=大人体重とトライアルマシンの関係だから、振り回せる、転んでも起こせる、押せる!エンストとは無縁。走行時間は約90分。トライアルモードなら、トラクションも抜群、フロントアップもカンタン。今年の灼熱の陣では、たくさんのWOOFライダーたちが参戦してくれました。そして社長の駆るCRF125Fよりもたくさん周回したという事実(ニヤリ)。そう。低学年キッズがハードエンデューロに参戦するのに最適な車両と最適なイベントが出会った瞬間なのでした。最後に出走した人も、観戦したひとも、タイムラインを覗いた人もみんなが笑顔になれる「ミニバイぱにっく」あなたもぜひ参加してみませんか?肩ひじ張らず、オフロード(ハードエンデューロ)を体験できる。そんなイベントがミニバイぱにっくなようです。 あなたの体験談もぜひお待ちしております(^^♪

    もっと読む
  • 全日本トライアルチャンプ GATTIのオフロードテクニック講座(その1)

    こんにちは。ダートバイクプラス オンラインストアです。 全日本トライアルで通算11回のチャンピオン経歴を持つ小川選手(通称GATTI)に、 オフロードテクニックを教えてもらおう!ということで、コラムを連載していただく事になりました。 不定期に掲載をしていく予定ですので、コラムページをチェックしてみてください。 GATTI(ガッチ)ってどんな人? 小川友幸選手(通称GATTI)初めまして、TEAM MITANI Hondaより、全日本トライアル選手権 国際A級スーパークラスに参戦している小川友幸(通称 ガッチ)です。http://www.tomoyuki-ogawa.com/と言われてもまだまだ『トライアル?』と、知らない人が多数かもしれません…トライアルとは、自然の山の中にある岩・沢・斜面・木の根など、障害物を超えたりし走破を楽しむ競技です。全日本選手権になるとそのような場所にセクションと呼ばれるコースが10個前後作られ、そちらを2~3周します。既に違いがあるかもしれませんが、他のモータースポーツと違うのは、唯一スピードを競わない競技な事です。減点方式が採用され、足を1回着くと1点/2回着くと2点/3回以上は何度でも3点/転倒・バック・コースアウト・タイムオーバーが最大減点の5点となります。大会では持ち時間が4~5時間ありますが、1つのコース内の持ち時間は1分以内です。勝者の決め方は点数が少ない方が勝ちとなるので、皆なるべく転倒しないように・足をつかないようにバランスとりながら障害物を超えるようチャレンジします。レース観戦では選手の表情を間近で見ることができるのもトライアルの良さのひとつ。(オンライン担当鈴木)通算11回のチャンピオン獲得・連覇記録は現在9回僕はこのトライアル競技の最高峰クラスを戦っていて、通算11回のチャンピオン獲得・連覇記録は現在9回とし、自らが持つ記録更新に向けて2022年も戦っている最中です。少し話がさかのぼりますが、オートバイに乗る前はこのトライアル競技の自転車をしていました。体がまだ小さくバイクに乗るには早いという事で、必死に取り組みました。全日本選手権など色々走り、1989年・1990年には13-14歳のミニメットクラスの世界選手権にもチャレンジ。1990年にはミニメットクラス日本人初の世界チャンピオンを獲得することに成功。その後すぐにバイクに転向し現在に至るとなります。GATTI(ガッチ)のスクールKRiSPオフロードスクールこちらのスクールは聞いたことないかもしれませんね。こちらは愛知県岡崎市にある『キョウセイドライバーズランド』さんが開催している2輪のスクールです。2輪・4輪の教習所も街中に2校お持ちで、山の中にあるこちらのコースではさらにレベルアップさせてみよう!さらに楽しんでみよう!という企画を含めた色々なレベルの開催がされています。ただこちらはロードバイクのみでオフロードではありませんでした。そこで僕がキョウセイドライバーズランドさんとお話をし、オフロード版も入れて頂ける事になったという次第です。こちらは現在定期的な開催ではなく、僕が空いているタイミングにという不定期な開催とはなってはいますが、2022年8月27日(土)に開催が予定されています。https://www.kotsu-daigaku.jp/krisp/ガッチスクール僕は今まで『ガッチスクール』というトライアルをメインにしたスクールを、三重県四日市市をベースに、全国各地・アジア圏で20年以上開催してきています。ただトライアル車がメインとなり、オフロード車をメインにしたスクールがなかなか開催できていなかったのが実情です。トライアルの技術は2輪に活かせることがたくさんあります。この技術をオフロード車を乗られている方に伝えてあげたい!という思いから開催の運びとなりました。初心者の方を対象に考えていて、『未舗装の場所を走ってみたい・林道に入ってみたい・丸太など小さな段差を越えてみたい』というレベルからスタートしています。是非一度受けて頂き、恐怖心などの克服・技量アップによる安全につなげて頂けたらと思います。※またトライアルの『ガッチスクール』はかなりの数開催していますし、グループやプライベートなども対応していますので、こちらも気軽に参加やお問い合わせお願いします。http://tomoyuki-ogawa.net/?page_id=230 テクニック「スタンディング」を学ぼう! スタンディングとは? 『スタンディング』というのはご存知ですよね?トライアルでいうとバイクの上に立ち上がり、足をつかずに静止する技の事です。この技は物凄く大事だと考えています。バイクはスピードを出すことに意識が行きがちではありますが、スピードを出すロードの選手も含め2輪はバランスが1番重要です。ただ静止することは難しいのですが…(笑)トライアル車は軽く作られているのでコツを掴むと成功する人多いですが、オフロード車などマシンが重くなるにつれてドンドン難しくはなってしまいます…。具体的なやり方2輪車なので常に不安定で独り立ちはしません。それを人がまたがってあげてコントロールすることで、足をつかずに止まっていられることが可能となります。簡単に言うとマシンが左に倒れそうになった時に、人間が右側に倒れて、バランスをとるのです。この倒れる量をとにかく少なくすることが重要なのです。さすがにプロのトライアル選手でも倒れ過ぎたバイクをバランスで立て直すことは不可能です(笑)傾いたという自分センサーの精度をあげ、瞬時に人間は反対側の方向に動き始めます。そのバランスさせる・コントロールするところですが、どこで1番取るでしょうか?正解は足です。足でも足の裏です。ステップの踏みかえイメージですね。レベル高い人ほどバランスとるポイントが下に行くと思います。初心者の人だとハンドルをこじたり、頭を大きく左右に振ったりしがちですが、出来る限りその量を少なくしていき、下に意識を変えていきましょう。ハンドルももちろん使った方が楽なのですが、出来る限りこの意識はなくしてもらった方が、本来のバランスのとり方を覚えられるかと思います。NG例。上半身だけでバランスを取ろうとしてしまっている。下半身で操る例。またハンドルはどちらか(自分の体に合う方向)に切っていただき、路面の接地面を増やすと安定しやすいです。後はステップ意識しマシンを股下で微調整してあげるイメージですね。後はとにかく上半身の力を抜いて、体もリラックスさせ、傾く量を少なくすることを心掛けてください。 ハンドルは切って、接地面を増やす(路面を少し掘る)とイージーになる。 服装と注意点当たり前ですが、一般道ではやめてください。私有地やパークなどでの実施を。林道などオフロード走行時に着用している防具での実践をお勧めします。普段着でおこなう場合は、くるぶしが隠れる靴・ズボンの裾を何かで縛ってスペースが出来ないようにしてください。バランス崩して足をつくときにズボンの裾がステップなどに引っかかり、地面につけずに転倒の恐れがあるため。安全にいろいろ配慮して行ってください。今回のテクニック講座 撮影を行った、愛知県岡崎市で開催 全日本トライアル 中部大会について中部大会は開幕戦として4月3日に開催されました。※中部大会は年1回です。 https://www.mfj.or.jp/national/2022-tr-all-japan/rd1/愛知県岡崎市にあるキョウセイドライバーズランドさんにて開催され、大会当日はあいにくの雨。今年は僕が参戦している国際A級スーパークラスのレベルが少し引きあげられているので難易度が倍増。19名中8名が一つもコースを出れないという大会に。僕もかなりの点数を取りました…。結果は2位となり悔しかったですが、残りの大会に向けて活動中です。また地元中部戦として関係者やファンも多数で本当にありがたい試合でもありました。※全日本選手権に関してはまた詳しくお届けしたいと思います。

    もっと読む
  • キャブレター・インジェクションセッティングの基本と考え方

    世はインジェクションの時代バイクが走るために必要なガソリン。そのガソリンをエンジンに送っているのがキャブレター・もしくはインジェクションです。現在は2サイクルのモトクロッサーなどを除き、新車のバイクはほぼインジェクション化されており、気候や標高に合わせてセッティングせずとも、燃調を自動補正してくれるので問題無く走るようになりました。キャブレターであれば、スキー場のレースなどでは標高の影響を受けセッティングが必要だったもので、便利な時代になったものです。燃調に悩める人類の皆様こんにちは。燃調神の寺尾です。皆様のバイクは燃調いかがでしょうか。マフラー交換や吸気系のチューニングなど、大幅に吸排気のバランスが変化した場合には、インジェクションと言えどセッティングをした方が良く走るようになります。もちろん、キャブレターであれば猶更セッティングしないとマトモに走らないこともあるでしょう。そんなわけで今日はキャブレター・インジェクションセッティングにおける基本と考え方をお話します。キャブレターやインジェクションってなんなんでしょうまず、キャブレターとインジェクションですが、役目は同じで、エンジンにガソリンを送るもの。しかし、その原理は異なります。キャブレターとはキャブレターは日本語にすると「気化器」と呼び、簡単に言えば霧吹きです。空気を吸い込もうとするエンジンの負圧に引っ張られる形でガソリンを吸い出されるのがキャブレター。インジェクションとはインジェクションは日本語で「注射器」。コンピュータ上で計算された適切な量のガソリンをエンジン内に噴射(注射)するのがインジェクションです。負圧に燃料が引っ張られる形で受動的なのがキャブレター、自ら燃料を噴射する形で能動的なのがインジェクションです。ただし、やってることは同じなのでセッティングにおける考え方もある程度共通と考えて構いません。燃調のセッティングの基本ここからはセッティングの基本のお話に移ります。燃調のセッティングでは、ざっくりこのように考えればOKです。セッティングの幅真ん中が理論上のベストセッティングで、右に行けば徐々に濃くなり、上限を超えるとプラグがカブり、エンジン停止となります。(燃調が濃すぎてガソリンが気化出来ず、プラグの電極が濡れて着火出来ない状態のこと)逆に、燃調は左に行けば薄くなり、こちらは上限を超えると焼き付き、エンジン破損となります。上限を超えない範囲であれば、レスポンスが鋭くなったり、トルクのある走りにも出来ます。この考え方はキャブレターもインジェクションも共通です。ベストセッティングは必ずしもベストではない便宜上、↑の画像ではベストセッティングと称していますが、実際に走る際のベストというのは乗り方や好みで大きく変化します。鋭いレスポンスで高回転を多用してキビキビと走りたい方、低回転からトルクフルな走りで安定した走りをしたい方、どちらのセッティングも正解と言えるでしょう。特にオフロードでは、数字的にベストなパワーのセッティングよりも、体感的な速さを感じられるセッティングの方が良いタイムが出ることも珍しくありません。「速そう」と感じることで上がったテンションが走りを変えるという、半分心理学のようなお話ですね。キャブレターのセッティングここからは具体的なセッティングの方法についての解説です。キャブレターのセッティングで触るパーツはいくつかありますが、今回は大抵のキャブレターには付いている4つのパーツを解説します。1:メインジェット2:スロージェット(パイロットジェット)3:エアスクリュー(パイロットスクリュー)4:ジェットニードルクリップ段数これらのパーツはアクセル開度に応じて担当する(影響する)範囲が決まっています。なので、セッティングの際にはアクセル開度とエンジンの調子を見ながら担当するパーツを変更・または調整します。メインジェット一番代表的なキャブレターのセッティングパーツがこのメインジェット。番手を大きくすればガソリンの通る穴径が大きくなり、燃調は濃くなります。逆に番手を小さくすれば、穴径が小さくなるので燃調は薄くなります。メインジェットはアクセル開度50%~辺りに大きく作用します。全域に作用してはいますが、アイドリング~アクセル開度50%以下の領域への影響は小さめ。スロージェット(パイロットジェット)エンジンの掛かりや低開度での走りに影響するのがスロージェット、もしくはパイロットジェットです。キャブレターメーカーで呼称は異なりますが同一の物と考えて差し支えありません。このジェットが大きくズレているとエンジン始動が困難になるので、まずは濃い目(大きな番手)から試すと良いでしょう。エアスクリュー(パイロットスクリュー)エアスクリューとパイロットスクリューは担当範囲こそ、アイドリングからちょい開け程度で共通していますが、エアスクリューは空気の量を調整していて、パイロットスクリューはガソリン量を調整しています。つまり、エアスクリューは開ければ薄くなり、パイロットスクリューは開けると濃くなります。ここは勘違いされやすいポイントなのでご注意ください。上記の通り、スロージェットと担当範囲が被っているので、スクリューの調整でセッティングが出ない場合はジェットを交換する、というような形でセッティングします。基本的には全閉から一回転~2回転半程度の範囲でセッティングが出なければ、ジェットの番手を見直した方が良いかもしれません。基本的に2サイクル用キャブレターはエアスクリューを。4サイクル用はパイロットスクリューが装備されていますが、FCRキャブレターなど両方を備えたものもあります。ジェットニードルクリップ段数メインジェットに挿さっているジェットニードルの深さを調整するのがクリップ段数。ジェットニードルの上部には横溝が複数掘ってあり、どこにクリップを挿すかでニードルの深さが変化します。クリップ段数を上げれば薄く、下げれば濃くなる効果が得られます。体感的には、吹け上がりの鋭さを調整するような感覚ですね。他に調整ヶ所は沢山あるここまで解説した4つのパーツ以外にも、キャブレターには調整ヶ所が沢山あります。ジェットニードルのストレート径、切り上げ角、加速ポンプなど色々・・・とは言え、よっぽど大きく吸排気のバランスを変えなければ、4つのパーツの調整で概ね対応出来るはずです。4サイクル用高性能キャブレターであるFCRキャブレターは多くの調整ヶ所を備えていて、非常に細かなセッティングが可能ですが、一方でセッティングの迷路にハマりやすい側面もあります。これが4気筒の4連キャブレターだと更に大変です・・・(^^;)しかし、あくまで基本の考え方に忠実にセッティングを詰めていけば、調子の良いセッティングにたどり着けるはずです。インジェクションのセッティング基本の考え方は同じここまでキャブレターのセッティングについて解説してきましたが、インジェクションでも基本の考え方は同じです。ただ、キャブレターでは機械的に部品を交換してセッティングしていたのに対し、インジェクションではパソコンと繋いだり、専用の端末を操作したりと画面上の操作となります。最近のYZ250Fや450Fはスマホセッティングが可能で、セッティング変更が非常にお手軽に。キャブレターではセッティング変更の度に工具でアレコレ付け外しが必要でした。場合によってはキャブレター本体を着脱する必要がありますし、その為にタンクやサブフレームを取り外す必要があったりもします。ジェットやニードルを買い足すにもそれなりにお金掛かりますしね。それがボタン操作でポチポチやるだけでセッティング出来るんですから、楽な時代になったものです。インジェクションは明確なセッティングが可能キャブレターセッティングで悩みの種になるのが、調整ヶ所の効果範囲が重なるという点。スロージェットとエアスクリューは効果範囲が大きく重なっていますし、メインジェットもニードルの効果範囲に重なっています。こういう性質であるが為に、セッティングに「ぼかし」が生まれるのがキャブレター。しかし、インジェクションは明確なセッティングが可能です。メーカーにより調整ヶ所は異なりますが、基本的にはアクセル開度と回転数に対し、燃料の濃さを+-で入力するパターンが一般的。これはとあるバイクのセッティング例です。単純に言えばアクセル開度×回転数の132ヶ所のセッティングが細かく出来るということ。もっと細かくセッティングが可能なものもあれば、シンプルなものもあります。もちろんそこまで細かく考えなくても良いのですが、これはキャブレターでは難しいでしょう。更に、インジェクションでは点火時期の調整も同時に行えるものが多くあります。これはざっくり言えばレスポンスの鋭さ。ただ、燃調の濃さの影響も受けるので、ここはキャブレターと同様重ねて考える必要がありますね。実際にセッティングするには実際にセッティングをする際には、以下のポイントに注目して進めると良いでしょう。1:始動性~アイドリングからの吹け上がり~回転の落ち方まずエンジンはすんなり掛かるか。キャブレターならスロー系が薄すぎるとエンジンが掛かりません。逆に、多少濃過ぎても始動性は良いです。チョークと同じで濃い方が掛かりは良くなります。エンジンが掛かるなら、アイドリングの安定性と、そこからチョイっと開けたフィーリングが良いか否か。ボボボボッっと重ったるいようでしたら濃いかも、ストトトッと息つぎするようなら薄いかもしれません。擬音が難しいのですが、実際に音で聞いていても、濃いか薄いかの判断に迷う場合はあると思います。また、スロットルを離した際に回転はスムーズにアイドリングまで戻るか?という点もチェックして下さい。薄すぎると、回転の下がり方がゆっくりになります。この症状が顕著で、かつ古い車両だとインテークマニホールドに亀裂が発生してそこから空気を吸い込んでいる場合もあったりします。二次エアーってやつですね。アクセル開度40%~60%の調子を見るキャブレターは通常、ニードル本体を交換するケースは多くはありません。大抵はクリップ段数で済むと思いますが、こことメインジェットがアクセル開度50%程度の走りに影響します。気持ちよく、レスポンス良く吹け上がるか?レスポンスが鋭すぎるなら濃くする=クリップ段数を下げる・またはメインジェットを上げることでレスポンスがマイルドに・トルク感が出ます。アクセル開度60%~全開域を見る高回転域です。この辺りはメインジェットの独壇場なので考え方はカンタンです。70%~100%の間でも気持ちよく加速してくれるか?全開で息つぎしていないか?逆にボコボコしていないか?黒煙吐いていないか?←濃いと黒煙が出やすい不調でなければあとは好みを追求問題なくエンジンが掛かり、アクセル開度全域で気持ち良く吹け上がるようであれば、あとはセッティングのお好みという話になります。繰り返しになりますが、空燃比上・シャシーダイナモ上のベストセッティングが本当のベストとは限りません。滑りやすい路面であれば濃い目でマイルドにした方が良いかもしれませんし、グリップが良いソフト路面なら薄めでレスポンス重視が良いかもです。ただ、勘違いちがちなのはマイルドなセッティング=疲れにくいという考え。半分は正解なのですが、マイルドということはバイクの反応は鈍いので、ライダーが積極的に動く必要があるということです。つまり、マイルドなセッティングが逆にライダーには疲れやすいという場合もあるのでご注意下さい。オフロードバイク用品のことならダートバイクプラスへ!ダートバイクプラスではオフロードバイク用品を数多く取り揃えております。ブルーライトニングレーシング製i-conⅢなどのインジェクションコントローラーも在庫しております。もちろん取り付けもお任せください。

    もっと読む
  • 【攻略】鈴木健二選手によるWEX/JNCC神立解説

    7月24日にWEX、8月7日にはJNCCが開催される神立スノーリゾート。前回エルツベルグ参戦の記事を寄稿頂いた鈴木健二カントクより、攻略方法の解説を頂きました!JNCC神立参加される方へ。こんにちは鈴木健二です。JNCC神立ラウンドですが、まず駐車場は、アスファルトでトイレはクラブハウスの中だけですが綺麗です。コースは、そこから500メーター位登ったところがスタート位置になります。昨年は気温が高く熱中症にやられた方がかなりいましたのでスタート前から熱中症対策は充分にお願いします。※熱中症予防には、競技中に失われる水分、塩分を補給することが大切です。何らかのドリンクシステムを装備しておくのが吉です。[card_p : product_id=32656][card_p : product_id=32213]<コースについて>コースですが、ゲレンデコースなのでスピードコースです。セクション的には、あまり難しく無いですがガレの緩い上が前半にあります。弾かれるのでスピード出せる方は弾かれて転倒する可能性があります。怖くてスピード出せ無い方は、やっぱり弾かれて前に進むのが大変です、どちらも弾かれるんかい(^^;その他は笹を飼った後の登りが滑って上がりずらいのと笹キャンバーも下に落ちやすいから上側を目指して走ってね。後注意点は土の滑るキャンバーと水切りが多いから注意です。COMPCOMPに関しては、笹を飼った後の激坂これかなり手強いです。コース下見で私3回、DB2回滑って転けましたから(^^;バイクで走るとその笹がブレーキで集まりギャップになりそれで跳ねられるし止まらない。ほんと注意です。あとその前の尾根は、徐行区間があり追い抜き禁止区間があります。左右に落ちらはサヨナラ区間なので注意して下さい。コースは、こんなところかな?<セッティングについて>バイクのセットは、タイヤ晴れなら柔らかいタイヤは、あまり必要無いかな。雨だったら、登り登らないから絶対マディータイヤを選択して下さい。[card_p : product_id=32868]サスは、キャップが多いのと溝切りがでかいので少し硬めがいいかな?私は、どこでも一度合わせたら一緒ですが^ ^スピードが出るのでチューブはヘビーチューブ以上でムースおすすめします。ムースは、柔らかいムースね!あとラジエーターに笹、草が詰まってオーバーヒート起こす可能性があるのでツインエアーのラジエーターネットあるといいかもです。[card_p : product_id=17893]最後に後は無理せず怪我しないように楽しむ事が1番大事です。 暑い夏のレース熱中症に注意して楽しく走りましょう(^^)以上、ケンジ監督からの解説でした!

    もっと読む
  • 「カントク」こと鈴木健二選手のエルズベルグ参戦記

    Erzbergrodeo(エルズベルグロデオ)。 youtubeなどの動画サイト、SNSでタイムラインを流れるド派手なヒルクライムの動画など一度は見たことがあるのではないでしょうか。 コアなファンであれば、深夜に眠さに耐えながら、ライブを見る方もいらっしゃると思います。(眠気も吹き飛ぶようなシーンが次々と現れますが・・・!) オーストリアのErzberg鉱山で開催される、例年1500人以上のライダーが集結する地球上で最もタフなレースで、 とんでもない角度のヒルクライム、ツルツルに滑る林間セクション、全開で走る高速ストレート、コーナーなどバラエティに富むコースが特徴です。 そんなエルズベルグロデオに、「カントク」の愛称でおなじみ、鈴木健二選手が参戦されました。 今回参戦レポートと写真を頂きましたので、この貴重なレポートをオフロードフリークの皆さんと共有したく 鈴木健二選手のご快諾のもと、このコラムページに掲載させて頂きました。 鈴木健二選手について モトクロス国際A級、ヤマハファクトリーチームの監督を経て現在はエンデューロレースで活躍。 JNCCやJECといったレースで何度もタイトルをとり、近年はハードエンデューロにも参戦、トップ争いを繰り広げています。 2019 JEC 九州大会 恋の浦 2019 CGCハードエンデューロ選手権 奈良トライアルマウンテン 数年前からエルズベルグへの意欲を見せていたものの、2020,2021年はコロナ禍のために参戦できず。 今年ついに参戦されたカントクの、予選から決勝までのレポートをどうぞ! エルズベルグロデオ ここからは、頂いたレポートをほぼそのまま掲載させていただきます。 今回エルツベルグロディオに参戦させて頂きました。 <レース内容について> レースは、3日間で行われ初めの2日間は予選でタイムアタックで行われます。 コースは、ハイスピードと砂利のシケインのコースで砂利のセクションは石が多く私が走る番が500番だったのでかなり荒れており、サイドにある石がコース場に転がっておりなかなか大変なセクションです。 その他は逆にスピードセクションで横幅30メーターストレート5速全開で吹け切ってしまうストレートが続きます。 なかなかリスクの高いコースでした。   (画像は健二カントクより) <予選について> 予選通過は、今回1200台中500台が通過で好タイムから選びます。 1日目99位と決勝のスタート順が50台づつ並ぶのでかろうじて2列目に並べる順位でしたが、2日目の予選はタイムが伸びず結果101位と三列目になってしまいました。 100以内に2人プロロームというヒルクライム競争の中から2人予選通過になり結果103番スタートの三列目のスタートになってしまいました。   <決勝について> スタートについて 決勝は、エルツベルグの1番下のエリアからスタートします。 そこは水溜まりが多く参加者は水溜まりの少ない場所を選びがちでしたが私たちイン側のライダーの少ない場所を選び水溜まりがかなり有りましたが出れればかなり有利なのでその位置を選びました。 一列目がスタートしてコースカットが発生してしまい10分ほど遅れてのスタートになりました。 順番待ち私達の三列目のスタートの順番になりました。 ブラックを振るオーガナイザーがブラックを拾い上げるのが合図で全集中でタイミングがバッチリ合い1コーナー 2番手で周りその後その順位で走行しました。 難所と落石 第一難所で前の選手達がスタックしており、そこで順番待ちをしてると四方八方か割り込みが有りその加速では絶対上がれないスピードなのにやたら突っ込んで止まっていましたが、そのうちコース外のラインで上がるライダーが増え私もそのラインで上がりました。 そこから次にウッツ、ガレに入るのですがそのエリアがかなり長く息が上がり辛いエリアを抜けると次に柔らかい砂利の登が有りそこもスタックが多くまたコース外のラインから行き始め、かなり大渋滞が発生して上がれなかったので私もそのラインから上がりました。 そこはかなり長い登りで250ではパワーが足りなく辛い登りでしたがどうにか上がりきりチェックを受け下り始める時に私の前の選手が下りにかなり引いており、降り始めたので私もおり始めました。 するとかなり長い下りにかなりの激坂だったのですが私は問題無かったのですが前の選手が転倒しそんな所で止まれるわけなく私も転倒人間だけ滑り落ちて行きました。 そこから戻るのが急斜面と、こまかな砂利でなかなか上がれず草とかにつかまりながらやっとバイクに届きその斜面では乗る事も立つ事も出来ないので車両を引きずり下ろしてる最中に落石が有りヘルメット位の石がバウンドしながら落ちて来て私のヘルメットを直撃したそうです。 その際私は気を失い斜面を転がり落ち下で5分くらい動かなかったようでしたがレーススタッフが来た時には意識が戻りバイクを取りに行き走り出しましたが、軽い脳震盪やったのはわかったので落ち着くまで休み回復して来たので走り出しました。 走り始めると直ぐにリアブレーキが効かなくなり登りのウッツだったので少し走りましたが、やはり下りがあったら終わりなので持っていた工具でリアマスターからオイル漏れが分かりましたので六角で閉めましたが緩んでおらず、次にキャップを外しエアー抜きを試みましたがダメで、最後にリアキャリパーからオイルを抜きエアー抜きをしましたが治らず、取り敢えずウッツの中だったので難所の登りウッツを上がりきりそこでリタイア致しました。   <レースを終えて> 今回エルツベルグに参戦してこのレースは、KTMのレースで他メーカーは、あるな的なレースですが海外メーカーのトップの選手が集まりかなり攻めて走るし他メーカーの選手、スタッフも大会を盛り上げていく感じが見えました。 大会側も他メーカーのライダーを歓迎し記者会見やTVなどにも出演させ盛り上げてました。 その他選手達は、半分以上お祭りで参加しており、予選を走るのはそれだけで満足で夜中までパーティーしているそうです。 一般の方達はこの3日をフルに楽しんでいるレースでした。   私は、エンデューロを始めアメリカのGNCC.世界選抜ISDE.今回のエルツベルグロディオと参加いたしました。 GNCCは.参加型ですが各メーカートップライダーをサポートしトップは世界でも優秀なライダーがUSファクトリーとしてメーカーも契約してプロモーションに繋げるレースです。 ISDEは.世界各国から代表選手を国代表として4名送り出しその他選手は、クラブチームとして1チーム3名で組みレースに参加します。 ISDEは6日間1日250キロ以上走るレースですがその中にテストコースが一日6箇所以上テストがあり基本そのタイムで競い合うのですが、ルートが難所とマシントラブルで時間通りに走らないとペナルティーがつくのでかなり過酷なレースでした。 エルツベルグロディオは、 他のレースに比べ参加者はかなり緩いライダーが参加してますが、レースを真剣に取り組んでいるライダーは、1番走りに順応出来るスキルのある選手の固まりがハードエンデューロだと思いました。 この経験を今後のエンデューロ、オフロード普及に繋がるよう頑張っていきます。 今回は、エルツベルグロディオに参戦させて頂きありがとうございました。 以上、鈴木健二選手のレースレポートでした。 今回の参戦車両 各所にZETAパーツを取り入れたスペシャルマシンで参戦。 レバー回り ZETA ピボットパーチFP、レースグリップを使用。レースグリップはレバーと鑑賞する部分をカット。 エンデューロ/モトクロスシーンでよく見かける定番モディファイ。 [card_p : product_id=3315] [card_p : product_id=15996] ハンドル ハンドルはZETA SX3バーをセレクト。 [card_p : product_id=3301] ブレーキペダル ブレーキペダルはZETA トリガーブレーキペダルをセレクト。 [card_p : product_id=21389] ハンドガード ハンドガードは樹脂製のZETA アントラーハンドガードで、ハンドルのしなりを生かす。 [card_p : product_id=26822]

    もっと読む
  • 齋藤 祐太朗選手にきいてみた!WEX朽木のおすすめタイヤ

    こんばんは!オンラインストア担当の鈴木です。WEXウェスト 朽木(くつき)スキーリゾートラウンドが迫ってきましたね!自分も何度か参加していますが、気持ちのよい登りとキャンバー、たくさんのギャラリーが印象に残っています。個人的に他のラウンドと比較しても走りやすく、とっつきやすいコースではないかな~?と思っています。入門者から中級車までを対象にしたレース「WEX」は、はじめてのレースにもおススメです。2022年WEXウェスト第4戦、朽木スキーリゾートラウンドのエントリー締切は週明けの4月18日まで!まだ間に合いますよ~。ちなみに、朽木のお土産は鯖寿司がおすすめですよ~。WEX朽木のおすすめタイヤさて本題です!JNCC/WEXに出場する際に、一番迷う事の中の一つに・・・・「タイヤ選び」があるのでは無いでしょうか。そんな悩ましい問題について、JNCC AA1クラスで活躍する齋藤 祐太朗選手(宗七音響 Wise Beta Team)に話を伺ってみました。齋藤 祐太朗選手とはJEC国際A級、JNCC AA1クラスの第一線で活躍するエンデューロライダー。宗七音響Wise Beta Racingに所属し、BETA RR2T250を駆る。2018年にJEC(MFJ全日本エンデューロ選手権)国際B級年間ランキング2位、2021年国際A級クラス7位。2022年はJNCC(全日本クロスカントリー選手権)をメインレースに参戦。ブリヂストン(BRIDGESTONE)の営業マンでもあり、普段はバイク屋さんに営業へ。レースの日には自社タイヤを使用して走る(しかもトップライダー)という、大変タイヤ事情について詳しい方でもあります。facebookの参戦レポートが読み応えあり。晴れの日の場合のおススメタイヤは?ブリヂストンX31がおススメ祐太朗選手いわく、晴れの場合は前後とも「ブリヂストン BATTLECROSS X31」がおススメとのこと。担当鈴木も、そのオールラウンドさから所有するモトクロスバイクすべてにX31を履かせていますが、具体的にどんなところがおススメなのでしょうか。以下齊藤祐太朗選手よりわたくし齋藤のお薦めタイヤは、「ブリヂストン BATTLECROSS X31」です![card_p : product_id=32082]コース過去状況晴れの朽木スキー場は、”石混じりのミディアム路面”と、”草で水分を含んだソフト路面”が混在するバリエーション豊かなコースです。※WEX朽木スキー場 晴れの日 路面状況(フォトbyJNCC提供)新商品X31はクロスカントリーコースに多い、ソフト(軟質)路面からミディアム(中間)路をカバーしており、朽木スキー場を楽しく走行できるお薦めタイヤです! ※X30対比 X31ソフト路面方向に対応路面ワイド化また、朽木でのタイヤ性能としては、下記2点が挙げられます。①石混じり路面への追従性→X31は、フロント・リア共にブロックの間に“バンカー”というくぼみがあります。トレッド面の剛性が下がり、ブロックが柔らかく作動する事で、石への路面追従性が向上しています。齋藤感想;初めてX31にタイヤ交換した時、路面追従性の向上で、マシンの挙動がマイルドになり、コレ乗りやすい!はねにくい!楽!と感じました。②ソフト路面の走破力(ブロック面積の小ささ、排土制)→X30対比ブロック面積を小さくし、排土性が向上し、ソフト路面の走破性アップ。  また、バンカー採用によりブロックの接地面積は維持してミディアム路面性能も確保。   ※X30対比 X31フロント/リア パタン齋藤感想:ソフト路面とミディアム路面のグリップ感の違いが少なく、路面変化が多いコースでも安心感があります!朽木スキー場のような路面バリエーションが豊富なコースは、ライダーは常に路面に合わせて対応していかなければなりません。そんな時、ワイドレンジのタイヤ(X31)を選択すれば、“異なる路面を近しい感覚”で走行でき、ストレスフリーで疲れずに、楽しく走行できると思います!”以上祐太朗選手のコメントでした。担当鈴木は「とりあえずX31はいとけばなんとかなるでしょ」と思って常時X31をセレクトしていますが、その雰囲気で間違いなさそうです。雨の日のおススメタイヤは?フロントはブリジストンE50、リアはブリジストンX20がおススメ雨の場合は前後で違うタイヤをチョイスした祐太朗選手。具体的にどんなところがおススメなのでしょうか。以下齊藤祐太朗選手よりわたくし齋藤のお薦めタイヤは、フロント: 「ブリヂストン BATTLECROSS E50」FIM規格のエンデューロタイヤリア: 「ブリヂストン BATTLECROSS X20」軟質用モトクロスタイヤです![card_p : product_id=26504][card_p : product_id=15518]コース過去状況雨の日の朽木スキー場は、路面は柔らかく変化し、タイヤが泥つまりしやすい路面に。一方、石の存在感は薄まるイメージ。※WEX朽木スキー場 雨の日 路面状況(フォトbyJNCC提供)タイヤ選択理由① フロントE50 →石が多く、加えて軟質路面が予想されるので、オールラウンダーなEDタイヤE50を選択。石が少ない路面では、雨天時X20がお薦めです!※FIMタイヤでは、フロントタイヤは高さ制限なし。② リア X20→路面状況に合わせて、排土性の高いソフト路面(軟質)用タイヤX20を選択。 X31もソフト路面寄りにワイドレンジ化しましたが、参考写真程度のマディの場合は、 軟質専用設計タイヤの選択がお薦めです。という齊藤祐太朗選手からのコメント。FIMタイヤはフロントの高さ制限が無いんですね。知りませんでした・・・。50minではウッズ区間がほぼカットでしたからフロントE50にリアX20の組み合わせ、90/120minでは前後X20でしょうか。最後に~大会前の天気予報チェックを欠かさないように~齊藤祐太朗選手からのコメントです。”ベストタイヤは、そのコース、その時の路面状況によって変化します。大会前の天気予報チェック、コース下見での最終確認で、楽しく悩みながら、“路面”と“自分”の両方にマッチしたベストタイヤを見つけて頂ければと思います!”うーん難しい!でもとりあえず、晴れならばX31、雨の場合はE50&X20でどうにかなりそうかな?どちらも当店で常に在庫しておりますので、まだタイヤ選びにお悩みの方は、ぜひ新品タイヤでの参戦を!おすすめします![card_p : product_id=15518][card_p : product_id=26504][card_p : product_id=32082]ダートバイクプラスではこの記事でご紹介下をタイヤを常時在庫しております。店頭、オンラインストアどちらでもご購入頂けますので、ぜひご利用ください~。

    もっと読む
  • オフロードバイクをモタード化させるおすすめパーツとカスタム集!

    おすすめパーツと実例5選をご紹介!モタードとはオンロードバイク、オフロードバイクとも違う「モタード」一見するとオフロードバイクとも見間違う「モタード」っていったい何でしょう?簡単にいうと、車体は「オフロードバイク」に「オンロードバイク」のタイヤを装着したものが「モタード」です。※カスタムは無限大でブレーキ廻りやサスペンション等カスタムをすればするほどよりアスファルト走行が強化されます 。 オンロードバイクやオフロードバイクと同様に街中を走るのに適したモデルからスポーツ走行のみに着目したモデルまで様々です。 軽量な車体特性を活かしてウィリー走行やストッピーがしやすく、軽量がゆえに壊れにくいため、エクストリームスポーツの練習車としても多く取り入れられ人気です。また、競技志向な人の中ではアフターパーツの多さ、切り返しのスムーズさからジムカーナ車両としても人気です。 「モタードファッション」や「ストリートカスタム」も個性的で、人気の大きな理由です。 モタードへのおすすめカスタムパーツオンロードタイヤ装着の為に、モタードホイールホイール/タイヤ モタード化への第一歩にかかせないのがホイールです。250ccクラスのオフロードのホイールは一般的にフロント21インチのリアが19か18インチ。このままはけるオンロードタイヤは選択肢がほぼ無いことと、オンロードをがっつり攻められるいわゆる「ハイグリップタイヤ」はありません。その為タイヤの選択肢を増やす観点からも前後17インチ(16.5)へ変更するのが必須です。じゃあそもそもなんでオフ車は21/18(19)インチでモタードは17インチなの?ってのは画像にまとめてみましたが結論、タイヤが無いのと小径ホイールの方が最小で円をかけるので旋回性が良い(クイックに曲がれる)ことが全てかな?と自分は思いますおしゃれは足元から、結局ホイール前述の題目からもインチダウンは必須となるモタードホイールアスファルト重視の走行性能へ振るのはモチロンのこと、「ルックス」のためにも大きな面積を占めるため、絶対的にオススメです。カスタム方法も様々で、ダートバイクプラスでは純正ホイールハブやリムを利用して、パウダーコートによる塗装で見た目を大きく変えつつ、ホイール組み立てまで一括して施工することも可能です。もちろん多車種において車種専用設計・換装用「モタードホイールキット」もご用意しております。専用設計品のご用意が無い場合でも、完全オーダーリムでの製作が可能です。モタード化についてもぜひ当店へご相談ください。オシャレは足元からですので!足元締めれば激カッコイイバイクができあがるのです(´;ω;`)ウゥゥモタードホイール及びオンロードタイヤに変更するとタイヤの幅が広がるので付随してチェーンの変更もオススメです。勿論スプロケットもオフロード設定よりは、オンロード設定に変更することになるのでチェーンも変更しますよね。そのチェーンも見た目だけではありません。モタード向けチェーンであればワイドタイヤを履いた場合でもリアタイヤへの干渉なども極力抑えてくれるものもあります。スリム化された専用設計チェーンではチェーンガードなどとの接触抵抗や、ダートセクションでの泥の付着なども最小限に済むなど数多くのメリットがあります。もちろん幅広タイヤにしすぎないことも大事ですが、タイヤの空気圧を落としてタイヤをつぶして走行するような場面ではタイヤがチェーンラインに干渉しかねないですからね。危ないし端っこがもったいないです。あとはせっかく足回りを変更するなら見た目的にもチェーンは換装したいですね(^^♪フェンダー(外装)類の変更モタードと言えばショートフェンダーオフロードバイク程悪路を走行しないため、大きな長いフェンダーが必要ありません。長いままだと空気抵抗も増えますからね。ショートですっきりかっこよくきめましょう。  [card_p : product_id=7913]外装イメージを変更したらデカールでイメチェンするのも良いですね。(参考車両はCRF250L’21-専用品、人気につき初回販売は即完売( ゚Д゚))  [card_p : product_id=32661]自分だけの「モタード」を作りたくなりますね。フロントまわりがスッキリしたら一緒にスッキリしたいリア。公道走行車両(ナンバー付き車両)の場合、DRCフェンダーエリミネータ・モトエッジテールライトキット等で後ろ姿もスッキリしましょう。  [card_p : product_id=7926](参考車両はWR250R/X) これまたマストなハンドル・ハンドガード見た目だけじゃないぞ!やっぱり変えたいハンドルまわり。トレールバイクであれば多くの車両がスチール製のハンドルを採用しているためアスファルトで転倒すると、簡単に曲がってしまいます。一方で社外ハンドルバーはアルミ製で軽量・かつスチール製に比べ強度も高く変更することはマストと言っても過言ではありません。オフ乗りするのか、オン乗りするのか、車体バランスは好みにあっているのか、選ぶ方法も正解はひとつではありませんので本記事もご参考にドウゾ。また、併せてチョイスしたいハンドガード。オフロードの柔らかい路面と比較してアスファルトでの転倒はハンドルまわりに甚大な被害をもたらします。できることなら最小限で押さえたいのであらかじめ「ハンドガード」でハンドルまわりをガードしましょう。 [card_p : product_id=15528]ならガードバンパー付きで転倒時スライダーのような役割で対アスファルトではすぐに削れてしまうアルミバンパー部分の削れを予防してくれます。かつ、ガード本体とバーエンドアダプターがはめあい構造のため ハンドガードへ衝撃をうけた際にもハンドガードの回転によるズレを防ぎ、ハンドルまわりのトラブルを最小限に抑えます。競技走行では前転したり、真横に転んだり、あらゆる方向から車体を投げ出してしまうため、ハンドルまわりへのトラブルはつきものです。未然に防げるトラブルは、ハンドル・ハンドガードの合わせ技で防ぎ、カスタム欲も車両を守りたい魂もガッチリガードしたいですね。車体の味付けを変更するサスペンション等 オフロードバイクのサスペンションは一般的に大ストローク、やわらかめな事が多いのに対してモタードではそのほとんどを「オンロード」舗装路面を走行することが多いため よりオンロード向けに硬いセッティングに変更する事が多いです。 味付けは好みではありますので、車体や車両の使用用途(1人や2人乗り、ツーリングからスポーツ走行まで)でも変わってきます。元ある車両から変更したホイールを組むのですから、理想の車体・走行バランスを得るのにフロントの突き出し量を変更したりリバルビングしたりサスペンション特性自体を変更する等方法は様々です。(車種専用)トリプルクランプキットハンドルまわりを変更したら考えたいのがトリプルクランプキット。軽量化はもちろんのことハンドルバークランプが1ピースなので剛性がUP=転倒してもハンドルが捩れ難い◎フォークの取り付け構造も強固なためサスペンションの動きを妨げにくく、モタード(オンロード走行)にとって大切な路面情報をより、ダイレクトなハンドリングからえられます◎車種によってはモタード特化タイプもあります。小話<忘れがちなメンテナンススタンド最後にわすれちゃいけません。最低地上高が変わるのでメンテナンススタンドの高さが変わることもあります!  [card_p : product_id=31886]なら、最低地上高210mm~330㎜まで対応します。ダートバイクプラスでモタード化されたオフロードバイク7選ホンダ CRF250Lブログにてご紹介しております!⇒コチラホンダ XR250ブログにてご紹介しております!⇒コチラヤマハ DT230ランツァブログにてご紹介しております!⇒コチラカワサキ Dトラッカーブログにてご紹介しております!⇒コチラヤマハ WR250Rもちろんできます!Xじゃないけどモタードした~い!そんな方もぜひご相談ください!モタードカスタムもファッションも!ダートバイクプラスへおまかせください♪

    もっと読む
  • スマホの充電を極める!バイク用USB充電器の選びかたを徹底解説

    スマホや電子機器の充電に悩める人類の皆様こんにちは。充電神の寺尾です。今日はスマホの充電について解説していきましょう。充電器を語る前にスマホの解説スマホの充電でまず意識したいのは、お手持ちのスマホがiphoneか、アンドロイドか?という点。iphoneはご存じLightning端子というものを採用しています。多分今後も2年くらいはLightningは続くだろうと言われていますが、とにかくiphoneと言えばLightningです。一方のアンドロイドスマホは、3年くらい前のモデルからほとんどのモデルがUSB-TypeCという規格を使用しています。俗にUSB-C端子って呼びます。使用する充電器がType-A(普通のUSB端子)の差し込み口であれば、充電ケーブルをそれぞれLightning、またはUSB-Cのモノを用意すればOKです。お使いのスマホに合わせてご用意下さい。しかし、デイトナの充電器では差し込み口を廃した直接充電出来るタイプも出ているので、こちらを選択する際には、購入前に端子の確認をしましょう。充電スピードは早い方が良い次に確認すべきは充電出力です。出力が高ければ充電スピードは上がるので、出先で写真を沢山撮ったりしてバッテリー残量が少なくなっても素早い回復が可能です。各充電器には、必ず充電出力が記載されているので、ここをチェックして選びましょう。アンペアなのかワットなのか。表記の罠ただ、ここで引っかかる要素が。充電器を選んでいると、おかしな点に気づくはずです。出力の表記がA(アンペア)表記とW(ワット)表記が混在しているのです。これではイマイチ比較が難しいですね・・・。でも、計算すれば簡単です。例えばこちらの充電器の場合、5Vの2.1Aと記載されていますね。これを掛ければW表記として比較できます。つまり5×2.1で10.5Wということ。因みに10.5Wと言うのはバイク用充電器としては標準的な出力。つまり普通の充電スピードです。因みに、少し前までiphone付属していた充電コンセントは5Wです。これは今時の充電器としてはかなり遅めだったりします。20Wなどの急速充電器に変えるとビックリするほど充電が早くなりますよ。最近のスマホは急速充電対応最近のトレンドとしては、このように18Wという高出力の充電が可能なものもあります。iphoneであればiphone8以降のモデルが。androidではType-C端子でPD対応と言うモデルであればこの急速充電に対応しているので、スピーディーなバッテリー回復が可能です。(Power deliveryと言うのはUSB-Cの中でも急速給電に対応した規格)せっかく充電器を装着するなら充電速度は早い方が良いですよね。旅先でスマホのバッテリー残量が少ないときほど心細いことはありません・・・具体的な充電器の選びかたここからは、貴方のバイクと使い方に合った充電器を具体的にどう選ぶか?というお話に入りましょう。これまで解説したポイントは、お使いのスマホがiphoneかandloidかの確認。そして充電出力=充電スピードの二つ。では、次に考えるべきはなにか?それは、取り付けスペースや収まりの良さ。近年のバイクのハンドル周りはスマホのホルダーやカメラマウントなどでハンドルの空きスペースを圧迫しがち。充電器も、取り付けるスペースがあるか?邪魔にならないか?という点を考慮する必要があります。ド定番の充電器[card_p : product_id=29141][card_p : product_id=24585]例えばデイトナの一番スタンダードな充電器であるコチラ。インシュロックで縛るだけの簡単固定なので、スペースさえあればハンドルのどこにでも取り付け出来る点が便利です。2Pタイプも用意されているので、スマホとカメラの同時充電なども可能。ただ、固定方法の都合上、取って付けたような見た目にはなりやすいですね。省スペース化に優しい[card_p : product_id=27567][card_p : product_id=30677][card_p : product_id=27566]次に紹介するのは見た目がスマートな横幅を押さえたスリム仕様。左の集中スイッチに並ぶ形で配置出来るので、スペースを最小限に抑えることが出来ます。USB-Cの差込口でコンパクトに[card_p : product_id=30674]続いて紹介するのは差し込み口がUSB-Cを採用した充電器。通常のType-A端子に比べコンパクトに出来るので、取って付けた感が抑えられますし裏・表の区別もUSB-Cには無いので挿し間違いもありません。充電と同時に電圧も管理したい[card_p : product_id=30624][card_p : product_id=30623]こちらは充電器と電圧計を一体化させたタイプ。充電器とグリップヒーターなど、電力消費の大きな機器を複数装備するために電圧の管理もしたいという方も多いかと思います。充電器として使用しない場合であってもバッテリー管理が出来るので単独で電圧計を付けるくらいであれば、こちらを選択するのもアリでしょう。煩わしいケーブルを廃したワイヤレス充電[card_p : product_id=30680]対応するスマホは限られますが、最も便利かもしれないのがコチラ。Qi(チー)と呼ばれるワイヤレス充電タイプです。スマホホルダーに固定して使用するため、充電器とスマホホルダーの設置スペースを一体化出来ますし、充電ケーブルの抜き差しも、iphoneとアンドロイドの区別も必要ありません。ケーブルの抜き差しをしなくて良いというのはコンビニ休憩などで大変便利です。iphoneシリーズではiphone8以降のモデルが、アンドロイドでは一部のモデルがワイヤレス充電に対応しているのでこれを活用しない手はありません。充電スピードも15Wと、中々のスピードです。充電器とケーブルを一体化[card_p : product_id=30675][card_p : product_id=30676]省スペース化のアイディアは他にもあり、こちらは充電器とUSBケーブルを一体化させてしまおうという発想で作られた充電器です。バイク用として使いやすいL型の端子で、かつケーブル長もバイク用として最適化されているので一般的なケーブルよりも断然使いやすく出来ています。ただし、ケーブルの切り替えが出来ないため、iphoneとアンドロイドのどちらか一方のみに対応します。購入時に間違えないよう注意して下さいね。結局どれを選べばいいんだいこのように、充電器にはデイトナの中だけでも沢山の種類がラインナップされています。それぞれに出力の違いやコンパクト化へのアプローチが異なるため、好みにあったものを見つけてください。筆者のオススメはワイヤレス充電タイプです。ケーブルの抜き差しが不要なのはとても便利ですよ。デイトナの用意している充電器の特性一覧表を掲載しますので、コチラを参考にして頂くと選びやすいかと思います。(クリックで拡大します)バイク用USB充電器のことならダートバイクプラスへ!!ダートバイクプラスではこの記事でご紹介したUSB充電器を数多く取り揃えております。ガジェットに強いスタッフが常駐しておりますので、わからないことがあればお気軽にお問合せ下さいね。

    もっと読む
  • オフロードとオンロードの良いとこどり!?「モタード」とは

    オフロードバイクとオンロードを合体させたモタードとは 「オンロードバイク」とは ひとくちにいってもバイクを乗る目的や用途に合わせてさまざまなタイプのバイクが販売されています。働くバイクからサーキット走行をするタイプまでそれはもう様々です。オンロードバイクもオフロードバイクもビジネスバイクもどんなところだって走れますので本記事は「路面」に着目して進めて行きたいと思います。オンロードバイクのイメージしやすい例を挙げると在りし日に皆さんが通われた「自動車学校」で多く取り入れられるネイキッドモデルでは、アスファルトやコンクリートで舗装された路面を走行することに適しています。その他にも重心が低く、安定感を得やすい。シート高も低く足つきが良いものが多いクルーザータイプや重心が高く、その名の通りスポーツ走行をするのに特化したスポーツモデル等があります。これらはアスファルトやコンクリート上を走行することを主戦場としたモデルです。「オフロードバイク」とはずばり名の通り「オフロード」と呼ばれる山間部や野山等未舗装路を走るのに特化したタイプです。つまり一般公道のようにアスファルトやコンクリートで舗装されていない路面に対応しうる性能をもった車両です。オフロードバイクの主戦場はオフロードコースや、砂利道、木々あるいは土で起伏した路面であり、オンロードバイクでは走行が困難な路面でもオフロードバイクなら走破する事が可能です。「オフロード/未舗装路」の特徴は固く締まった路面や砂浜のように流れる路面まで様々です。「オンロード」では想定されない、「路面状況の変化」がみられる事もオフロードの特徴であり、他車の走行によってできた轍や、天候による砂泥の流れ、倒木や瓦礫等一般公道では体験し得ないそういった路面を走行するのに適したバイクを総称して「オフロードバイク」といいます。オンロードバイクと同様にオフロード向けのタイプも様々で、大型のスクリーンを備えて高速巡航することにも順応したアドベンチャータイプからピュアスポーツを楽しむことに特化したいわゆる「オフロードレーサー」タイプまで様々です。 「モタード」とは 前述のオンロードバイク、オフロードタイプとも違う「モタード」一見するとオフロードバイクとも見間違う「モタード」っていったい何でしょう?簡単にいうと、車体は「オフロードバイク」に「オンロードバイク」のタイヤを装着したものが「モタード」です。※カスタムは無限大でブレーキ廻りやサスペンション等をカスタムすればするほどよりアスファルト走行が強化されますこちらもオンロードバイクやオフロードバイクと同様に街中を走るのに適したモデルからスポーツ走行のみに着目したモデルまで様々です。モタードの原点はレースに有りモタードバイクの始まり歴史は古く時は1979年スーパーバイカーズという名称で親しまれ、ロードレースとダートトラックレース、モトクロスの特徴を1つのサーキットに取り入れてレースしちゃおう!というのが事の始まりの様です。その後ヨーロッパに渡り名だたるロードレース、モトクロス、エンデューロ出身のライダー達によって競われ繁栄していったのがモタードの歴史です。発足当初こそタイヤも前後19インチのダートトラック用タイヤであったものの、経年とともにヨーロッパでは基となる車両がほぼモトクロッサーのみとなり、前後17インチ程の小径ホイールにオンロード用タイヤを履かせたものが主流となった。以上が現在のモタードバイクの基板となったと考えられています。日本では「全日本スーパーモト選手権シリーズ」がモタードバイクのレースSUPERMOTO JAPAN https://supermotojapan.com MFJアーカイブ スーパーモタードとは? https://archive.mfj.or.jp/user/contents/motor_sports_info/rece_knowledge/motard.html 「スーパーモタードとは、舗装されたアスファルト部分と一部のジャンプなどがある未舗装のダートを入り混ぜたコースで行われるスピード競技で、ロードレース、モトクロス、ダートトラックなど、様々な種目のライダーが参加して誰が一番速いかを決める異種格闘技のような競技です。もともとヨーロッパやアメリカで人気が高まり、その後日本にも伝わって、徐々に人気が高まりつつあります。タイトなコーナーやダート面を、スライドやジャンプを駆使していかにして攻略していくか、ライダーのテクニックにも注目です。車両さながらライダーの装備もモトクロス用ヘルメットにゴーグル、レーシングスーツ着用とこちらもオンロードとオフロードが入り混じった特徴ある装備を身にまとっているところも面白いですね。引用:MFJアーカイブ「スーパーモタードとは?」より記述している2022年現在の全日本スーパーモト選手権においてもロードレーサーであり、DIRTFREAKプレゼンツ「ヨツバモト WOOF」[card_p : product_id=31700]のプロモーションライダーである日浦大治朗選手やアジアスーパーモト選手権出場経験のある新井誠選手など、昨今の全日本スーパーモト選手権においても異種格闘戦でみどころたっぷりです!!!!!筆者はテクニクスライダーの吉田雄一選手の走りが大好きで全日本スーパーモトにすっかりはまってしまいましたがモタードのレースは見渡せるコースレイアウトが多く、一日でアスファルト上セクションも、オフロード区間も、ジャンプやスライドも見られて大興奮間違いなしです。ぜひ観戦してほしいモータースポーツのひとつです。 [モタードのメリット]オンロード・オフロードどちらでも走行可能オンロードをスポーツバイクで走行すると湧き上がるパワーと速度、アスファルトにタイヤを刻み付ける感覚に夢中になります。オフロードでは難しい路面をいかに上手に、速く走れるか、上手に飛べるか、課題がたくさんで楽しいです。その「オンロード」と「オフロード」の両区間を楽しく軽快に走れる事こそモタードバイクのメリットと言えます。筆者もWR250Xで過去にモタードレースをかじり、大変ドハマリしました。モタードではアスファルト路面も文句無く走行可能で、オフロード区間でも軽い車体で飛んだり駆け回れます。大型のロードバイクとくらべ切り返しや旋回性も抜群でオフロードバイクを元とした車体のメリットが存分に引き出されていました。転倒による破損に強いオンロードバイクでは1度のクラッシュで高額な修理費用が必要なのに対し、モタード車両は軽量な甲斐もあってよほどのことが無いと修理を必要としないのも特徴です。オンロードバイクと比べて軽量な分車体の引き起こしも簡単です。大事なことなのでもうひとつ。これは筆者の完全なる主観ですが、モタード車両やモタード装備が「カッコいい」のも大きな魅力です。モタード向け走行会や練習競技会が様々お住まいの県にもよりますが、モタードの敷居は低く各種練習会や走行会が比較的多いのもうれしいメリット。トップ選手が草レースに参加していたり、走行会で直接指導してくれる機会にも恵まれており、車両さえ用意できれば始めるのは簡単です。公道走行可能な車両であれば、ツーリングや街乗りにも気軽に乗り出せるのも魅力的ですね。[モタードのデメリット]シート高が高いなんといってもこれにつきます。オフロードバイクの様な車両特性なので、オンロードバイクに比べるとシート高が高いものが多いです。サーキットを走る分には問題ありませんがダート区間の多いコースでの再スタートでは大層しんどいです。またオフロードバイク特有の硬いシートが多く、ロングツーリングは純正シートではなかなか過酷です。タイヤや走行費用が高額スポーツ走行(サーキット走行)を楽しもうと思うと見逃せないのがタイヤの性質や残量。オフロードタイヤと比較するとオンロード(モタード)向けタイヤは値が張ります。ダート区間ありのサーキット走行枠がある場所も限られるかつサーキットの走行枠は高額であるのが難点です。おすすめのモタードバイクWR250X ヤマハ買ってそのままモタードが楽しめる、YZF R-1のオフロード版とも言える平成の名車。カスタムパーツも豊富で、そのままの車両でも十分戦えます。草レースではDRZ400SMに勝てる車両として大人気を博したほどのスピードを持っています。DRZ400 スズキ2stモトクロッサーRM250の4st版として作られた経緯のこちらの車両油断すると捲れ上がってしまいそうなドカッとパワーの出るバイクです。シートも薄くて硬くて木馬の様と例えられることも。オフロードバイクをモダートへカスタムすることも可能一見するとオフロードバイクのようなモタード。さまざまなオフロードバイクをカスタムすることでモタード車両とすることも可能です。様々なアフターパーツメーカーが、モタード化するにあたって必要なパーツを販売しています。車両やどこまでモタード化するかにもよりますが、換装用17インチホイールやリム・スポークから外装、モタード向けベンドのハンドルやスライダー付きのフットペグやハンドガード等種類も様々です。強力なブレーキングに必要なブレーキ廻りパーツ、アスファルト路面での転倒ダメージを軽減するスライダーやガードパーツ等もあります。[card_p : product_id=15528][card_p : product_id=7913][card_p : product_id=21159][card_p : product_id=22266]モタードやバイクのカスタムならダートバイクプラス!ダートバイクプラスでは、モタードに関するご相談も承っております。[card_p : product_id=3002]17インチホイール化へのご相談もおまかせください。そのほかにもパーツやカスタムだけでなく、モタード参戦のあれやこれからモタードファッションまで、ダートバイクプラススタッフへぜひご相談ください♪

    もっと読む

<

ページトップへ